ママ&パパ目線でしっかりチェック!
ママ&パパ目線でしっかりチェック! 初めてのビデオカメラの選び方&カタログ

どれ買う? 予算5万円で選ぶ“ママが使いやすいビデオカメラ”

今やスマホで簡単に動画撮影ができますが、子どもの成長記録はやはり専用のムービーカメラでしっかり残したい。でも、重かったり大きかったり、多機能すぎて操作が複雑だと、いい映像が撮れるとわかっていても、あやこれやとやらなければならないことが多いママにとって無用の長物になりかねません。そこでここでは、初めてビデオカメラを選ぶママのために、携帯性や操作性を重視した“ママが使いやすいビデオカメラ”を5万円以内の予算でピックアップ。ぜひ、製品選びにお役立てください。

ムービーカメラは、スマホよりココがスゴい!

スマホでの動画撮影が当たり前になっても専用ムービーカメラが根強く人気なのは、大切な成長記録を残すに相応しい機能を備えているから。ムービーカメラがスマホ撮影より凄いというポイントを、トレンドとともに紹介しておきましょう。

大きく、キレイに撮れる
ほとんどのムービーカメラは、スマホはもとより一般的なコンパクトデジタルカメラを超える高倍率のズームレンズを搭載。発表会や運動会などあまり近づけない場面でも、子供の表情をバッチリ捉えられるので、感情や雰囲気をも残すことができます。さらに、キレイに撮影できるのもポイント。地上デジタル放送やブルーレイと同じハイビジョン画質で記録できたり、近年は手ブレ補正機能が大幅に強化され画質を損うことなくブレの少ない見やすい映像を容易に残せるようになっています。また、シーンに応じて自動で最適な設定に調整してくれる「オート撮影」も進化。薄暗い室内での赤ちゃんも炎天下の運動会でも、撮影ボタンを押すだけでキレイに撮れてしまうのは魅力ですね。

高画質で長時間録画可能
数秒から数分程度の撮影ならスマホでもいいですが、入学式や学芸会など大事なシーンではそうはいきません。最近のムービーカメラは内蔵メモリーへの録画が主流で、容量は32GB程度が標準的。高画質モードでも3時間程度の撮影が可能なので、発表会や運動会などの行事はもちろん、1〜2泊の家族旅行も問題ないでしょう。もっと長い時間録画したい場合も、市販のメモリーカードを追加すればOK。

手軽にしっかり残せる
録画と同様に大切なのが、きちんと残す作業。成長記録の場合は特に紛失しないよう管理したい。ムービーカメラなら、撮った映像をブルーレイレコーダーに残したり、ブルーレイディスクに保存することも容易に行えます。

5万円以下で選ぶ「ママが使いやすいビデオカメラ」

赤ちゃんの成長日記にぴったり「ベビーモード」搭載
キヤノン「iVIS HF R700」

サイズ:53(幅)×58(高さ)×116(奥行)mm、重量:約305g(バッテリー含む)、動画有効画素数:207万画素、内蔵メモリー容量:なし、記録メディア:SDXC/SDHC/SD、光学ズーム:32倍、焦点距離:39〜1,232mm/35mm判換算)、手振れ補正:光学+電子式、Wi-Fi:なし、オート撮影(シーン検出):○

「iVIS HF R700」の最大の特徴は、赤ちゃんの成長記録を映像で残すことに特化した「ベビーモード」。赤ちゃんの誕生日を登録(3人まで)するだけで、生後日数を自動算出し、映像に「生後日数スタンプ」を貼り付けることができるほか、「身長・体重スタンプ」の貼り付けも可能です。楽しくカンタンな毎日撮りで、何度でも見たくなるかわいい成長記録が残せます。さらにこれらの映像は専用の「ベビーアルバム」に時系列で自動保存。日記のように子どもの成長を記録した映像を手軽に振り返ることができるので、動画編集や管理が苦手でも“撮りっ放し”を防げますね。

また、よく動く赤ちゃんや幼児の撮影に便利なのが「プレREC」機能。録画ボタンを押す3秒前から記録して決定的な瞬間を逃さないので、“初めての〜”といった決定的瞬間も逃しにくい。ベビーモードではつねにこの機能が働いています。赤ちゃんの成長記録にピッタリのユニークなモデルですね。ちなみに、メモリーは内蔵していないので、別売りのメモリーカードが必要となります。

防水&防塵、落下も安心! アウトドア派に最適の1台
JVC「GZ-RX600」

サイズ:60(幅)×60(高さ)×127(奥行)mm、重量:約295g(バッテリー含)、動画有効画素数:229万画素、内蔵メモリー容量:64GB、記録メディア:SDXC/SDHC/SD、光学ズーム:40倍、焦点距離:40〜1,990mm/35mm判換算)、手振れ補正:電子式、Wi-Fi:○、オート撮影(シーン検出):○

最大の魅力は、JIS防水保護等級8級(IPX8)相当の防水性能。これは約30分間、水深5mの水槽(常温の水道水)の底に放置しても、本体内部に浸水せずビデオカメラとしての性能を保てるという本格的なもの。ほかにも、防塵、耐衝撃、耐低温など、アウトドア派の家族にうってつけのタフ機能満載。また、“連続撮影約5時間”を実現する大容量バッテリーや、64GBの大容量内蔵メモリー、手袋をしたままでも押しやすいシーソー式ボタンの搭載など、季節や場所を問わず、アウトドアアクティビティーの思い出を存分に残すことができるでしょう。

超軽量195gで持ち運び楽々! バッグに入れても気にならない!
JVC「GZ-E155」

サイズ:50(幅)×57(高さ)×116(奥行)mm、重量:約195g(バッテリー含)、動画有効画素数:229万画素、内蔵メモリー容量:8GB、記録メディア:SDXC/SDHC/SD、光学ズーム:40倍(40〜1,992mm)、手振れ補正:電子式、Wi-Fi:なし、オート撮影(シーン検出):○

光学40倍ズームという高倍率モデルながら、195gの軽量ボディを実現した「GZ-E155」。サイズもコンパクトで何かと荷物の多いママも、これならいつも携帯したくなってしまいそう。そのほか、248のシーンから最適な設定を検出して撮影するオート撮影機能や、USB接続でのブルーレイレコーダーへのダビング機能など、小さくても必要十分な機能を備えています。シンプルでコンパクトなお手軽モデルを探しているなら、うってつけの1台。

撮る時も撮った後も、とにかく「おまかせ」したいなら!
ソニー「HDR-CX485」

サイズ:57(幅)×60(高さ)×129(奥行)mm、重量:約250g(バッテリー含)、動画有効画素数:229万画素、内蔵メモリー容量:32GB、記録メディア:マイクロSD/SDHC/SDXC、光学ズーム:30倍、焦点距離:27〜804mm/35mm判換算)、手振れ補正:光学式、Wi-Fi:○、オート撮影(シーン検出):○

被写体にカメラを向ければ、「顔」「シーン」「揺れ」「屋内・屋外」に加え、「風のノイズ」の5つの要素からシーンを認識し、180通りの組み合わせから最適な設定を自動検出するオート撮影機能が魅力。さらに、AF枠を細分化することで、高速・高精度なピントを合わせができる「ファストインテリジェントAF」機能により、大事な一瞬を逃さず、美しく残すことができるというわけ。

そのほか、撮った映像から特徴のあるシーンを自動検出して1本の作品に仕上げてくれる「ハイライトムービーメーカー」がユニーク。任意のシーンを「ハイライトボタン」で選択したり、音楽(あらかじめ用意)に合わせて仕上げることも可能。動画編集が苦手なユーザーの強い味方となるでしょう。編集された映像作品は、Wi-Fi機能を使って簡単にスマホに転送可能。YouTubeなどのSNSコンテンツにアップして手軽に見せることもできます。

「ワイプ撮り」でパパ、ママの表情も一緒に撮影!
パナソニック「HC-W580M」 

サイズ:60(幅)×62(高さ)×129(奥行)mm、重量:約309g(バッテリー含)、動画有効画素数:220万画素、内蔵メモリー容量:32GB、記録メディア:SDXC/SDHC/SD、光学ズーム:50倍、焦点距離:28〜1,740mm/35mm判換算)、手振れ補正:光学式、Wi-Fi:○、オート撮影(シーン検出):○

パナソニックが誇るユニーク機能が、サブカメラを搭載しての「ワイプ撮り」。メインの画面に、小さなフレームで撮影者の表情や周辺の状況も同時に収めることもできるので、被写体の子供だけでなく、家族のようすも残すことができます。

また、Wi-Fi機能搭載で最大3台までのスマホと接続可能。スマホで撮影したそれぞれの映像をHC-W580Mで見ることができるので、友達と楽しさを共有できるだけでなく、見守り用途にも使えます。さらに、同社のブルーレイレコーダー「DIGA」シリーズと組み合わせれば、撮影データをUSB接続で手軽にダビング可能。光学ズーム50倍+回転軸・左右・上下・縦回転・水平回転の5軸方向の手ブレを自動補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」機能など、あらゆるシーンで使えるパーフェクトな1台といえるでしょう。

お手頃価格ながら充実した基本機能
パナソニック「HC-V480M」

サイズ:53(幅)×59(高さ)×121(奥行)mm、重量:約256g(バッテリー含)、動画有効画素数:220万画素、内蔵メモリー容量:32GB、記録メディア:SDXC/SDHC/SD、光学ズーム:50倍、焦点距離:28〜1,740mm/35mm判換算)、手振れ補正:光学式、Wi-Fi:なし、オート撮影(シーン検出):○

ワイプ機能はないものの、広角&高倍率光学ズーム機能、そして「5軸ハイブリッド手ブレ補正」、32GBのメモリー容量など、基本スペックは上位モデルのHC-W580M並に充実。それでいて3万円台という価格はかなり魅力的だといえるでしょう。同社の「DIGA」と組み合わせると、撮影データをUSB接続で手軽にダビングできる点も上位モデルと同じ。

おまけ 「子供の年齢別で考える“あったらいいな”機能」

「成長記録」という目的は同じでも、子どもの年齢によってビデオカメラの使い方は変わってきます。ここでは、そんな変化にともなった“あったらいいな”という機能をまとめてみました。ご参考までに。

赤ちゃんを撮影するなら
Wi-Fiを利用した「見守り機能」に注目。室内での撮影が多いはずなので、部屋のようすまで収められる広角タイプが便利。スペック表には、焦点距離として35mm判換算の数値が「○mm」で記載されており、数値が小さいほどより広い範囲が写せることになります。28〜40mm程度と製品によって差がありますが、目安として、28mm程度なら見た目の感じに近い画角で撮影することができます。

幼稚園児〜小学生を撮影するなら
運動会や発表会、家族旅行など、ムービーカメラが最も活躍する時期。ここで頼りになるのが高倍率ズーム機能。ズームには電子式と光学式があり、電子式は倍率を上げると画質が劣化しますが、光学ズームはレンズの力のみで拡大するので画質が劣化しません。なお、ズーム(望遠)撮影では手ブレの影響も大きくなるので、手振れ補正機能は重要。補正機能の性能はメーカーによって差異があるので要チェック。

中学生〜高校生を撮影するなら
この年頃は、学校行事であからさまに家族に撮影されるのを嫌がるケースも。そんな時は、家族旅行でのアクティビティーを狙いましょう。そこで注目したいのが、防水、防塵、耐落下といったタフ性能。水際での撮影はもちろん、山登りやキャンプ、そして、突然の雨にも安心です。また、タフ性能が高ければ破損の心配も減るので、子どもに持たせてあげてもいいかもしれませんね。この年齢なら、自分でも撮影できますから。

さいごに

一度購入したムービーカメラを長く使いたいなら、赤ちゃんから中学生くらいまでの幅広い期間を見越して製品選びをしたいもの。発売開始から1年以上経過した「型落ち」モデルなら、新製品と同じ価格でワンランク上の性能を持つ製品が手に入るので、あわせて検討するのもいいでしょう。

成長記録を収めたムービーは、未来の宝物。子どもが大人になって映像を見返す頃には、テレビは4Kや8Kが主流になっているはず。そう考えると、今は高価でも、投資のつもりで4K撮影ができる製品を選ぶのも一案かもしれませんね。

鴻池賢三

鴻池賢三

オーディオ・ビジュアル評論家として活躍する傍ら、スマート家電グランプリ(KGP)審査員、家電製品総合アドバイザーの肩書きを持ち、家電の賢い選び方&使いこなし術を発信中。

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