レビュー
フルハイビジョンの1.8倍という高画質を実現!長時間録画にも対応

DRV-830 テストレビュー/“超”高画質を誇るケンウッドのドライブレコーダー

「ダブルスロット」で、高解像度での長時間録画が可能なDRV-830

昨今のドライブレコーダーの高画質化によって、新たな問題となってきたのが「ファイル容量の大きさ」です。安全意識が高い方やドライブが好きな方など、こだわりのある方はもちろん、そうでない方でも、運転中の場面を見返したくなるときがあるでしょう。ですが、対応しているmicroSDカードの容量が少ないと、せっかく撮影した映像がすぐに上書きされてしまいます。

リレー録画対応の「ダブルスロット」を搭載するドライブレコーダーは、ケンウッドではDRV-830のみ。ダブルスロットそれぞれに128GBのmicroSDカードを挿入しておけば、WQHDの最高画質で録画しても21時間20分もの録画が可能です

DRV-830では、長時間の録画を可能とするために、128GBという大容量のmicroSDXCカードに対応しているうえに、「ダブルスロット」を搭載しています。たとえば、最高画質のWQHD(2,560×1,440)で録画したとしても、128GBのmicroSDXCカードが2枚あれば、最大21時間20分の録画ができるのです。これだけ長時間で録画できれば、1日ドライブを満喫したとしても映像はしっかりと残されていますので、安心できますよね。

microSDカード1枚を使ったとき(表上)と、2枚を使ったとき(表下)の解像度ごとの録画時間の目安です。解像度を落とした「HD(1280×720)」画質であれば、53時間20分もの長時間の録画が可能となります。ナンバー読み取りなど安全面を重視するのか、ドライブなど趣味に利用するのかなどのシチュエーションによって、microSDカードの容量や設定を変更します

また、DRV-830では1ファイルあたりの録画時間も、「1分」「3分」「5分」の3種類から選ぶことができます。他社のドライブレコーダーでは、30秒や1分単位でしか記録できなかったり、録画時間が選択できないなどの製品も見られます。録画時間が長ければ、ドライブや旅行などのデータを保存するときに便利ですので、録画時間が選べるというのはとても嬉しいですね。

ただ、個人的にはここまで高精細な録画が可能となったのであれば、もう少し長時間の録画ができるようになったほうが、DRV-830の魅力がさらに増すのでは、と感じます。

DRV-830には2種類の低フレームレート記録モードを搭載

解像度を維持しながらも、前述の録画時間よりもさらに長時間の録画がしたいという方は、「フレームレート」設定を変更するとよいでしょう。通常は、1秒間あたり27fpsというフレーム数(コマ数)で処理しているフレームレートを、9fpsや3fpsへと下げることで、なめらかさは失われますが長時間の録画が可能となります。

解像度ごとの、低フレームレートによる録画時間の目安です。「HD(1280×720)」画質で3fpsまでフレームレートを下げると、最大時間を延ばすことができます

ただし、フレームレートを下げると、1秒あたりのコマ数が少なくなりますので、映像の滑らかさには欠けてしまいます。以下に、27fps、9fps、3fpsとフレームレート毎に設定を変更して撮影してみましたので、参考として頂ければと思います。

低フレームレートモード(9fps)[DRV-830 撮影テスト]

低フレームレートモード(3fps)[DRV-830 撮影テスト]

DRV-830の自動静止画連続撮影

DRV-830には、静止画を自動で連続撮影してくれる機能が備わっています。撮影する間隔を「1分」「5分」「15分」「30分」から、そして撮影する枚数を「10枚」「30枚」「50枚」から選択することができます。ドライブの思い出を、手間をかけずに静止画として保存しておきたい方など、使い方によって便利になる機能です。

ビューアーソフト「KENWOOD DRIVE REVIEWER」の使い勝手のよさ

DRV-830で録画した動画ファイルの再生については、専用のビューアーソフト「KENWOOD DRIVE REVIEWER」を使うのがよいでしょう。

KENWOOD DRIVE REVIEWERをパソコンへインストールして、録画したmicroSDカードをパソコンに接続すれば、複数の録画ファイルを次々と自動再生させたり、任意の録画ファイルをすぐに見つけ出して再生させることができます。再生は、1/2倍速から、×1、×2、×4、×8、×16倍速での再生が可能です。

右上には録画したファイルの情報が、撮影日時とサムネイルが表示されて時系列に並んでおり、任意のファイルを簡単に見つけ出すことができます。

また、DRV-830にはGPS機能が搭載されています。KENWOOD DRIVE REVIEWERの画面右下には地図が表示され、動画に合わせて自車位置がリアルタイムに変わり、通ったルートの軌跡が表示されます。さらに、地図上の丸印へカーソルを合わせると、その場所で撮影した動画のファイル名、撮影日時、サムネイルが表示され、クリックするとその動画ファイルが再生されます。

また、撮影動画を再生しながら、任意の箇所を拡大表示させることもできます。たとえばナンバーを確認したい場合など、別窓をマウスで操作して動かすことで、見たい個所を最大5倍まで表示させることができます。
※上記画像のタクシーのナンバーは、下2ケタを画像加工により消してあります

撮影動画を確認している最中に、気に入った場面や静止画として保存したい場面があれば、再生ボタンの右にあるカメラボタンを押すことで、JPEGファイルとして保存することができます。

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