ミラトコットのシートに座る宮瀬さん
普段からクルマを運転しているという宮瀬さんは、ミラトコットに乗り込むとすぐ「あっ、車内は意外とシンプルなんですね」と言いながら、インパネ周りを見回します。
ミラトコットのシートには、座面の汚れを目立たなくするなどの工夫が施されています
「これ、よーく見るとシートの色が違うんですね」。宮瀬さんが見つけたのは、シートバックと座面の色が若干変わっているところ。「同じ色かと思っていたら、座るところ(座面)の色が濃くなっているんですね」。これは、ダイハツの女性社員が開発に携わった成果のひとつ。座面は何かと汚れがちになるので、色を濃くすることで汚れを目立ちにくくするという狙いがあります。
ミラトコットのインパネは、スイッチが押しやすい場所にあるなど、クルマに慣れていない方でも操作しやすくなっています
「このカーナビは、スイッチが近いのですごく使いやすいですね!」。小柄な女性が運転することを考慮して、純正カーナビなどの電装品も含めて、スイッチ類は運転席の手の届く範囲に集中的に配置されています。「たまに違うクルマに乗ると、ハザードランプとかカーナビとかがすごく遠くて、困ることがあるんですけど、このクルマはスイッチとかがすごく近くにあって、運転しやすそうです」。
ミラトコットでは、パノラマモニターとコーナーセンサーの両方が同時装着されていますが、これは軽自動車では初となります
「あと、これ!真上から見える画面。これ、すごく便利です!」宮瀬さんが感激していたのは、パノラマモニター。パノラマモニターとコーナーセンサーを同時装着したのは、軽自動車としてはミラトコットが初めてです。そして、SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前/後席)は、グレードに関係なく全車標準装備されています。
「やっぱり、安全な装備がたくさんついているのって、安心感というか頼りがいがあります」。
USBポートが2つあるなど、細かい使い勝手にも配慮されています
「車内で聴く音楽は全部スマホに入っていますから、スマホの充電って大切なんです」と宮瀬さんが指差すのは、USBポート。「差すところが2つもあるのって、ちょっとうれしいですよね。スマホとモバイルバッテリーの両方とも充電できますから。これなら、クルマから降りて仕事していても、スマホの電池切れとかを気にしなくて済みますよね」。そして、その横にはシートヒーターのスイッチが。「寒いときにシートが先に温まるのは、すごくうれしい!」
ミラトコットの後席はとても広く、天井も高いので開放感があります
「うしろの席、広ーいっ!」リアシートに腰かけた瞬間、感激の声が。「運転席をわたしのポジションに合わせたら脚を組めちゃいますよ。それに、天井が高いから開放感がありますね」と言いながらも、「でも、ちょっと背もたれが窮屈と言うか、背中が丸まると言うか」。「頭のヘッドレストを、上げてみてください」と同行のスタッフが伝えると、「あっ!ちゃんと座れる!」という場面も。
ミラトコットのラゲッジルームはやや狭いものの、深さがあるので機内持込用のキャリーなどを入れることもできます
「荷台は狭いかなーと思っていたんですけど、機内持込用のキャリーも入っちゃうんですね。これなら、ふだんのお買い物とかだったら問題なさそうですね!」。ちなみに、撮影用に使用したのは、ace .GENEの横型ビジネスキャリー32リットルタイプ。このタイプなら、横に2つ並べて積載できます。なお、現行商品「EVL3.0TR」の最安価格は、価格.comで検索してみてください。
「4人乗りでもわりと積めますけど、倒すともっと積めますよね。なんか眠れそうな広さ(笑」
ミラトコットは、シートバック一体式の可倒機構で、2人乗りならラゲッジスペースを一気に拡大できます。「イケアとかコストコとかでも便利ですけど、アウトレットとかでお洋服を買ったときにも、平置きできればシワにならずに持って帰れそう」