今回ご紹介するのは、平成生まれの方々は見たことがないかもしれない家電をモチーフにしたスマホスタンドです。ただのスタンドではなく、3.5mmのイヤホンジャックが使えるスマホなら、付属の受話器を使って通話もできてしまいます。
スタンド部分は普通のスタンドですが、受話器はまさに昭和の家電です
充電機能は付いていませんが、本体のスマホを載せる場所の下部にはスペースが空いているので、USBケーブルやライトニングケーブルを挿すことができます。
スマホを載せるスタンド部分にはシリコン製のパッドが貼り付けられているので、簡単にはすべり落ちないようになっています。どちらかというと、本体そのものがテーブルや台などから落ちる危険性があるので、こちらのすべり止めを強化しておいたほうがいい感じです。
スタンド本体です。スマホを載せる部分にすべり止めがあるので、結構しっかりホールドされます
受話器部分です。3.5mmのイヤホンジャックがあるスマホであれば、たいてい対応しています
わざわざスタンドに置いておく必要もないし、イヤホンジャックを取り外しするのが面倒だという人もいるかと思いますが、結構利点があったりします。そのひとつが、受話器で通話するので、スマホそのもので通話するよりも聞こえやすく、相手にも伝わりやすくなっています。また、スマホの画面を顔に付けないので、スマホの画面が脂ギッシュになることもありません。さらにスタンド部分に角度が付いているので、画面を見ながら話すこともできます。ということはそのままテレビ通話をすることもできてしまうということです。
プッシュボタンを表示させるとより電話っぽくなります
スマホのタイプによっては、コードがちょっとじゃまになりますが、一応載せられます
また、受話器部分はそれだけでも持ち運びできるので、通話をよくする人は、それだけでも使い勝手がよくなるのは間違いありません。
気を付けないといけない点もいくつかあります。実はこのスタンド、そんなに新しい製品ではないので、昨今の大型のスマートフォンに対応していません。iPhoneなら、iPhone5とかのサイズでないと設置できないんです。なので、5インチクラスの液晶ディスプレイを使っているスマホを利用している方はスタンドに載せきれないので、そこは注意してください。
ちょっと大きいですが、受話器を持ち歩くこともできます。通話メインの人は一考ですよ
MVNOで小型のスマホを使っていたり、あまりサイズの大きくない「らくらくスマホ」とかを使っていたりする人はおすすめですよ。