松田さんのコラボカップ麺チェック
“ラーメン大好き松田”さんのコラボカップ麺チェック! 卍力編

このカップ麺は“カレーラーメン”を意識しすぎたか――卍力(まんりき)の「スパイス・ラー麺」を食べ比べた

有名店のコラボカップ麺をひたすら食べ比べる本連載。今回は、“スパイス・ラー麺”が人気の「卍力(まんりき)」に迫ります。

今回は、エースコックの「卍力 スパイス・ラー麺」(216円)とお店の味を食べ比べます

今回は、エースコックの「卍力 スパイス・ラー麺」(216円)とお店の味を食べ比べます

スパイスの波動を感じる“スパイス・ラー麺”

「卍」と聞いたらアントニオ猪木の「卍字固め」、「マンリキ」と聞いたら「キン肉マン」に登場した超人「ザ・マンリキ」を思い浮かべてしまう筆者ですが、今回訪れたのは、西葛西にある「卍力(まんりき)」。厳選された14種類のスパイスを配合した“スパイス・ラー麺”が人気の行列店です。

東京メトロ東西線の西葛西駅から徒歩約5分。「卍」の看板が目印の「卍力」に到着。開店直後ですが、すでに10人以上の方々が並んでいます

店舗前には「パクチー入り」が案内されています。苦手な方は「ネギ」にも替えられるとのこと

店舗前には「パクチー入り」が案内されています。苦手な方は「ネギ」にも替えられるとのこと

食べログの口コミによれば、前回調査した“カラシビ”味噌ラーメンの「鬼金棒(きかんぼう)」から独立した店主がオープンしたお店との情報も。さらに、インド人の方々が多く在住し、今や“インドカレーの聖地”とも呼ばれる西葛西で勝負する“スパイス・ラー麺”であることから、本格的なスパイススープが楽しめそうです。

券売機に光る「卍」

券売機に光る「卍」

カウンター上に「卍」、店内奥にも「卍」

カウンター上に「卍」、店内奥にも「卍」

店内には、巨大な「卍」のオブジェも。いたるところに「卍」の文字が

店内には、巨大な「卍」のオブジェも。いたるところに「卍」の文字が

“スパイス・ラー麺”(780円)。具材は、巨大なトロトロチャーシュー、ブロッコリー、ほどよく存在感のあるパクチー、もやし、ネギなど

麺は中太のストレート。食べごたがあり、スパイスの効いたスープに負けていません

麺は中太のストレート。食べごたがあり、スパイスの効いたスープに負けていません

非常に複雑に、スパイスがからみ合うスープ。ベースは、鶏、豚、魚をあわせて、コクを演出。こんな味食べたことがない!

一見、カレーラーメンのように見えますが、違います。

ひと口飲むと、すっぱい。さらに、複雑な“スパイスの味”が迫ります。唐辛子の辛さは、それほど強くありません。ヒリヒリしてくるのは、すべてスパイスによるもの。カレー風味もあえて強調しておらず、まさに、オンリーワンの一杯といえます。

このエッジの効いた酸味をヒントに、筆者のデータベースから想像するに、秋葉原にある「刀削麺荘 唐家(からや)秋葉原本店」の刀削麺(とうしょうめん)のスープに近く、これに大量のスパイスを加えたような味かと思いました。

辛いというより、スパイスが効きすぎてクセになります。スパイシーなスープから迫りくる波動を感じ、ラーメンスープというよりは、薬膳スープを飲んでいる感覚。体の奥底からエネルギーふつふつ湧き出てきて、“何かに目覚めるような一杯”でした。

“スパイス・ラー麺”には、白ごはんが必須。この組み合わせがあれば、余裕でスープを飲み干せます

“スパイス・ラー麺”には、白ごはんが必須。この組み合わせがあれば、余裕でスープを飲み干せます

カップ麺は“カレーラーメン”に寄りすぎてしまったのか

お店の“スパイス・ラー麺”を食べた後は、エースコックが発売する「卍力 スパイス・ラー麺」と食べ比べてみます。

パッケージには「卍」の大きな文字。さらに、「十数種類のスパイスが利いた刺激的な味わい」というキャッチコピーが踊ります

具材は、そぼろ、もやし、ニラ、青菜など

具材は、そぼろ、もやし、ニラ、青菜など

後入れの液体スープを入れます。これがかなりスパイシーです

後入れの液体スープを入れます。これがかなりスパイシーです

エースコックの「卍力 スパイス・ラー麺」が完成!

エースコックの「卍力 スパイス・ラー麺」が完成!

麺は中太で縮れており、ストレートタイプのお店の麺とやや異なります

麺は中太で縮れており、ストレートタイプのお店の麺とやや異なります

液体スープを入れたことで、かなりスパイシーなスープに仕上がりました

液体スープを入れたことで、かなりスパイシーなスープに仕上がりました

スープをひとくち飲むと、(お店よりは弱いものの)しっかりとしたスパイス感があり、飲みごたえも十分。しかし、お店で感じた酸味が弱いうえ、そのかわりカレー風味が強い。「これはかなり、カレーラーメンに寄せてきたな」と思わせる味です。

カレーラーメンのカップ麺としてはかなりおいしいのですが、カレー風味を封印したお店のスープには少し遠いというのが、正直な印象。ただし、ごはんが必須なのはお店と同様で、このカップ麺をコンビニで購入する際は、おにぎりを一緒に必ず買いたいところ。

確かに、原材料には「カレー粉」とありますが、もう少しバランスを調整すれば、お店の味に近くなったかもしれません

今回は“スパイスよりも辛口な”評価になってしまいましたが、カレーラーメンとして楽しむのは、十分にアリ。カップ麺の味にピンッときた方は、ぜひ西葛西のお店の味も試してみてください!

今回の再現度は?

<いいところ>液体スープがスパイシーで本格的。ごはんに合う感覚はお店と同じ
<気になるところ>カレー風味が強すぎて、本来の魅力を再現しきれていない

スープの再現度:★★☆☆☆
麺の再現度:★★★☆☆
具材の再現度:★★★☆☆
食べごたえの再現度:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

松田真理(編集部)

松田真理(編集部)

デジタル製品全般からホビーやカップ麺・スナック菓子まで、オールジャンルをカバーする編集部員。大のプロレス好き。読み方は、まつだ・しんり。

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