ガンプラ組み立てレビュー
真っ赤な「GP-02A」に、これでもかの重武装!

真っ赤な「GP-02A」!? 鬼のようなガンプラ「HG ガンダムGP-羅刹天」がかっこよすぎる

今回紹介するガンプラは、「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」より「GP-羅刹天(らせつてん)」。過去に紹介したビルド系ガンプラの「ν-ジオンガンダム」や「ゼルトザーム」に引けを取らない、強烈インパクトなガンプラになっております。特に、ゴテゴテ好きの方には刺さること間違いなし!

「HGBD:R 1/144 ガンダムGP-羅刹天」です

「HGBD:R 1/144 ガンダムGP-羅刹天」です

「GP-羅刹天」とは、「Re:RISE 」の前作であるTVアニメ「ガンダムビルドダイバーズ」に登場した「GP-羅刹」を改良したガンプラ。ベースとなっているのは、「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場するガンダム試作2号機「GP-02A サイサリス」です。本キットでは、「GP-羅刹」と「GP-羅刹天」の両方を再現可能(なお、2020年6月12日現時点で、まだ「GP-羅刹天」は劇中に登場していません)。

「GP-02A サイサリス」がベースとなったドッシリとしたボディ

この「GP-羅刹天」のベースとなった「GP-02A」は、ガンダム初となる核兵器搭載の機体。巨大なシールドと大型のバインダーを両肩に装備し、ソロモンを恐怖に陥れる機体でした。その機体をベースにしているだけあって、「GP-羅刹天」もかなりのボリューム感。ボディはほぼ「GP-02A」をそのまま生かしている感じですね。

「GP-羅刹天」の完成系です。ボリューム感満天

「GP-羅刹天」の完成系です。ボリューム感満天

目を引く真っ赤なボディ。「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」に出てくる、悪そうでゲテモノ感のある機体は、「ν-ジオンガンダム」しかり「ゼルトザーム」しかり、赤いイメージがあります。

腰には2本の「GNオーガソード弐式」をマウントできます

腰には2本の「GNオーガソード弐式」をマウントできます

ベースとなった「GP-02A サイサリス」は、HG版でガンプラが発売されていますが、現在はやや入手困難。なので昨年発売された「ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.」版と比較してみます。

右が「ver. A.N.I.M.E.」版の「GP-02A」です

右が「ver. A.N.I.M.E.」版の「GP-02A」です

ボディそのものは「GP-02A」を再現している感じです。肩に装備した2枚の大型のバインダーは、「GP-02A」がバーニア装備であるのに対して、「GP-羅刹天」は武装として使えるようになっています(新規造形)。また、「GP-02A」独自のアトミックバズーカは、「GP-羅刹天」では2本の「GNリボルバーバズーカ」に変更されており、両肩、もしくは手に装備することが可能になっています。意外だったのは、脚の太さ。オリジナルの「GP-02A」のほうが太いと思っていたのですが、「羅刹天」のほうがかなり太く、そしてがっちりとしています。

「GP-羅刹天」の2枚のバインダーはかなり自由に可動します

「GP-羅刹天」の2枚のバインダーはかなり自由に可動します

宇宙世紀+アナザーセンチュリーのハイブリッド

注目すべき点として、宇宙世紀の機体である「GP-02A」をベースに、アナザーセンチュリーである「ガンダムOO」に登場する「GNドライブ(太陽炉)」を装備していることがあげられます。背中に、エクシアなどと同様の太陽炉を装備し、2本の「GNリボルバーバズーカ」にも疑似太陽炉を装備するなど、宇宙世紀+アナザーセンチュリーのリミックスが施されているのです。

そのため、劇中では「鬼トランザム」と呼ばれる、「ガンダムOO」独自の武装攻撃もできるようになっています。キットでは、頭部のバインダーを下ろすことで、2つ目のガンダムアイからひとつ目に。まるで鬼の目のような表情にすることができます。

「GP-02A」に「マスターガンダム」のような大きなツノが付いている頭部

「GP-02A」に「マスターガンダム」のような大きなツノが付いている頭部

このツノを下ろすことで、ひとつ目の「鬼ノ目モード」に変化

このツノを下ろすことで、ひとつ目の「鬼ノ目モード」に変化

とにかく武装てんこ盛り! プレイバリューが盛りだくさんな機体

「GP-羅刹天」の特徴は、とにかく多い武装のバリエーションです。パっと見ただけでも、2つの大型ソード、大型バズーカがありますが、ほかにも盛りだくさん。バリエーションを変えて装備させることができるので、ほかのガンプラでは類を見ないくらいのプレイバリューとなっています。

まずは、バインダーを開くと「GNアイズブラスター」が露出。広範囲に射撃できるビーム兵器です

まずは、バインダーを開くと「GNアイズブラスター」が露出。広範囲に射撃できるビーム兵器です

2本の「GNリボルバーバズーカ」は、肩に装備して状態で射撃体勢に動かせます

2本の「GNリボルバーバズーカ」は、肩に装備して状態で射撃体勢に動かせます

さらに、取り外して手に持つことで射撃武器にもなります

さらに、取り外して手に持つことで射撃武器にもなります

2本の「GNリボルバーバズーカ」は、手首パーツの差し替えなしでそのまま持てるので、2丁拳銃さながら、2本のバズーカを手に持って構えることができます。大型の「GNオーガソード」もそれぞれ片手で持って装備できるほか、ひとつにまとめてツインソード状態にすることも可能。これも差し替えなしでそのまま組めるので便利です。さらに、バインダーの先には可動式のクローが付いており、ここにビームサーベルやオーガソードを装着することもできます。

大型の「GNオーガソード」。イエローのクリアパーツでできています。こちらは一度手首パーツを分解させて握らせるようになっています

オーガソードをひとつにするとツインソード状態に

オーガソードをひとつにするとツインソード状態に

バインダーの先には可動式のクローが

バインダーの先には可動式のクローが

付属のビームサーベルを刺して持たせることもできます

付属のビームサーベルを刺して持たせることもできます

クローは羅刹天用のもの(写真下)と、羅刹のものの2種類から選択可能。羅刹天と羅刹との違いは、「GNリボルバーバズーカ」の有無と、このクローの違いの2点だけです

ということで、ソード、サーベル、バズーカと一気に装備することが可能に!

ということで、ソード、サーベル、バズーカと一気に装備することが可能に!

さらにさらに、鬼といえば金棒。金棒型の「羅刹金砕棒(らせつかなさいぼう)」まであります

さらにさらに、鬼といえば金棒。金棒型の「羅刹金砕棒(らせつかなさいぼう)」まであります

ブラックライトで妖しく光る! 闇夜に蠢く鬼神のごとし

最後に、もう1点お伝えしたいポイントがあります。本キットには、イエローのクリアパーツが使われていますが、その部分にブラックライトを当てると美しく発光するのです。写真ではなかなかうまく写らなかったのですが、特に暗い場所でライトを当てると不気味に光り、とてもいい感じですよ。

明るい部屋でもブラックライトを当てることで、イエローのクリアパーツ部分が発光します

明るい部屋でもブラックライトを当てることで、イエローのクリアパーツ部分が発光します

暗い場所ではなお輝きます。頭部のクリアパーツの発光が、迫り来る鬼のようでいいですね。光がぼやけて写ってしまっていますが、実物はよりかっこいいですよ

このように、ゴテゴテ感満載のボディにてんこ盛りの武装で、まさにビルドダイバーズならではの機体となっています。ただその分、本体の可動は制限されていて、大きな脚や肘部分の可動は、最近のガンプラに比べるとかなり劣っています。このキットは、そういうところは重視せず、迫力のある武装でドッシリと構えるポーズをとらせるという感じですね。

本体色のレッドは、ツヤ消しクリアを吹かなくてもややマットな質感なので、無塗装派の人にも最適。筆者のように、脚が太く、ゴテゴテ感満載のガンプラ好きにはたまらないキットとなっています。

オリジナルのいい部分を生かしつつ、自由な発想で作られたガンプラとして非常によくできています

オリジナルのいい部分を生かしつつ、自由な発想で作られたガンプラとして非常によくできています

2020年6月12日現在、新型コロナウイルス感染拡大による影響により、アニメ「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」は配信および放送が止まってしまっていますが、この「GP-羅刹天」の活躍に期待しつつ、復活を待ちたいと思います!

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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