ガンプラ組み立てレビュー
モビルスーツ、モビルアーマー形態を完全再現!

売り切れ続出も納得の完成度! 「HG バウンド・ドック」を組み立てレビュー

今回のガンプラ組み立てレビューは、2020年10月に発売された「HGUC 1/144 バウンド・ドック」。予約開始直後から品薄で、高額転売の状況が続き、もしかすると今年最も定価で買えなかったガンプラだったかもしれません。それほどの人気だけあり、迫力のあるガンプラに仕上がっていました。

HGながら、メーカー希望小売価格5,500円(税込)と、お値段もパッケージも大型のガンプラです

HGながら、メーカー希望小売価格5,500円(税込)と、お値段もパッケージも大型のガンプラです

「バウンド・ドック」は、1985年放送のTVアニメ「機動戦士Zガンダム」に登場する可変モビルアーマー。地球連邦軍の特殊部隊ティターンズが運用する試作機で、モビルスーツ形態に変形可能。モビルスーツ形態になると、全高約30mとかなりの大型。パイロットは強化人間のロザミア・バダム、後にジェリド・メサへ渡り、彼の最後の機体となります。

1985年のTV放映以来、今回ようやくのガンプラ化となった「バウンド・ドック」。とても特徴的なスタイルで、ほかのモビルスーツとは一線を画す姿ですが、そのサイズ感や変形機構も完全再現されています。完成すると全高約19cmとなり、1/144スケールのHGシリーズながら、1/100のMGシリーズ並みの迫力があります。

本体色のピンクは、かなり鮮やかなカラーを採用しています。動力パイプ部分は軟質素材で再現

本体色のピンクは、かなり鮮やかなカラーを採用しています。動力パイプ部分は軟質素材で再現

本来なら別売りの「アクションスタンド5」が付属。MS、MA形態ともに使用できます

本来なら別売りの「アクションスタンド5」が付属。MS、MA形態ともに使用できます

全高約19cmの迫力ボディ

まずはモビルスーツ形態から見ていきましょう。とにかく特徴的なスタイルで、大きな楕円形のスカートの上に、小さな胴体部分と巨大な両腕が付いているという印象。ガンプラもこのスタイルをあまねく再現しています。スカートの部分は大きなパーツを組み合わせる構造になっており、組み立てやすさは最新のガンプラならではでした。

大きなスカートと細い胴体部分が特徴的

大きなスカートと細い胴体部分が特徴的

横から見ると、スカートの大きさがわかります。スカートの後部は大きなスペースが開いています

横から見ると、スカートの大きさがわかります。スカートの後部は大きなスペースが開いています

頭部もかなり特徴的。犬というか狐というか、動物的ですよね。アンテナは自在に動かせます

頭部もかなり特徴的。犬というか狐というか、動物的ですよね。アンテナは自在に動かせます

スカートや胸部に比べて、かなり細い胴体部分

スカートや胸部に比べて、かなり細い胴体部分

腰は回転可能で、左右にひねったり、前後にスイングしたりできます。可動範囲は広め

腰は回転可能で、左右にひねったり、前後にスイングしたりできます。可動範囲は広め

同スケールのHGUC「Zガンダム」と。一般的なHGサイズよりかなり大きいことがわかります

同スケールのHGUC「Zガンダム」と。一般的なHGサイズよりかなり大きいことがわかります

自在に動く両腕で幅広いポージングが可能

右腕は大きなクローになっており、4本の爪で構成されています。外側の小さい爪はボールジョイントになっており、多少、左右に開くこともできました。腕自体は細いのですが、大きなクローもしっかり保持でき、肘部分の可動、肩部分の可動も合わせると、かなり幅広いポージングが可能になっています。

4本の爪はそれぞれ独立して可動。黄色い部分はパーツ塗り分けがされています

4本の爪はそれぞれ独立して可動。黄色い部分はパーツ塗り分けがされています

劇中にあったような、クローを生かしたポージングが可能です

劇中にあったような、クローを生かしたポージングが可能です

右腕が大きなクローになっているため、武器としてのビームライフルとビームサーベルは、左手で持つことになります。

ビームライフルは左手で保持。ライフル側にスリットがあり、指先パーツの突起部分を差し込むことでしっかり保持できます

ビームライフルは左手で保持。ライフル側にスリットがあり、指先パーツの突起部分を差し込むことでしっかり保持できます

ビームサーベルも大型で、MG並みのサイズ

ビームサーベルも大型で、MG並みのサイズ

モビルアーマー形態に完全変形

それではモビルアーマー形態に変形させていきます。変形自体はとても簡単。そして意外な、というか無理矢理な変形スタイルにちょっと笑いますよ。

まずは左手首のシールドのようなパーツを上下に分離します。外す作業はこれだけ。あとはそのまま変形していきます

まずは左手首のシールドのようなパーツを上下に分離します。外す作業はこれだけ。あとはそのまま変形していきます

この左腕のシールドっぽい部分が、モビルアーマーの頭というか顔になります。左腕のシールドを使うというのは、「Zガンダム」の変形にも似ていますよね。
あとは体を倒し、楕円形のスカートの中に無理矢理押し込みます。

胴体部分を90°横に向けます。スカート後部のフタを開き、そのまま右腕から上半身を倒してスカートの中に入れていきます

胴体部分を90°横に向けます。スカート後部のフタを開き、そのまま右腕から上半身を倒してスカートの中に入れていきます

上半身を倒しきると、そのまま左腕のシールド部分がフタになります。次に、スカート部分左右にある開閉部分を開き、そこから両足を横にして出します

上半身を倒しきると、そのまま左腕のシールド部分がフタになります。次に、スカート部分左右にある開閉部分を開き、そこから両足を横にして出します

つま先、かかと部分を回転させてクロー状態にすると、モビルアーマー形態に変形完了

つま先、かかと部分を回転させてクロー状態にすると、モビルアーマー形態に変形完了

下から見るとこんな感じに。右腕のクローが、本体前部の下をホールドする感じで入ります。頭のアンテナは干渉しやすいので取り外しておくほうがいいかも

下から見るとこんな感じに。右腕のクローが、本体前部の下をホールドする感じで入ります。頭のアンテナは干渉しやすいので取り外しておくほうがいいかも

シールド部分だった場所の一部を開けて、拡散メガ粒子砲のパーツを取り付けられます。ただここは、完全に閉まらずに少し浮く感じになってしまいますね

シールド部分だった場所の一部を開けて、拡散メガ粒子砲のパーツを取り付けられます。ただここは、完全に閉まらずに少し浮く感じになってしまいますね

モビルアーマー形態になってもこのサイズ感。宿敵「Zガンダム」とのバトルを再現できます

モビルアーマー形態になってもこのサイズ感。宿敵「Zガンダム」とのバトルを再現できます

「Zガンダム」変形時とのバトルも。サイズ感のおかげで迫力がありますね

「Zガンダム」変形時とのバトルも。サイズ感のおかげで迫力がありますね

スケール感がすばらしい。大きくてもスタイリッシュなガンプラ

とてもひさしぶりに「機動戦士Zガンダム」のガンプラが発売されるということで、個人的にも楽しみにしておりました。HGならではの作りやすさはもちろん、大型サイズの迫力もとても満足しています。大きなクローを持つ腕も外れることなく、可動させていてもしっかり遊べる作りになっているのはさすがです。

「アクションスタンド5」が付属するのもうれしいですね。モビルスーツ形態でもしっかり使えます

「アクションスタンド5」が付属するのもうれしいですね。モビルスーツ形態でもしっかり使えます

足裏の接地が良好なので、単体でもしっかり自立してポージングが可能です

足裏の接地が良好なので、単体でもしっかり自立してポージングが可能です

やや残念に感じたのは、拡散メガ粒子砲の取り付け構造と、ビームサーベルの保持がしづらいという点でしょうか。また、モビルアーマー変形時に、スカートの開閉部分がうまくはまらないことも多少ありました。あとは販売に関してですね。発売前からかなり期待されていたガンプラだっただけに、予約開始時から品薄で通販サイトは即全滅。発売日当日も、どこを探してもなかなか見つからないという結果になり、高額で転売されるという悲しい姿を見ることに……。今後増産されて、手に入りやすくなることを期待します。

ぜひ「Zガンダム」と一緒に飾ってラストバトルを再現したいですね。HGながら迫力満点のサイズ感を楽しめるガンプラでした

ぜひ「Zガンダム」と一緒に飾ってラストバトルを再現したいですね。HGながら迫力満点のサイズ感を楽しめるガンプラでした

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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