自動車ライターのマリオ高野です。
愛車のお手入れの中で、意外と厄介なのがフロントウィンドウの内側の掃除。外側のガラスは多少大きくても拭くのにあまり苦労しませんが、内側をキレイに拭くのは結構大変。特に、ミニバンやハイトワゴンと呼ばれている背の高い自動車は、フロントウィンドウの面積が異様に大きく、さらに天井が高いためダッシュボードも奥深くまで広がっており、隅々まで拭くのは本当に面倒くさいもの。
タントやスペーシア、N-BOXなど人気の軽自動車の多くはフロントウィンドウが非常に大きく、かつガラスが奥にあるので掃除が大変
ガラスの最下部のほうは、セダンなど普通の乗用車でも手が届きにくく、掃除難易度の高い部分です。ガラスの内側が汚れると、視界も悪くなり安全上好ましくない状態になることは言うまでもありません。
さらに厄介なことに、フロントウィンドウの内側というのは、たとえば禁煙車で窓を開けて走ることはめったになく、常に内気循環モードにしていても、いつの間にか汚れたりホコリが付いたりします。外気導入にすると汚れやすくなるのはなおさらで、よほど高性能な空調フィルターを使わないかぎり、窓の内側はすぐに黒っぽいホコリが付着します。
普段はあまり気になりませんが、車内の空気が湿ったり外気温との温度差が大きくなったりしてガラスが曇ると汚れがクッキリと目立つようになり、窓の内側の汚さを意識させられることは多いのではないでしょうか。中途半端に拭くと、かえって汚さが際立つこともしばしば…。
窓が曇った瞬間、窓の内側の汚さに絶句した経験はアナタにもあるはず! 窓の内側が汚いと、車内の不快指数が高まるというマイナス要素も侮れません
しかし、そんな昔年の厄介さも内窓用のワイパータイプのモップを使えば、実にあっけなく解消してしまいました。それがコチラ、「車内 マイクロファイバーモップ ガラス拭き 内窓用ワイパー 車用内窓モップ」です!
パッケージも製品そのものも高級感はまったくなく、実にシンプルな仕様
説明は英語のみですが、すべて直感的に理解できます
長い棒の先にモップが付いているだけという、一見すると何のヘンテツもないアイテムですが、これが超便利。可動部分の範囲が広く、天井付近からダッシュボードの奥のほうまで難なく拭けます。
欲をいえば、モップ部分がもう少し大きいとなお便利かなと思いますが、大きなウィンドウでも全面を拭くのにあまり時間はかかりませんでした
二分割されている柄の部分をつなぐだけ
モップ部分は2個用意されています
モップに付ける洗剤や水を入れる容器も付属しますが、よほど汚れていないかぎり、から拭き、もしくは少しだけ湿らせた状態で十分です。下手に洗剤を使うと拭いた跡が付いたりするので注意しましょう。洗剤を使うなら薄めにするのがおすすめです
ごていねいに、洗剤ボトルも付属しています
フロントウィンドウの内側がキレイになると、やはり視界がクッキリするようになり、窓の透明感がアップするので、ゼヒとも窓の内側をこれで拭き拭きしてください!