新型コロナウイルス対策のために、なるべく外出しないようにしていても、生活必需品の買い出しなどでどうしても外出しなければならないシーンがありますよね。緊急事態宣言が解除されて、通勤や通学が再開した今、いろんなことが余計に気になります。
そんな外出時、感染予防のためにマスクを装備するのはもちろんですが、“接触”については対策できていますか? 電車のつり革やエレベーターのボタン、ドアノブなど、不特定多数の人が触れている部分は、なんとなく直接触りたくありませんよね。
せめてもの抵抗で、指先ではなく指の関節で押したりしています……
触ったあと、すぐに手を洗ったり除菌シートで拭いたりすることもなかなか外では難しく、その手でうっかり目などをこすってしまう……ということも考えられます。感染予防のためにも、そういった直接の接触は避けたいもの。
そこで私が導入したのが「ドアオープナー」です。
鍵のような見た目
クレジットカード程度のサイズで、結構薄いです
これは、自分の手の代わりにさまざまなものに触れてくれるというアイテム。
電車のつり革やドアノブに引っかけたり、エレベーターのボタンを操作するのに使ったりと、手で触れたくない部分に安心して触ることができます。
実際にいろいろな場所で使ってみましょう。
エレベーターなどのボタンを押す場合は、まったく問題なく使えました(※ドアオープナーの使用により、対象物に傷などを付けないようご注意ください)
直径32mmまでなら、電車のつり革やバーにかけられます(※ドアオープナーの使用により、対象物に傷などを付けないようご注意ください)
ただ、全身の体重をかけるような使い方をすると破損の原因になるようなので、つり革で使う場合は、あくまで軽く支える程度を意識したほうがよさそうです。本体が薄いため、体重をかけると指も痛くなってきますし。
ドアも開けられました
本当にこれでドアを開けられるのかと半信半疑でしたが、しっかり引っ張ることができました。ただ、金属同士なので滑りやすく、押して開ける場合は難易度が高かったです。また、ドアノブに傷が付いてしまわないか少し心配でした。引っかける部分に滑り止めが付いていたらよりいいですね。
素手で触らないといけないものといえば、ドアノブなど以外にも、ATMの画面やタッチパネルの操作があげられます。
このドアオープナーは純銅製で、誘電性がある素材のため、そういったタッチパネルでも指の代わりに使えるのだとか。
ためしにスマートフォンの画面を操作してみます
スクロールの動作はうまくいかないこともありましたが、タップはスムーズにできました。銀行のATMやコンビニのタッチパネルなどでも、問題なく使えると思います。不特定多数の人が触るものなので、ドアオープナーが使えると安心ですね。
持ち手部分に穴が開いているので、ここに伸縮可能なストラップを付けておき、カバンやボトムスのベルト穴などに装着すると、サッと使えます
ただ、このドアオープナーがあっても、丸いタイプのドアノブなど、うまく使えないものもあります。また、抗菌作用を持つ銅素材で作られているとはいえ、使用後のドアオープナーの持ち運び方や保管方法にも気を付けないと、ウイルスなどが手に付着するのを完全に防げるわけではありません。
それでも、外出先での感染防止にはひと役買ってくれると思います。なにより、公共のものに直接触れなくていいという精神的な安心を感じました。この商品に限らず、さまざまなドアオープナーが登場しているので、外出先でのいろんなものへの接触が気になる方は探してみてください。
自称ポテチマスター。ポテトチップスを中心に、1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂。お菓子関係のグッズやちょっと変わったアイテムをメインに紹介します。