「あの洗剤」、知っていますか?
えっ、どの洗剤のこと!?と思った方、だから「あの洗剤」ですよ!
その名も「あの洗剤」
オキシやウタマロのように家中のさまざまな場所に使えるマルチな存在として、最近インスタグラムなどでも話題となっている粉洗剤です!
韓国のメーカーが作った洗剤ですが、2020年に日本に初上陸し、広まりました。
消臭・汚れを落とす成分である「重曹」と、除菌・水垢に効果のある「クエン酸」の成分が含まれていると表示されています
700gも入っているプラスチック製の容器に、付属のスプーンが貼り付けられています
用途に合わせてアレンジして使いやすい粉タイプ
蛍光増白剤・リン酸塩・着色料・水酸化ナトリウムといった、人体や環境への影響が気になる成分は無添加のため、安心して使えるということも話題になっている理由のひとつ。
使い方は、
・水に溶かしてスプレーボトルに入れて使う
・お湯に溶かして漬け置きとして使う
・粉のまま排水口などに振りかけて、こすり洗い・水洗いをして使う
ことが推奨されています!
油汚れやぬめりの気になるキッチン、茶渋とりや染み抜きなど幅広く使えそうです!
今回は気になる3か所の汚れにどのくらい効くのかを試してみました!
まずは、掃除をするのが最もおっくうなのに、ニオイやぬめりが気になるキッチンの排水口。
粉をそのまま排水口にふりかけて……
水を勢いよくかけると泡立ち、ニオイや汚れが浮いてきます!その泡でこすり洗いをしてもいいですし、そのまま流すだけでもすっきりニオイが落ちます
カンタンで手も汚さなくていいのは楽ですよね。毎日気軽にできるのもいいです。
ただ、ぬめりを完全に落とすにはこすり洗いをしないといけないため、普段はスプレー式の強力な漂白剤(こすらなくてもぬめりが落ちるくらい強力)を使用している筆者としては、「ぬめりまで手を汚さずにできるという意味ではいつもの漂白剤がいいかも……」と思ってしまいました。
ラクチン度:★★★★★
すっきり度:★★★☆☆
ほかの洗剤に勝ってる度:★★☆☆☆
生地に付いた汚れも落とすことができるようです。
ショックすぎる、白い布への汚れ……(麻婆豆腐をこぼしました)。なかなか落ちないんですよね、これ
急いで、あの洗剤の小さいほうのスプーン(1g)を振りかけ……
水330mlで漬け置きします。15〜30分ほど漬け置きをしたら……
流水でよくもみ洗いをします! 洗剤のぬめりと汚れをどちらも落とすようにしましょう
その後普通に洗濯機で洗うと、このとおり!中央部分にちょっとだけ落ちなかったところがありましたが、ぱっと見は汚れていることがわからないレベルに!
中央部分の落ちなかった汚れは、もう一度同じ工程を繰り返したところキレイに落ちたので、漂白力はかなりある様子!
普段自宅にしみ抜きを常備している方は少ないと思いますので、マルチな洗剤で洋服の漂白もできるのは便利です。この漂白力は、食器などの茶渋にも効果があります。
ラクチン度:★★★☆☆
すっきり度:★★★☆☆
ほかの洗剤に勝ってる度:★★★☆☆
焦げ付き汚れにも対応しているとのことなので、試してみました。
お鍋を焦がしてしまいました……これは洗うのが面倒くさいやつ。このまま捨てたいレベルです
ここに、「あの洗剤」と食器用洗剤を泡立つ程度に混ぜたものをお湯で溶かし、漬け置きします。
だんだん汚れが浮いてきました!
15〜30分放置すると汚れが浮いてきて……
水で流しながらメラミンスポンジでこするとこのとおり! 焦げが落ちやすくなっています!
気持ちいいほど落ちてきます
最終的にはここまでピカピカに!
力を入れてこすらなければいけない鍋の焦げ付きをしっかりと浮かせてくれるので、憂鬱な洗い物をかなりラクにしてくれるのはうれしい!洗い上がりのすっきり感もあって、焦げ付きを恐れることなく料理を楽しむことができそうです!
ラクチン度:★★★★★
すっきり度:★★★★★
ほかの洗剤に勝ってる度:★★★☆☆
さまざまな物や場所に使うことのできる「あの洗剤」。使い方は工夫次第で無限大です。
それぞれ用途や場所別に洗剤を複数用意しなくても、どの困りごとにも対応できるのが便利だと思いました。
「ほかの洗剤と比べて飛び抜けて勝っている!」というわけではないものの、本品ひとつあるだけでどんな場面にもマルチに対応することができるのは心強いですよね。
家に常備しておいてはいかがでしょうか?
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。Twitter:@KA_HO_MA