レビュー

コゲは“削る”べし! トースターをなるべくラクに掃除する方法

年末といえば大掃除……ズボラ人間(私)にはつらい季節です。
掃除と名の付くものは全部苦手ですが、なかでも面倒で見て見ぬふりをしてしまいがちなのが、オーブントースター。

絵面が汚くて申し訳ないのですが、パンを焼いたときのカスやお総菜を温めたときの油などを放置していたら、最近は使うときに煙が出るようになってしまいました……

絵面が汚くて申し訳ないのですが、パンを焼いたときのカスやお総菜を温めたときの油などを放置していたら、最近は使うときに煙が出るようになってしまいました……

トースターってどうやって掃除したらいいかわからないし、コゲや油をゴシゴシ掃除すると思うと本当にげんなり……。そこで今日は、このドロドロになったトースターをなるべくラクに掃除していきたいと思います!

用意するものはこちら! 「オルファ Gスクレーパー Slim 232B」、「セスキの激落ちくん」、キッチンペーパー、霧吹き、メラミンスポンジ、雑巾、歯ブラシ、綿棒などです

用意するものはこちら! 「オルファ Gスクレーパー Slim 232B」、「セスキの激落ちくん」、キッチンペーパー、霧吹き、メラミンスポンジ、雑巾、歯ブラシ、綿棒などです

そのほか準備としては、汚れが下に落ちてしまうのでトースターの下に新聞紙などを敷いたほうがいいと思います。また、掃除するトースターの電源プラグは必ず抜き、完全に冷ました状態にしておきましょう。

【1】取り外せる部品をすべて外す

まずは、網や受け皿などの部品を全部外します! 外れないと思っているものでも意外と外れることがあるので、説明書を確認してみてください。

このトースターはなんと扉が外れるようになっているのですが、説明書を見ないと気付きませんでした

このトースターはなんと扉が外れるようになっているのですが、説明書を見ないと気付きませんでした

【2】カスを取り除く

次に、トースターに付いている食べ物のカスをざっと取り除きます。

掃除機で吸ってもいいですし、乾いたクロスなどで拭き取ってもOK

掃除機で吸ってもいいですし、乾いたクロスなどで拭き取ってもOK

【3】コゲを削る!

ここからが、ラクをするためのポイントその1! ズボラさんが放置したトースターには、扉や網、受け皿にコゲつきがたくさんあると思いますが、これを落とすと思うと気が重いんですよね……。そんなコゲは、拭くのではなく“削り”ます!

使うのは「オルファ Gスクレーパー Slim 232B」。45°くらいの角度で、コゲと本体の隙間にスクレーパーを差し込むようなイメージで削っていきます。

受け皿の頑固なコゲが、つるんとはがれました!

受け皿の頑固なコゲが、つるんとはがれました!

コゲをスポンジで落とそうとするとすごく大変なので、この削る作業をすることで後がラクになりますよ。ただ、素材によっては傷が付くことがあるため、様子を見ながらやってみてください。

【4】セスキスプレーでパック

次は、ラクをするポイントその2! コゲを落としても、スクレーパーが使えない場所や、まだ油による黄ばみやギトギトが残っている場所がありますよね。これをいきなりゴシゴシ落とそうとすると大変。こういった汚れはだいたい酸性なので、アルカリ性のセスキスプレー「セスキの激落ちくん」でパックをしていきます。

トースター全体にスプレーを噴射し、キッチンペーパーを貼り付け、さらに上からたっぷりセスキスプレーをかけます

トースター全体にスプレーを噴射し、キッチンペーパーを貼り付け、さらに上からたっぷりセスキスプレーをかけます

同じ要領で、網と受け皿もセスキでパックしていきます。乾燥が心配な場合は、サランラップを上にかぶせることにより乾きにくくなり、さらに効果が倍増しますよ。

【5】汚れを拭き取る

20分ほど放置したら、浮き出た汚れを拭き取ります。
パックに使ったキッチンペーパーを取り外しながら、汚れを落としていくイメージです。それでも茶色い汚れが多少残ってしまいますが、セスキの効果で汚れが落ちやすくなっています。メラミンスポンジや歯ブラシを使って、ここだけ頑張ってゴシゴシこすりましょう!

染みついていた汚れがキッチンペーパーに移っています

染みついていた汚れがキッチンペーパーに移っています

【6】クロスで全体を拭く

汚れ取りが終わったら、固く絞ったクロスで全体を拭きます。その後、ぬれていないクロスで乾拭きしましょう。水分が残ってしまうとさびや故障の原因になるので、しっかり拭き取ってくださいね。そして次にトースターを使用するのは、完全に乾いてからにしてください。

さあ、これでお掃除完了です!

最初と比べると見違えるほどキレイになりましたよね!

最初と比べると見違えるほどキレイになりましたよね!

私が掃除をサボりすぎたせいで、コゲの黒ずみが完全には取れない部分もありましたが、かなりキレイになりました。
ポイントは、スクレーパーでコゲを削ることと、セスキでパックすること! 全体を一生懸命ゴシゴシする必要はないので、掃除嫌いな私でもギリギリできました。

最後に注意事項です。実はこのトースターの説明書には、中性洗剤以外の洗剤や、メラミンスポンジ、金属製のヘラは使わないように記載されています。なので、本来はこのようなお手入れはNGとなります(故障・色落ちなどの原因にもなります)が、そもそも今回のトースターのようにドロドロになってしまっては元も子もありません。
そのため、できればここまで汚れないうちにこまめに掃除するのが一番です。説明書にも「使用後は毎回お手入れしてください」とも書いてありましたし……。しかし、掃除方法がわからず放置して、頑固な汚れがついてしまった……という私のような方は、あくまでも“最終手段”として、今回紹介した方法を参考にお掃除を頑張ってみてください!

しえる(編集部)

しえる(編集部)

自称ポテチマスター。ポテトチップスを中心に、1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂。お菓子関係のグッズやちょっと変わったアイテムをメインに紹介します。

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