オフィスで働く方もテレワークの方も、卓上に飲み物を置いて仕事をされることが多いと思います。最近はコンビニやカフェで手軽においしいコーヒーがテイクアウトできるので、通勤中に購入してそのままデスクに持ち込む人も多いのではないでしょうか。
ただ問題は、飲み頃の温度を保てないこと。ホットなら冷めてしまいますし、アイスならデスクが結露で水浸しになってしまいます……。
そんな悩みを解消してくれそうなのが、こちらのタンブラー。
「レッカー ハンドル付ステンレスサーモタンブラー」
このタンブラーの特徴は何と言っても、コンビニなどのコーヒーカップをまるごと入れられること。アイスでもホットでも、カップごとタンブラーに入れることで飲み頃の温度を保てるというわけです。
素材はステンレスで、保冷・保温両方の効果がある真空二重まほう瓶構造になっています
タンブラー本体のサイズは、幅11×奥行8.8×高さ12cm。対応しているコーヒーのサイズは、コンビニであれば各社のS〜Lサイズが入るほか、スタバなどのコーヒーショップであればスモール〜トールサイズと幅広いです。実際にいろいろなコンビニコーヒーを使って試してみましょう。
ということで、各社のコンビニコーヒーを買ってまいりました
まずはセブン-イレブンのアイスコーヒーLサイズ。ぴったりカップインしました! 飲み口もしっかり固定されています
ローソンのアイスコーヒーMサイズです。カップが大きいのでちょっとタンブラーからはみ出ますが、許容範囲でしょう
ファミリーマートのアイスコーヒーSサイズ。なんと、フタとタンブラーの口が正真正銘のジャストサイズ。見事なまでの一体感です
ファミリーマートのホットコーヒーSサイズ。カップはタンブラーに埋もれてしまいますが、飲み口の部分は出るので問題なく使えます
マクドナルドのコーヒーMサイズでも挑戦。フタがしっかりカップの縁にフィットして、飲み口も固定できています
最後はスターバックスのフラペチーノ・トールサイズを。こちらも見事にジャストイン。フラペチーノが持ち手付きで飲めるってよくないですか?
各社のコーヒーをいろいろと試してみましたが、どのカップでも無理なく入って驚きました。そして実際に飲んでみると、持ち手があるのが、とにかく便利なんです。カップを持つ手が冷たく&熱くならないですし、持ちにくい大きなサイズのカップも片手で取り回せます。
スタバのフラペチーノってかなり冷たく、そして大きくて持ちづらいこともあるので、持ち手を使って片手で持てるのは最高ですね
ちなみに、タンブラーに直接飲み物を入れてコップのように使うこともできます
では次は、保温性を検証してみましょう。プラスチックカップのコーヒーを2つ用意し、本製品に入れておいた場合とそのままの場合とで、温度の変化具合を比べます。
この季節なのでアイスで検証。0.8℃に冷えたアイスコーヒーを2つ用意しました
30分経過。そのままの状態ではすでに9℃を超えていますが、タンブラーに入れたものはまだ1℃と冷え冷えです
1時間経過。そのままの状態は10℃を超えていますが、タンブラーに入れたものは1℃をちょっと超えたくらいで最初とほぼ変わりません
いやこれはびっくりです。フタのないタンブラーなので多少は温度が上がるかなと思っていたのですが、1時間、自宅のリビングに放置でもほぼ最初と同じ温度をキープしていました。これでいつまでも冷たいor温かいドリンクを飲めるってことですね。
もちろん結露もなし。プラスチックカップは机がぬれてしまっています
ちなみにホットでも試してみました。30分〜1時間は飲み頃の適温でキープされます
注意点をあげるとすると、アイスの場合はストローで飲むため問題ありませんが、ホットの場合はタンブラーごと傾けて飲む必要があるので、カップが不意に出てこないようにフタ部分を押さえて飲んだほうが安全そうです。個人的にはアイスコーヒーに使うのに最適なんじゃないかと思っています。
保冷もうれしいですが、片手で持ちやすくなるのもうれしいポイント
コンビニなどのテイクアウトコーヒーをそのままインして使えるというのは斬新でした。オフィスはもちろん、家や車中などのさまざまなシーンで活躍してくれそうです。特にこれからの時期、アイスドリンクを楽しむにはもってこいですね。カラーバリエーションは、ホワイト、ピンク、ブルー、ブラックの4種類です(写真はブルー)。
ちなみに、持ち手が付いていないバージョンの「トルヴ ステンレスサーモタンブラー」もあるため、車のドリンクホルダーに置くようなシーンではそちらのほうがいいかもしれません。アイスコーヒーの持ち運びづらさや結露にお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。