震災以降の防災意識の高まりで、自宅に非常食を用意するようになった人は多いはず。でも、レトルトだとか缶詰だとか非常食はあまりおいしくないというイメージが強い人も少なくはないでしょう。
とはいえ、心身ともに衰弱しがちな非常時だからこそ、本当は美味しいものを食べたい。そう思い、おいしい非常食を探し求めて出会ったのがこの商品です。
パン好きには有名な京都祇園のボローニャのデニッシュ食パン。1993年に生まれ、1200円の高級デニッシュ食パンとして販売が開始され、行列のできる屋台のパンとして大人気となりました。素材のよさと81層を編み上げる独自の製法で作られた風味豊かでふんわりした食感のデニッシュに虜になった人も多いでしょう。そのデニッシュが缶詰に入って、製造日から2年間の賞味期限の長期保存が可能なのです。非常食としてだけでなく、キャンプや旅行に持って行くにも最適。
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缶のフタを開封。プルトップ式で缶切り要らず |
缶を開けると、円筒状に収まったデニッシュパンが顔を出します。軽くトーストしたり、温めたりしたほうが美味しいですが、そのまま食べても十分。あまりに美味しくて、備蓄用のはずが、普段のおやつとしてついつい缶を開けてしまいがちなので要注意です。
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備蓄用としてはもちろんだが、ボローニャのふわふわで風味豊かなデニッシュパンがいつでも味わえるだけでもうれしい |