朝起きた時、後頭部の髪の毛がぐちゃぐちゃに絡まりあって、鳥の巣みたいになっていること、ありますよね。そんな時、みなさんどうやって治しますか。ちゃちゃっと水をつけて、梳かす?この時期、朝は寒いから水もつけずにバリバリ櫛を通しちゃう?どちらも髪の毛には大きなダメージを与えます。そしてダメージを受けて痛んだ髪の毛は、また巨大な鳥の巣を作るという無限ループに。そんな無限ループから抜け出す画期的なブラシを見つけました!
2007年の発売以来、さまざまな美容系、ファッション系の雑誌で多数の賞を受賞という経歴、そして開発者は元ヴィダルサスーンのヘアカラーリストであるショーン・ペリフレイ氏というだけでは、「ふーん・・・」で終わってしまう方もいらっしゃると思いますが、実は日本人の髪の太さは平均約0.08mm。欧米人のブロンドは平均0.06mm前後というデータがあります。つまり、ブロンドの髪の毛の方が細いため、より絡まりやすく、梳き難いということに。そんなブロンド人口の多いイギリスで、爆発的に売れているブラシ=髪のもつれが画期的に解消するというアイテムに違いありません。さっそく試してみましょう。
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乾燥して静電気もかなり帯電中のロングヘアーで実験します |
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梳かす前の毛束はこんな感じ |
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梳かすと少し落ち着きました |
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少しは艶髪に近づけたでしょうか? |
通常ヘアブラシと比べると、短くて細い毛が並んでいるさまは、ちょっと剣山チック。恐るおそる頭皮にあててみますが、柔らかで弾力性があり、気持ちよくブラッシングができます。しかも、いつもなら髪に引っ掛かってブラシ自体が髪から抜けなくなることが多々あるのですが、引っ掛かってもブラシは簡単に抜けます。そして引っ掛かる箇所も何度か繰り返しているうちにするする梳けました。また、あれだけ帯電していた静電気も全く気にならなくなりました。
このブラシ、子どもの細い髪や、超毛種のペットちゃんのお手入れにも効果的とのこと。また、くせ毛で剛毛でブラシや櫛が通らない人、エクステやウィッグを使っている人も効果的なブラッシングができるそうですよ。
実はブラッシングは、髪型を整える目的だけではなく、美しく豊かな髪を育てるために欠かせないケア。未来の頭頂部がちょっと気になるアナタも早めのケアを開始してみては?
(回遊舎/番場由紀江)