このコーナーでは、筆者を含めて多くの方がさまざまなボールペンを紹介しています。実は、今回ご紹介するのもボールペン。「またボールペン?」という声も聞こえそうですが、いやいや世の中には思わずほかの人に教えたくなるユニークなボールペンがたくさんあるのです。今回の商品も実用性の高さはもちろん、ユニークなコンセプトをベースに開発されたすてきなボールペンです。その名は「サラサスタディ(SARASA STUDY)」。
「サラサスタディ」の特長は、中芯にインクの残量がわかる目盛りが付いていること。このボールペンを使って勉強すればするほど、インクが減って勉強した量がわかるというスグレモノ。勉強量が見えることで、自分がどれだけがんばったかがわかるのでモチベーションの向上につながるのです。確かに、ボールペンを1本使い切った時の達成感は独特のものがありますね。
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中芯に目盛りと花びらが描かれています。インクを使い切ると(100%になると)、花が満開になります |
インクにはジェルタイプのものを採用。サラサラとしたやさしい書き味がポイントです。また、油性インクよりも減りが早いので、使用している(学習している)実感が得やすくなるというメリットもあるそうです。
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円周率を1000桁まで書いたところ、インクが1%ほど減りました |
最近は、間違えた箇所をあえて残すために、消すことができないボールペンで書いて集中力を高める、“ボールペン学習”が人気のようです。音読しながら紙に書けば、口・目・耳・体で覚えることができて効果的とのこと。そういえば筆者は、もっぱらパソコンを使って仕事をしていることもあってか、申込書などを書く時に、簡単な漢字すら思い出せなくて恥ずかしい思いをすることがあります。指を動かすと、脳の老化対策にも効果がありそうだし、来月からは“ボールペン執筆”に変えてみます。