いまやもっとも身近なものとして、多くの方が肌身離さず持ち歩いているスマートフォン。アプリはもちろん、周辺機器にも思わず感心するすばらしいものがたくさんそろっています。今回ご紹介する「Leye(エルアイ)」もそんな周辺機器の1つです。
「Leye」は、スマートフォンやタブレットに取り付けて使う特殊なレンズ。望遠や広角で撮影できる補助レンズはすでにいろいろと発売されていますが、「Leye」は対象物を顕微鏡のように拡大し画面に映し出すアイテム。使い方は簡単で、スマホなどのカメラ機能を起動し、フロントカメラ(自分の顔が画面に映るカメラ)に設定。カメラレンズに本体を設置したら、付属の試料板を置けば準備OK。後は見たいものを試料板の上に乗せるだけです。
拡大倍率は30〜100倍。レンズの性能は光学的に約100倍ですが、実際の表示倍率は使用するスマホのカメラや液晶の性能によって異なるようです。
![]() |
オシャレなケースに入っています。ケース内の左上が、レンズが取り付けられた本体、右が試料板(2枚)です |
![]() |
本体裏面のテープをはがし、本体中央にあるレンズ部分をスマートフォンのレンズに近づけ、画面上に映る丸いレンズが画面にうまく収まるように設置します |
![]() |
本体のレンズ横にある磁石にくっつけて固定できるよう、試料板の半分は金属になっています |
![]() |
目の前にあった、ティッシュペーパーを乗せてみました。細かな繊維がよくわかります |
「将来は科学者になりたい」と思っていた子ども時代の筆者は、自宅にあった顕微鏡で小さな生き物や植物などいろいろなものを観察しておりました。今では、こんなに簡単にミクロの世界を体験できて、さらに、スマートフォンで静止画や動画も楽々と撮影できるなんて信じられません。
いや〜、楽しいなあ♪