最近、DIYによる自宅のリフォームにハマっている筆者。今回ご紹介するのは、通称“黒板塗料”と呼ばれる商品。壁や家具、家電などに塗るだけで、黒板として表面にチョークで絵や文字が描けるようになる塗料です。
水性の塗料で、ペンキ特有のにおいも強くありません。また、ムラなく塗料が伸び、液垂れもしにくく、乾きも早いので初心者でも扱いやすいのが特長です。壁紙の上からでも塗ることができます。
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見た目は普通のペンキと変わりません。余っても暗所で状態よく保存しておけば、開封後も1年ぐらいは使用可能とのこと |
さらにうれしいのは、20種類というカラーバリエーション。黒板の定番カラーの黒や深緑だけでなく、黄色やピンクといった明るい色でチョークボードができるのです。
壁やドアなどの内装以外にも、家電や小物などいろいろなところへも塗ることが可能です。そこで、今回筆者がペイントを試してみたのは冷蔵庫。冷蔵庫のドアをペイントした後から、チョークで文字やイラストを描いてデコレーションを施し、実用的でちょっとオシャレな冷蔵庫を目指します。
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冷蔵庫のビフォア―。メタリック調のシルバーのシンプルな冷蔵庫です |
塗らない部分を養生して、いざペイント。特に下地を塗ったりはしませんでしたが、プラスチックの冷蔵庫のドアに壁と同じように塗ることができました。ペイントの伸びがいいのに、あまり垂れないので、初心者でも塗りやすいはず。1時間ほど空けて2度塗りをすると、ペイントのムラもほとんどなくなります。さらに1日〜3日程度乾かした後、チョークボードが完成。通常の塗料よりもマットで硬質な質感ですが、実際にチョークで描いてみると納得。まさに黒板の書き心地でした。
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養生をした後、塗料でペイント |
チョークボードなので失敗したり、飽きたりしても消して書き直すことができます。乾いた布でサッと拭く程度でチョークがキレイに消えます。
チョークボードにはメモや伝言を残すのが便利ですが、筆者は落書き感覚でデコレーション。塗料で塗っただけでも個性的な冷蔵庫に変身しましたが、さらにオリジナリティのある冷蔵庫が完成しました。
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塗料が完全に乾いた後、チョークで文字やイラストを描いてデコレーション。ほかにはない一点もののマイ冷蔵庫になりました |