40歳を過ぎると近くのものの見え方が急に悪くなったりします。いわゆる老眼という奴ですね。筆者は近視なのですが、やはり44歳を越えた頃から老眼が進み、読書やスマホを見る時には普段のメガネを外し、近距離用のメガネにかけ直して閲覧するという状態でした。
これがいちいち面倒くさく、気軽に文庫などを読む時に不便です。
そこで文庫サイズのルーペがあるというのでさっそく購入してみました。
持ち手が付いており、大きなフレネルレンズを使用したルーペになっています。また持ち手には4倍サイズになる丸いレンズも付いています。
本体用の布ケースも付属します。
フレネルレンズとは平らな透明板に沢山の溝をきざみ、その溝で光を屈折させ拡大するというレンズです。
平たくて凸面がないので、とっても薄いレンズですね。
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サイズはちょうど文庫本と同じくらいです。本体も薄く軽いので、文庫に挟んで持ち歩けますね |
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文庫本で使用してみました |
わかりやすいように、ページ全部ではなく半分をルーペを通して見ています。左側がルーペ使用で文字が2倍に! 非常にクリアで見やすくなり、近視用のメガネをかけた状態でもそのままきれいに見ることができます。
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文庫本の片方のページを全部覆えるサイズなので、わずらわしくなく一度に閲覧できます |
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同ページをルーペ使用(右側)未使用(左側)で確認しても一目瞭然ですね |
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新聞などの細かい文字もこのとおり |
レンズ面が大きいので一度に沢山の文章を読めるのも便利です。
近視などのメガネ使用者が、老眼用のメガネに掛け替えずにこのルーペだけで読書ができるのは、かなり快適です。
薄くて軽く本に挟んで持ち歩けるので、旅行など外出の際の読書にもオススメできますね。