文字を美しく書くために必須の正しい鉛筆の持ち方。悪いクセが身についてしまうと矯正が難しいので、文字を書き始める小さなうちからしっかりと練習をしたいもの。実は小学3年生の我が子もちょっとおかしな鉛筆の持ち方をしていることに気付き、慌てて購入したのがこちらの商品。
正しい指の位置を覚えるための補助用具「もちかたくん」と、持ち方をサポートするための「入門タイプ」の2つを組み合わせて使用することにより、鉛筆を握る位置と角度を覚えさせます。それぞれ指定のか所に鉛筆を差し込み、親指と中指、人さし指を所定の場所に添えて、正しい鉛筆の持ち方を練習します。
実際に子供に使用させてみたところ、持ち方が悪く、不自然に力が入っていた鉛筆の持ち方が改善。
はじめのうちは、慣れずに書きにくそうにしていましたが、ガマンしてしばらく続けさせると、自然に持てるようになった様子でした。
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裏面の説明書を見ながら、まずは「入門タイプ」を鉛筆に装着… |
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まだまだ改善の余地アリではあるものの、ずいぶんマシになった |
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「入門タイプ」に慣れてきたら「もちかたくん」にステップアップ。親指の爪の真ん中に線を引いて、親指と人さし指でつまむ角度、中指の位置を覚えさせます。2種類のグリップは併用も可能です |
個人的な印象では、まだ握る力などを器用にコントロールするのが難しい小さなお子さんよりも、小学生ぐらいのお子さんに向いている気がします。できれば初めから正しい持ち方を身に付けさせたいところですが、お子さんの成長の様子を見ながら導入していくのがオススメです。
鉛筆は直径約8ミリの丸軸、三角軸、六角軸のいずれのタイプにも対応。
お子さんの鉛筆の持ち方がおかしいなと気付いた際に、諦めずに一度試してみてほしいアイテムです。