何かを切る時、まっすぐじゃないと落ち着かない…そんなに几帳面でもないのですが、曲がったことはあまり好きではありません。こんにちは、はづきです! 紙を切る時は折れ線を付けたり、線を引いたりしないと切ることができない性分の筆者。最近は、お菓子をあける時くらいしか出番のない我が家のハサミですが、ごく稀に紙を切る機会がありまして、先日久々にフリーハンドで切ってみたらグニャグニャになってしまい、すごく悔しい思いをしました(小さいんです、器が)。
これから結婚して子供ができたら、ハサミを使う機会が増えるかもしれないですし(妄想)。そんなときにスイスイまっすぐ切って、「ママかっけー!」(男の子設定)なんて言われたいので、いいモノがないか探してみました。先行投資ってやつです。
アメリカ生まれ中国育ちのコイツは「LaserScissors(レーザーシザーズ)」。裏に説明書きがあるのですが、英語なので筆者にはさっぱりわかりません! しかし、フィーリングできっと何とかなります。
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大きさはこんな感じ。iPhone5s、普通のはさみと比較してみました |
思ったよりも大きかった…これがアメリカンサイズってやつでしょうか。ぱっと見た感じ、ただハンドル(軸)部分だけむだに大きいように見えますよね? パッケージでわかってしまったかもしれませんが、なぜこの部分が大きいかというと…。
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なんと、光ルンです! |
そうなんです! こちらのハサミはなんとレーザー光線がでるのです。合成でも、部屋が暗いわけでもありません。この赤い光が裁断ラインへと導いてくれるのです。…君は未来からやってきたのかい?! …なんて冗談はさておき。このレーザー光線はどうしたら出るのか? これはとても簡単です。すでに電池が入っているので、電源スイッチを押すだけ! また、もし電池が切れた場合は、ボタン電池LR44が3個必要になります。
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電池は×印の付いている部分を回せば交換できます |
何か切ってみたくてうずうずしてきたので(危ないヤツではありません)、とりあえず紙を…。レーザーシザーズで切ってみる前に、まずは普通のハサミで切ってみます!
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…やはり、こうなったか |
だいぶグニャグニャになってしまいました。やはり大きい真っ白な紙をまっすぐ切るのは至難の業です。
さぁお待ちかね、彼の出番ですよ! …といきたいところなんですが、彼を使うのにはまず準備が必要なのです。
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このポイントがポイント!(ダジャレじゃないよ) |
ここで切り終わりたい、という部分にポイントを付けてあげて、そこにレーザーを当てながらカットしていきます! ちょっとひと手間かかりますが、これもまっすぐ切るためです。
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いよいよレーザー光線、ON。ここの終着点へ迷わず向かいたい |
いざ、参らん!
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ここに行きたいんだ、俺は! …どうだ、どうなんだ?! |
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キター★ これで子供にどや顔できます! お母さん、まっすぐ切ったよ!!(妄想) |
まっすぐ切れて一安心♪ レーザーとポイントを常に合わせながら切るのには、やや慣れが必要だとは思いますが、レーザー光線が直線を示してくれているので、線が引かれているのと同じような感覚でスムーズに紙を切ることができました。
たとえば、折り目や線をつけたくないけれどまっすぐ切りたい時や、角トンボ(印刷物を仕上がりサイズに断裁するためのアタリを示す線)がある印刷物を切る時などに、最強にその威力を発揮してくれるのではないでしょうか!
レーザーが導いてくれるハサミ。若干大きいですが、ハロウィンの仮装で「シザーハンズ」のコスプレをする時にもいいかもしれませんね。光らせて、夜の街に繰り出せば注目されること間違いなし!
※本来はハサミとして使用するものなので、取り扱いには十分気をつけましょう。また、レーザーは絶対に目に当てないでください。