仕事の移動で飛行機に搭乗する機会が多いです。国内線なら、飛行機に乗っている時間は長くても2時間程度なので、寝たり雑誌を読んだり、音楽を聴いていれば、まあなんとかしのげます。でも海外に行くとなると、当たり前ですがフライト時間は長くなります。ヨーロッパだと、だいたい12〜13時間はかかります。利用するのは、もちろんエコノミークラス。
国際線のエコノミークラスのシート環境は、航空会社にもよりますが国内線よりも劣悪なところが多いです。なんといっても前の席との間隔が狭い…あの狭〜い空間に、長時間押し込められるというツライ経験を何度もした結果、少しでも快適になるポイントを体得しました。それは足を置く環境にあるんです。
シートはリクライニングすることで、多少はうしろに倒すことができますが、フライト中に少しでもラクな体勢になるには、上体を倒すことではなく、実は足を上げることがカギになるのです。座った姿勢で足がずーっと床についたままの状態だと、血液やリンパの流れが悪くなるのか…とにかくダルく、足がズ〜ンと重くなってきます。靴を脱いで、前の座席の背裏を支えとして足を上げてみたりもしますが、バランスが悪いし足に力が入ってリラックスするどころではありません。
フライト中の足のやり場に毎回悩まされていた私が、「これは!?」と思う商品を見つけました。それが「FOOT RACK light (フットラック ライト)」です。商品名にある“ラック”という言葉が示しているように、この商品は足を置く“棚”のようなもの。エコノミークラスにはフットレストがないので、自力で作る、そんなトラベルグッズです。
一見、小型の折りたたみ傘のような見かけです。サイズも測ってみましょう! まずは長さですが、約20cm。
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幅は8.5cm。
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高さは、3cm。
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このサイズなら手荷物のすき間でも楽に入ります。重さは95gと軽量。専用の袋がついているので、折りたたみ傘のようにコンパクトに収納できるのが便利です。
カラーバリエーションはブラック、グレー、ブルー、イエロー、ピンクの5色。ちなみに今回購入したのは、ブルーです。鮮やかなスカイブルーが旅気分を盛り上げてくれそう♪ 袋から取り出して広げてみると、こんな感じです。
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ベルトの部分を、前の座席の背裏に取りつけられているテーブルに引っかけて使います。実際の飛行機の中で撮影はできないため、今回は、別の椅子の背もたれをテーブルに見立てて使用イメージを撮影してみました。もちろん飛行機だけでなく、バスや新幹線でも使えますよ。
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実際に足を乗せてみると、足を置く部分には5枚のプレートが入っているので、安定感もまずまずです。普通の体重の人の足なら十分支えられるくらいの強度があります。
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ベルトの長さは調整できるので、足を乗せるだけでなく、少し短くしてふくらはぎを乗せることもできるそう。フライト中は、足の置き方を変えることがダルさやむくみの解消に役立つので、ベルトの長さをいろいろ変えて、足裏だけではなく、足首、ふくらはぎなどいろいろ乗せてみるといいかもしれません。
ビジネスクラスに設置されているフットレストと同じとまではいきませんが、機内に持ち込んでもじゃまにならないコンパクトさや、簡単な使い勝手を考えると十分合格です。次回の旅行の際、エコノミー症候群予防グッズとして、ぜひ携帯したいと思います。
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