レインブーツや夏場のサンダルなどを除くと、私の手持ちの靴はローカットのスニーカー、ハイカットのスニーカー、革靴3足、マーチンのブーツといったところです。スーツを着る生活ではないので、よく履くのはスニーカーです。
となると毎日玄関先で靴ひもを結ぶ必要があります。出かける前に気持ちが引き締まる面もあるにはありますが、面倒くさいというのが本音。ギリギリで家を出るようなときにはなおさらです。そんな悩みを解決する、結んだままで脱ぎ履きできるゴム製の靴ひもがあると知り、買ってみました。
伸びる靴ひも「モヒート」。価格は500円前後です
「2秒で履ける」!
ウラ面。スペックや特徴など
製品名は「モヒート」。大書された「2秒で履ける」のインパクトに引かれます。見た目はスニーカーでよくある平べったいひもで、いわば「きしめんタイプ」です。「片穴6〜8ヶ用」とありますが、長さは120cmとちょっと長め。ちょうど手持ちのコンバースのハイカット(方穴8ヶ)のひもが「きしめんタイプ」なので付けてみました。ハイカットは脱ぎ履きが面倒くさいんですよね。
元の状態
片足だけ装着完了。年季が入っているので、やけにひもだけ浮いて見えますがそこはご愛敬ということで
両足完了です。ゴムだとはまったくわかりませんね
おお、めちゃくちゃ伸びます
ハイカットのスニーカーの一番上の穴まで通しても、ひもをほどかずに引っ張るだけで脱ぎ履きすることができました。これには感動。さすがに2秒というわけにはいきませんでしたが、1分以上節約できるのではないでしょうか。
ローカットのニューバランスにも付けてみました。長いですが、長すぎて使えないということはありません。長さよりも、ニューバランスは靴ひものタイプが「きしめん」ではなく「肉厚」なタイプなので、見た目に違和感があるかもしれません。便利さは言わずもがなです。ローカットはもともとひもをほどかずに脱ぎ履きできるので、ハイカットほどの衝撃はないですが、それでも脱ぎ履きしやすいです。
いろいろな靴に付けている過程で気がついたのは、ゴムなので通したり外したりがしにくいです。たまに穴に引っかかっていわゆるゴムパッチンを食らいます。ただ、靴ひもの付け外しはそう頻繁に行うことではないので、欠点というほどでもないですね。
あとは、使っているうちに伸びてデロデロになるようなことがあるのかどうかが気になります。ただ、仮にゴムがへたるなど寿命的なものがあったとしても、1つ500円前後なのでコスパはじゅうぶんに高いです。
なにはともあれ、これで毎日玄関先でのちょっとした面倒くささから解放されました! カラーも含めてバリエーションがあり、革靴用の細いタイプも展開されているようなので、それこそ脱ぎ履きが面倒くさいビジネスシューズやマーチンのブーツにも買ってみようと思っています。