東京の部屋は家賃の割に狭くて壁も薄いけど、都会じゃないと働き口がない。そんなコンクリートジャングルで世知辛い日々を送る皆さまに朗報です。このたび、収納スペースを確保しつつ、寂しい一人暮らしにほんのり彩りを添えてくれる、かわいい相棒が誕生いたしました。
“オバケと暮らす布団収納ケースの会”という商品名でなんとなく察していただけると思いますが、このふわふわでやわらかいオバケのケースに布団をくるくる詰め込むと、部屋に出しておけるから押し入れのスペースが確保できますよ。ついでにこのシンプルであるが故に万人に訴えかけるオバケがインテリアとしてあなたの生活にちょっとした安らぎを与えてくれますよという、そういうアイテムです。
何もない状態だとへこんでいます
背中のチャックを開封して、直接胃袋に布団を詰め込みます
背中には大きなチャックがついておりまして、こちらを開けるとおなかの中身が空っぽなのがわかります。とりあえず試しに薄くて軽くて丸洗いもできる掛け布団をくるくる巻いて収納してみます。
このようにたたんだ状態でぐいぐい詰め込みます
こういう配色のデザートありますよね
ご覧ください、先ほどまでのぺらぺらで頼りなくて吹けば飛ぶようなオバケだったのが、むっちりしたウエストすらなんとも魅力的な自立するオバケになりました。涙で枕をぬらすような夜も、この子に抱きついたり泣きついたりして心を慰めることができます。
自立してくれました!
枕も食べさせてみましょう
残さず食べてくれました
試しに枕も収納してみましたが、きっちり残さず食べてくれました。しかし、こちらあくまで春〜秋向けの布団での話ですので、羽毛布団やそれなりにかさばる冬用の掛け布団、またサイズが大きめですとうまくいかないかもしれません。その点ご注意いただいたうえで、オバケとのシングルライフを楽しんでください。
水曜日担当。別名義で音楽関係の記事をメインに執筆中。写真・動画撮影が苦手で、いつもリジェクトされている。