クレジットカードの中でもハイステータスなプラチナカード。普段の買い物はもちろん、各種手配を行ってくれる「コンシェルジュ・サービス」やグルメ、旅などに関連した豪華な付帯サービスが特徴的です。
従来、プラチナカードの年会費は5万円を超えることが一般的でしたが、最近は2万〜3万円台のプラチナが相次いで登場。価格.comのプラチナカード人気ランキングでも上位を占めるのは、こうした「コスパ優秀」なカードです。
そこで本記事では、
・プラチナカードの特徴
・プラチナカードの選び方
・おすすめのプラチナカード7選
という3つのパートに分けて紹介していきます。
プラチナカードの特徴は主に下記の5点にまとめられます。
カードのグレードごとの年会費相場は下記のとおりです。
一般カード:無料〜1,000円程度
ゴールドカード:5,000〜10,000円程度
プラチナカード:2万円以上(10万円超のカードも)
プラチナカードの年会費は最低でも2万円以上するのが一般的。「アメックス・プラチナ・カード」(年会費16万5,000円)のように、年会費が10万円を超えるものもあり、プラチナカードの年会費の幅はかなり大きいものとなっています。
ゴールドカードにはなく、プラチナ(以上の)カードに付帯する特典がコンシェルジュ・サービスです。こちらのサービスでは、列車や航空券の手配、レストランの予約などに24時間365日対応してくれます。
たとえば、
「予算2万円程度で、東京駅付近のレストラン2名分の予約を」
「沖縄に3泊で家族旅行をするので、プランの提案をしてほしい」
などの依頼を、電話やメールで行えます。
ほとんどのプラチナカードに付帯するサービスですが、対応のスピードや提案力などは各カードで異なるのが実態です。価格.comのクレジットカード比較ページにはコンシェルジュ・サービスの“質”に言及したユーザーレビューも記載されているので、参考にしてみてください。
グルメ優待もプラチナカードならではの魅力。よくあるのが、対象レストランで2名以上のコース料理を予約すると1名分が無料になるサービスです。「招待日和」「グルメ・ベネフィット」など、カードによって特典名称が異なり、対象の飲食店も異なってきます。
ゴールドカードでは通常、国内主要空港およびハワイの空港ラウンジを無料で利用できます。プラチナカードではこの特典に加え、世界各地の1,000超の空港ラウンジが無料で使える「プライオリティ・パス」のサービスが付帯していることが一般的です。
海外への旅行や出張が多い人には、利用価値の高いサービスと言えそうです。ただし後述するように、カードによっては年間の利用回数に制限を設けていることもあり、この点はチェックが必要です。
プラチナカードは保険も充実。旅行傷害保険は海外・国内ともに最高5000万〜1億円分が付帯してきます。
ただし、従来はカードを保有しているだけで自動的に適用される「自動付帯」が一般的でしたが、最近では、旅行代金などを当該カードで決済することが必要な「利用付帯」に変更するプラチナカードが目立ってきました。
そのいっぽう、最近の傾向としては、スマホの破損や紛失の際に、一定額を補償する保険が付帯するプラチナカードが増えてきました。
「コンシェルジュ・サービス」は、プラチナカードのメリットを感じやすいサービスのひとつ
プラチナカードを選ぶ際にチェックするべき点は、「年会費」と「付帯サービス」とのバランスです。
年会費については、本会員についてはもちろんのこと、本会員とおおむね同じ特典を利用できる「家族カード」の年会費も調べておくとよいでしょう。
こうした"保有コスト"と、付帯サービス(コンシェルジュやグルメ特典、空港ラウンジなど)の利用頻度、自身にとっての利用価値を比較することが大切になってきます。
続いて、価格.comで人気のプラチナカードについて3つのジャンルに分けて紹介していきます。まずは、年会費無料特典がある2枚のプラチナカードを紹介します。
〈UCプラチナカードの特徴〉
・年会費が16,500円で、プラチナカードとしては格安
・価格.comからの入会で初年度の年会費無料キャンペーン実施中
・基本のポイント還元率は1%
・スマホやタブレットなどの破損を年1回、年間3万円まで補償する保険が付帯
ユーシーカード発行の「UCプラチナカード」は、格安プラチナの代表格とも言えるカードです。
年会費は16,500円で、家族カードは1枚につき3,300円。本カードと家族カードを夫婦2人で保有しても年会費は2万円を切る水準(19,800円)となります。
価格.comからの申し込みで、初年度の年会費が無料になる新規入会キャンペーンが開催されています。
また、新規入会者を対象にApple PayやGoogle Payに本カードを設定し、電子マネーのQUICPayで支払うと20%キャッシュバックとなるキャンペーンも実施中です(2025年6月30日まで)。
還元率が非常に高水準で、キャッシュバックの上限金額も4万円と高額に設定されているので、メリットの大きい特典と言えそうです(既存会員も対象の特典ですが、その場合のキャッシュバック上限は3万円)。
このようにプラチナカードとしては格安の年会費でありながら、
・ポイント還元率が高水準
・プラチナカードとしての基本的な特典はひと通りそろっている
点がこのカードの魅力です。
1,000円の利用で「UCポイント」が2P(1P=5円相当)貯まり、基本のポイント還元率は1%。さらに、2025年4月1日からポイントに関連する下記の2つの特典がスタートしました。
(1)ANA、JALなど8つの航空会社の航空券購入時(公式販売窓口からの購入)には7%還元にアップ
〈7%還元となる航空会社〉
ANA/JAL/スカイマーク/オリエンタルエアブリッジ/AIRDO/スターフライヤー/アイベックスエアラインズ/ソラシドエア
(2)3か月間の合計請求金額に応じて最大1,000P(5,000円分)のボーナスポイント
〈ボーナスポイントの内容〉
3か月間の請求金額45万円:400P(2,000円分)
同60万円:500P(2,500円分)
同70万円:600P(3,000円分)
同80万円:700P(3,500円分)
同90万円:800P(4,000円分)
同100万円:1,000P(5,000円分)
貯めた「UCポイント」はUCギフトカード(200P→1,000円分)、ANAマイル(200P→600マイル)、JALマイル(200P→500マイル)などに交換できます。
さらに、「通信端末修理費用保険」が付帯しているのも見逃せない点です。
スマホやノートPC、モバイルゲーム機などの破損・修理の際に年1回、最大3万円まで補償してくれます。このタイプの付帯保険では通常必要となる「自己負担金」が不要で、「当該カードでスマホ代を支払っている」といった条件がなく、幅広く補償されるのはメリットと言えそうです。
また、2025年4月1日よりエアコンや冷蔵庫などの家電製品が自然故障した際に最大20万円まで補償する保険も適用されるようになります。
コンシェルジュ・サービスや海外空港ラウンジの利用(プライオリティ・パス)、グルメ優待など、プラチナカードとしての基本的な特典は付帯。ただし、「プライオリティ・パス」の無料利用は年間6回までに制限されている点は注意が必要です。
●基本スペック
年会費
16,500円(価格.comからの入会で初年度無料)
家族カードの年会費
3,300円
国際ブランド
Visa
貯まるポイント
UCポイント(1P=5円相当)
基本ポイント還元率
1%(1,000円で2P)
主な特典・特徴
スマホやPC、モバイルゲーム機などの破損・修理の際に年1回、最大3万円まで補償
プライオリティ・パスの利用条件
無料利用は年間6回まで
海外旅行傷害保険
最高1億円(利用付帯)
〈apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴〉
・年会費は22,000円、年間300万円以上の利用で次年度の年会費が無料に
・基本のポイント還元率は1.2%と高水準
・apollostationでの給油が常に2円/L引き
・カード利用金額によっては最大10円/L引きに
・ロードサービスが無料付帯
出光クレジットが発行する「apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」は一定の条件をクリアすると年会費が無料になる点が魅力です。
なお、入会後、所定の期間(おおむね入会後3〜4か月間)で60万円以上のショッピング利用をすると(apollostationを除く)、40,500円相当のポイントをプレゼントするキャンペーンを実施中です(2025年9月30日入会まで)。
年会費は22,000円で、家族カードは1枚につき3,300円。ただし、年間300万円以上のカード利用で、次年度の年会費が無料になります。
ポイント還元率は高水準。1,000円の利用で「プラスポイント」が12P(1P=1円相当)貯まり、還元率は1.2%です(ただし、apollostation給油時にはポイント還元なし)。
貯めた「プラスポイント」は、「1,000P=1,000円」としてカード利用金額に充当できるほか、ANA、JALのマイルに「1,000P→500マイル」で交換できます。
大きな特徴はapollostation給油時の値引きサービス。カード発行から1か月はガソリン・軽油が5円/L引き、2か月目以降は2円/L引きになります。さらに、月間のショッピング利用金額に応じて、段階的に値引き額がアップしていき、最大10円/L引きとすることも可能です。
〈月間ショッピング利用金額と値引き額の関係〉
3万円未満:2円/L引き
3万円以上:3円/L引き
4万円以上:4円/L引き
5万円以上:5円/L引き
6万円以上:6円/L引き
7万円以上:7円/L引き
8万円以上:8円/L引き
9万円以上:9円/L引き
10万円以上:10円/L引き
運転時のバッテリーあがりやガス欠などのトラブルに対応するロードサービスが無料で利用できるほか、コンシェルジュ・サービスも付帯。海外空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」は回数制限なく利用可能です。
ただし、グルメ優待では、2名以上のコース予約で1名分が無料となる「ダイニング特典」の付帯はなく、その代わりに、高級レストランでの割引や国内の有名ホテルで朝食無料サービスなどを受けられる「オントレ」と呼ばれる優待が利用可能です。
●基本スペック
年会費
22,000円(価格.comからの入会で初年度無料キャンペーン実施中)
家族カードの年会費
3,300円
国際ブランド
Amex
貯まるポイント
プラスポイント(1P=1円相当)
基本ポイント還元率
1.2%(1,000円で12P)
主な特典・特徴
apollostationでガソリンが常に2円/L引き、ショッピング利用金額に応じて最大10円/L引きに
プライオリティ・パスの利用条件
無料利用の回数制限なし
海外旅行傷害保険
最高1億円(自動付帯)
続いては、特定の店舗やサービスで10%以上のポイント還元を受けられる2枚のプラチナカードを紹介します。
〈dカード PLATINUMの特徴〉
・対象のドコモ利用料金の最大20%還元
・携帯の破損や紛失時に最大20万円を補償
・買い物金額に応じて、最大4万円分の年間利用特典
・本カードを利用した積立投資では最大3.1%還元
NTTドコモが2024年11月にリリースした「dカード PLATINUM」は、提供開始から6か月足らずで会員数60万人(2025年5月5日時点)を突破した注目のカード。価格.comプラチナカードランキングでも現在1位の座をキープしています(2025年5月12日時点)。
年会費は29,700円で、家族カードは1枚目が無料、2枚目以降は1,100円となります。
最大の魅力はドコモ関連サービス利用時の還元率の高さで、ドコモ経済圏に属するユーザーにとっては年会費を大きく上回るポイント獲得が期待できます。
通常は100円の利用で「dポイント」が1P(1円相当)貯まり、基本のポイント還元率は1%。
ただし、対象となるドコモのケータイやドコモ光料金に対しては、入会初年度は1,000円(税別)ごとに200Pが付与され、最大20%還元になります(ahamo、irumo、端末代金などは対象外)。
また、本カードを使った積立投資「dカード積立」では、初年度は一律3.1%還元(NISA口座の場合)となり、毎月の上限である10万円を積み立てるケースでは、年間37,200P(月3,100P)を獲得できます。
このほか、年間のカード利用金額100万円で1万円分、200万円で2万円分、300万円で3万円分、400万円で4万円分のクーポンも贈呈されます。
貯めた「dポイント」は、スマホ決済「d払い」利用時に使えるほか、ドコモの携帯料金やカード利用代金に「1P=1円」として充当できます。
ドコモならではの保険も付帯しています。
購入から3年以内のスマホが紛失・盗難の被害にあったり、修理不能の状態になったりしたときには、新たなスマホの購入代金を20万円まで補償してくれる「ケータイ補償」が付帯しています(同一の機種・カラーなど各種条件あり)。
海外空港ラウンジの利用(プライオリティ・パス=無料利用は年間10回まで=)やグルメ優待はありますが、コンシェルジュ・サービスが付帯していない点は注意が必要です。
このカードを利用するにあたり、注意が必要なのは入会2年目以降です。ドコモ料金に対する還元特典では、入会初年度は一律最大20%還元となりますが、2年目以降は毎月のカード利用金額に応じて変動します。
〈2年目以降のドコモ料金に対する還元率〉
毎月のカード利用金額20万円以上:20%還元
同10万円以上20万円未満:15%還元
同10万円未満:10%還元
「dカード積立」の還元率も同様に、2年目以降は利用金額に応じて「1.1%〜3.1%」の間で変わってくるので、毎月のカード利用金額が20万円に満たない場合は、ポイント還元の魅力が薄れる点は留意しておくべきでしょう。
●基本スペック
年会費
29,700円
家族カードの年会費
1枚目は無料、2枚目以降は1,100円
国際ブランド
Visa、Mastercard
貯まるポイント
dポイント(1P=1円相当)
基本ポイント還元率
1%(100円で1P)
主な特典・特徴
ドコモ利用料金の最大20%還元、dカード積立は最大3.1%還元
プライオリティ・パスの利用条件
無料利用は年間10回まで
海外旅行傷害保険
最高1億円(自動付帯分5000万円)
〈三井住友カード プラチナプリファードの特徴〉
・宿泊予約サイトやコンビニなどの特約店で、ポイント還元率が1%〜9%加算(※1)
・年間400万円利用で40,000Pの継続特典
・SBI証券の積立投資で最大3.0%ポイント付与(※2)
・海外での利用(外貨ショッピング)は3%還元
「三井住友カード プラチナプリファード」はポイント特化型のプラチナカードとして知られています。年会費は33,000円で、家族カードの年会費は無料です。
通常は100円の利用で「Vポイント」が1P貯まり、基本のポイント還元率は1%。特約店で利用すると、「1%」〜「9%」加算される特典が魅力的です。
約70ある特約店はコンビニやふるさと納税サイトなど多彩なラインアップとなっていますが、ひときわ高還元なのが宿泊予約サイト。「Expedia」と「Hotels.com」では最大10%ポイント還元となり(ホテル代金が還元対象)、ホテル利用の多い方なら一挙に大量のポイント獲得が期待できそうです(※1)。
入会して3か月後の月末までに40万円以上の利用があると40,000Pがプレゼントされます。2年目以降は年間の利用金額に応じた継続特典として
年間100万円利用:10,000P
年間200万円利用:20,000P
年間300万円利用:30,000P
年間400万円利用:40,000P
が付与されます(最大40,000P)。
サービス提携しているSBI証券のクレカ積立時には1.0%ポイント付与。こちらも、年間のカード利用金額が300万円以上なら2.0%付与、500万円以上なら3.0%付与にアップするなど、ポイント獲得の特典が充実しているのが特徴的です(※2)。
貯めた「Vポイント」はカード利用代金に充当できるほか、別途「VポイントPayアプリ」をダウンロードすれば、Visaのタッチ決済加盟店などで「1P=1円相当」で利用可能です。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
ただし、本カードの付帯サービスは幾分物足りない印象です。
コンシェルジュ・サービスはありますが、空港ラウンジの利用は国内主要空港とハワイのみで、世界各地の空港ラウンジを対象とした「プライオリティ・パス」は付帯していません。
2名以上のコース料理予約で1名分が無料になるグルメ特典もなく、海外旅行傷害保険も5000万円(利用付帯)にとどまっています。
●基本スペック
年会費
33,000円
家族カードの年会費
無料
国際ブランド
Visa
貯まるポイント
Vポイント(1P=1円相当)
基本ポイント還元率
1%(100円で1P)
主な特典・特徴
旅行予約サイトやコンビニ、飲食チェーンなど約70の特約店では2〜10%還元(※1)
プライオリティ・パスの利用条件
付帯なし(利用可能な空港ラウンジは国内主要空港とハワイのみ)
海外旅行傷害保険
最高5000万円(利用付帯)
※1 プリファードストア(特約店)利用で通常還元率+1〜9%
※1 スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済の利用が条件です。
※1 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※1 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※1 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※1 通常のポイントを含みます。
※1 ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※1 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※2 特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
続いて、特典内容と年会費のバランスにすぐれたプラチナカード3枚を紹介します。
〈JCBプラチナの特徴〉
・Amazonやセブン‐イレブンで1.5%還元
・旅行傷害保険は海外・国内ともに最高1億円、スマホ保険も最高5万円
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに専用ラウンジ
・予約困難な飲食店の検索・予約サービス
「JCBプラチナ」は2万円台の年会費で、上質な特典がバランスよく付帯したプラチナカード。年会費は27,500円。家族カードの年会費は1枚まで無料、2枚目以降は3,300円です。
通常利用では1,000円の利用で「Oki Dokiポイント」が1P(1P=最大5円相当)貯まり、基本のポイント還元率は最大0.5%。ただし、年間のカード利用金額に応じて基本還元率が最大1%までアップする特典が用意されています。
〈年間利用額と基本還元率の関係〉
年間カード利用額30万円以上:0.6%還元
同50万円以上:0.65%還元
同100万円以上:0.8%還元
同300万円以上:1%還元
また、約80ある「JCB original seriesパートナー」に登録された店舗で利用すると2倍〜20倍のポイントが付与され、セブン‐イレブンやAmazonでは最大1.5%還元に、スターバックスカードへのオンライン入金では最大10%還元にまでアップします。
公式HP:JCB original seriesパートナー店舗
貯めた「Oki Dokiポイント」は「ビックポイント」(1P→5P)や「JAL・ANAマイル」(1P→3マイル)のほか、Amazonで「1P=3.5円」で利用できます。
コンシェルジュ・サービスや海外空港ラウンジの利用(プライオリティ・パス)、グルメ優待など、プラチナカードとしての基本的な特典も付帯しています。
保険が充実しているのもこのカードの特徴。旅行傷害保険は海外・国内ともに最高1億円を補償。スマホの破損時には年間で最高5万円まで補償してくれます(自己負担あり)。
本カード会員は、大阪府の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の人気アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」に優先搭乗ができるほか、施設内のJCB会員専用ラウンジで休憩することもできます。
利用状況によっては、JCBの最高峰かつ招待制カードである「JCB ザ・クラス」(年会費55,000円)のインビテーションが届くのも本カードの魅力と言えそうです(招待基準は非公表)。
●基本スペック
年会費
27,500円
家族カードの年会費
1枚目は無料、2枚目以降は3,300円
国際ブランド
JCB
貯まるポイント
Oki Dokiポイント(1P=最大5円相当)
基本ポイント還元率
0.5%(1,000円で1P)
主な特典・特徴
Amazonで1.5%還元、スタバのオンライン入金では10%還元
プライオリティ・パスの利用条件
無料利用の回数制限なし
海外旅行傷害保険
最高1億円(利用付帯)
〈三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴〉
・セブン‐イレブンやローソン、スシローなどで7%還元
・部屋のアップグレードや無料の朝食などのホテル優待が付帯
・国内外の空港ラウンジを対象にした「プライオリティ・パス」は家族会員も無料で利用可能
・旅行傷害保険は海外・国内ともに5000万円分が自動付帯
「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」はコスパのよいプラチナカード。年会費は22,000円。家族カードは、1枚目が年会費無料、2枚目以降は3,300円です。
通常は利用1,000円ごとに「グローバルポイント」が1P(1P=5円相当)貯まり、基本のポイント還元率は0.5%。ところが、セブン‐イレブンやローソン、スシロー、松屋などの対象店舗では7%還元にアップします。
〈7%還元の対象店舗〉
◇コンビニ
セブン‐イレブン、ローソン
◇自販機
コカ・コーラ自販機
◇飲食チェーン
スシロー、ピザハットオンライン、松屋・松のや・マイカリー食堂、ゼッテリア
◇スーパー
サンリブ、近商ストア、ハーベス、東武ストア、ヤマナカ、フランテ、フランテロゼ
貯めた「グルーバルポイント」は、Amazonギフトカードに「200P→1,000円分」で交換可能です。
なお、コンシェルジュ・サービスや海外空港ラウンジの利用(プライオリティ・パス)、グルメ優待など、プラチナカードとしての基本的な特典は付帯しています。
特筆すべき特典は、帝国ホテル東京やザ・リッツ・カールトン東京など、国内約70のホテルで利用できる「プラチナ・ホテルセレクション」。
部屋のアップグレードや無料の朝食、100米ドル相当のホテルクレジット(ホテル内のレストラン・ショップで利用可能)といったサービスが付き、1滞在当たりの合計で平均550米ドル相当分の優待が利用できるとのことです。
対象ホテルに年に1度でも宿泊するなら、年会費以上の価値を実感できそうです。
●基本スペック
年会費
22,000円
家族カードの年会費
1枚目は無料、2枚目以降は3,300円
国際ブランド
Amex
貯まるポイント
グローバルポイント(1P=5円相当)
基本ポイント還元率
0.5%(1,000円で1P)
主な特典・特徴
部屋のアップグレードや無料の朝食、100米ドル相当のホテルクレジットが提供されるホテル優待
プライオリティ・パスの利用条件
無料利用の回数制限なし
海外旅行傷害保険
最高1億円(5000万円分は自動付帯)
〈JAL・JCBカード プラチナの特徴〉
・JALマイルの還元率は常に1%以上
・JAL航空券や機内販売などではマイル還元率は4%に
・入会後初めてのJAL便搭乗で5,000マイル
・最高1億円の国内・海外旅行傷害保険が自動付帯
「JAL・JCBカード プラチナ」はJALマイラーにおすすめのプラチナカード。年会費は34,100円で、家族カードは1枚につき17,050円です。
通常は100円で1マイル貯まり、マイル還元率は1%。イオンやファミリーマート、ウエルシアなどの「JALカード特約店」では2倍の2%還元に。さらに、JALグループの航空券購入や機内販売で使うと、100円で2マイルが追加され、4%還元にまでアップします。
また、JAL便利用の際には、
入会搭乗ボーナス(入会後初めての搭乗):5,000マイル
毎年初回の搭乗ボーナス:2,000マイル
搭乗ごとのボーナス:フライトマイルが25%プラス
といった特典も用意されています。
コンシェルジュ・サービスのほか、海外空港ラウンジが対象の「プライオリティ・パス」が付帯。このほか、2名以上のコース利用で1名分が無料になる「グルメ・ベネフィット」が付帯しています。
旅行に関する保険が手厚いのも本カードの特徴。海外・国内旅行傷害保険の補償額は最高1億円で、条件なく適用される「自動付帯」となっています。
●基本スペック
年会費
34,100円
家族カードの年会費
17,050円
国際ブランド
JCB
貯まるポイント
JALマイル
基本マイル還元率
1%(100円で1マイル)
主な特典・特徴
JALグループの航空券や機内販売で使うと4%還元
プライオリティ・パスの利用条件
無料利用の回数制限なし
海外旅行傷害保険
最高1億円(自動付帯)
価格.comには、最新の人気カードがわかる「クレジットカード人気ランキング」ページが用意されています。「プラチナカード」部門のランキングもあり、順位は毎日変動します。
2025年8月5日時点の価格.comプラチナカード 人気ランキング
2025年8月5日時点で1位の「UCプラチナカード」(年会費16,500円、初年度無料キャンペーン実施中)は、1万円代の年会費でプラチナ特典を利用でき、コスパが非常に優秀なカードです。
2位の「dカード PLATINUM」(年会費29,700円)は、 ドコモ料金の最大20%が付与されるなど、ドコモユーザーは年会費を大きく上回るポイント還元が期待できる点が人気の理由。
3位の「三井住友カード プラチナプリファード」(年会費33,000円)は、ポイント還元率が2〜10%にアップする特約店が豊富にあり、積立投資で最大3.0%ポイント付与されるのがメリット。
4位の「JCBプラチナ」(年会費27,500円)は、上質なサービスを手ごろな年会費で利用できるバランスに富んだプラチナカードです。
5位の「apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」(年会費22,000円)は年間300万円の利用で次年度の年会費が無料となるうえ、apollostationでの給油が最大10円/L引きになるのが特徴的です。
このように、「価格.com プラチナカード人気ランキング」では、今、人気を集めるプラチナカードがひと目でわかりますので、自身のカード選びの参考にしてみてください。
ユーザーの中には、
「特典は少なくてもよいから、プラチナより安い年会費のゴールドカードを探している」
「年会費無料で高還元なカードがほしい」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そうした場合、おすすめの「ゴールドカード」「一般カード」を紹介している下記記事をチェックしてみてください。