今週発売の注目製品ピックアップ

【今週発売の注目製品】電子ペーパーを採用した携帯電話「カードケータイ」が登場

今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、電子ペーパーを採用した携帯電話「カードケータイ KY-01L」や、ニコンのフルサイズミラーレスカメラ「Z 6」、ASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone」を紹介する。

京セラ「カードケータイ KY-01L」(NTTドコモ)

2018年11月22日(木)発売

NTTドコモから、4G対応の携帯電話「カードケータイ KY-01L」(京セラ製)が発売される。

4G対応の携帯電話端末(2016年1月から2018年8月末までに発売・発表されたモデル。スマートフォンは除き、ストレート形状のものに限る。京セラ調べ)として、世界最薄・最軽量を実現している。

主な特徴として、解像度480×600ドットの約2.8型電子ペーパーディスプレイを装備し、低消費電力を実現。たとえば、「静止画面の消費電力(操作しない場合の表示電力)はゼロ」という。VoLTEやWi-Fiテザリングにも対応する。

このほか主な仕様は、バッテリー容量が380mAhで、連続待受時間が約100時間、連続通話時間が約110分(いずれもLTE)。受信時最大速度は100Mbps、送信時最大速度は37.5Mbps。IPX2相当の防水性能も備える。Bluetooth 4.2もサポートした。

本体サイズは55(幅)×91(高さ)×5.3(奥行)mm。重量は約47g。ボディカラーはInk Black。

ニコン「Z 6」

2018年11月23日(金)発売

ニコンから、フルサイズミラーレスカメラ「ニコンZ 6」が登場。ラインアップとして、ボディ単体、「24-70 レンズキット」「FTZ マウントアダプターキット」「24-70+FTZ マウントアダプターキット」を用意する。

新マウント「ニコン Z マウント」を採用したミラーレスカメラ。大口径の新マウントの採用により、レンズ設計の自由度が格段に上がり、光学性能の驚異的な向上を実現したという。同社で最高の開放F値0.95のきわめて明るいレンズなど、多彩な高性能レンズが今後提供される。

また、像面位相差AF画素搭載の新開発裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサーと、新画像処理エンジン「EXPEED 6」を搭載。NIKKOR Z レンズやNIKKOR F レンズが持つ高い解像力を最大限に活用し、被写体をシャープに描写。高感度でも効果的にノイズを低減する。

有効画素数は2450万画素で、ISO 100〜51200の幅広い常用感度域を実現したオールラウンドモデル。すぐれた高感度性能や全画素読み出しのフルフレーム4K UHD動画対応により、暗所での撮影や動画撮影などさまざまなニーズに応えられる。高速連続撮影(拡張)は最高約12コマ/秒。

AF性能では、273点のフォーカスポイントを採用し、撮像範囲の水平、垂直約90%という広い範囲をカバー。FXフォーマットセンサーに最適化したアルゴリズムで、像面位相差AFとコントラストAFを自動的に切り替えてピントを合わせられる。

さらに、ピクチャーコントロールのシャープネス調整に「ミドルレンジシャープ」を新たに搭載。既存の「輪郭強調」「明瞭度」と併用して、画面内のテクスチャーをきめ細かくシャープに見せたりソフトに見せたりすることができる。

電子ビューファインダーは、約369万ドットで、有機ELパネルを採用した電子ビューファインダーを搭載。仕様は、視野率約100%、ファインダー倍率約0.8倍、対角視野角約37.0度。接眼保護窓にはフッ素コートを施し、汚れの付着やフレア、ゴーストを防止する。

手ブレ補正機能として、カメラ内手ブレ補正(VR)を採用。手ブレ補正ユニットを5軸に駆動させて補正し、シャッタースピード最大5.0段分の高い補正効果が得られる。「マウントアダプター FTZ」を介し、VR非搭載レンズを含むNIKKOR F レンズ使用時にも効果を発揮できる。

動画撮影では、フルフレームでの4K UHD(3840×2160)/30pに加え、フルHD/120pの動画撮影も可能。4K UHD動画撮影時には、全画素読み出しにより解像感の高い映像が得られる。4K UHD、フルHDともに「アクティブD-ライティング」「電子手ブレ補正」「フォーカスピーキング」を使用することが可能だ。

背面モニターは、チルト式3.2型タッチパネル液晶(210万ドット)を搭載。記録メディアはXQDカードを採用する。バッテリー寿命は、約310コマ(ファインダーのみ使用時)/約380コマ(画像モニターのみ使用時)。

本体サイズは134(幅)×100.5(高さ)×67.5(奥行)mm。重量は約675g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディキャップを除く)。

ASUS「ROG Phone」

2018年11月23日(金)発売

ASUS JAPANから、SIMフリーゲーミングスマートフォン「ROG Phone ZS600KL」が発売される。

画面に6型有機ELディスプレイを採用したモデル。解像度は2160×1080ドットで、リフレッシュレートは90Hz、応答速度は1ms。108.6% DCI-P3(sRGB145%)の広い色域と、10万:1のHDRビジュアルによって「目を見張る鮮やかさと、影の中も繊細に映し出すゲーム体験が可能」という。

プロセッサーには、内蔵CPUコアを2.8GHzから2.96GHzにオーバークロックした「Snapdragon 845」のカスタムバージョンを装備。メモリーは、8GB LPDDR4Xを備える。内蔵ストレージは512GBで、UFS 2.1規格の高速なストレージを採用しており、ゲームのデータ読み出しなどを高速に行えるとのことだ。

本体の内部には、銅製ヒートスプレッダーとカーボン冷却パッドに加えて、強力に熱の移動を行える、3Dベイパーチェンバーを搭載。本体の熱を効率よく、外部に放出する。また、4速ファンシステムを搭載した外付けの「AeroActive Cooler」が付属し、本体の背面に取り付けることで、負荷のかかるゲームを長時間プレイした場合でも、発熱を気にせず快適にゲームをプレイできるという。

機能面では、ゲームの操作性と利便性を向上させる超音波タッチセンサー「AirTrigger」を搭載。音質面では、192kHz/24bitのハイレゾ音源に対応するほか、立体音響技術のDTS:X Ultra 1.0をサポートする。管理アプリ「Game Center」も搭載した。

主な仕様として、カメラ機能は、背面が1200万画素メインカメラ+800万画素広角カメラ、前面が800万画素カメラ。無線通信はIEEE802.11a/b/g/n/ac/ad準拠の無線LAN規格、Bluetooth 5.0に対応。IPX4相当の防水性能も装備。バッテリー容量は4000mAhで、駆動時間が約14.7時間(Wi-Fi通信時)、連続通話(VoLTE)が約2268分、連続待受(VoLTE)が約541.2時間。

本体サイズは76.1(幅)×158.8(高さ)×8.3(奥行)mm。重量は約200g。

山野 徹(編集部)

山野 徹(編集部)

新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。

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