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ワイモバイルが「Xperia 8」など2019年秋冬スマホ4モデルを発表

ワイモバイルは、2019年10月7日、スマートフォンなど秋冬モデルを発表した。ワイモバイルとしては初めての取り扱いとなる「Xperia 8」をはじめ、エントリーモデル「Libero S10」、「Android One S6」、「Android S7」という4モデルのラインアップだ。各機種の特徴を解説しよう。

ワイモバイル初の「Xperia」が登場
ソニーモバイル「Xperia 8」

「ワイモバイル」ブランドとしては初の「Xperia」シリーズとなる「Xperia 8」が登場。ボディサイズは、約69(幅)×158(高さ)×8.1(厚さ)mmで、重量約170g。2,520×1,080のフルHD+表示に対応する約6.0インチの液晶ディスプレイを搭載する。ディスプレイは「Xperia 1」と同じ縦横比21:9の縦長で、サイドセンスを採用するなど、Xperia 1の使い勝手を手頃な価格帯で利用できるのが特徴となっている。このボディは、IPX5/8等級の防水仕様と、IP6Xの防塵仕様をクリアしている。

SoCは、「Xperia Ace」と同じ「Snapdragon 630」で、4GBのRAMと64GBのストレージ、最大512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSは、Android 9。メインカメラは約1200万画素の標準カメラと、約800万画素の望遠カメラを組み合わせたデュアルカメラで、光学2倍のズーム撮影が可能なほか、2台のカメラの視差を計測した背景ぼかし撮影が行える。動画撮影ではディスプレイと同じ21:9の縦横比での撮影も可能だ。フロントカメラは約800万画素。そのほかの機能では、FeliCaポートを搭載するほか、ヘッドホン端子を備える。また、ソニー独自のワイヤレス高音質技術「LDAC」に対応しており、対応するイヤホン・ヘッドホンと組み合わせることでワイヤレスでも、高音質の音楽再生が可能だ。

カラーバリエーションはホワイト、ブラック、オレンジ、ブルーの4色。発売は2019年10月下旬以降を予定している。

防水・防塵ボディにデュアルカメラを備えたエントリーモデル
ZTE「Libero S10」

「Libero S10」は、約73.2(幅)×152.7(高さ9×8.4(厚さ)mmで、重量約165gのボディに、2,160×1,080表示に対応する約5.7インチの液晶ディスプレイを搭載する。IPX7等級の防水仕様と、IP5X等級の防塵仕様をクリアしている。なお、ディスプレイは濡れた手でも操作がスムーズにできる「ウェットタッチ」や、手袋を着けた手でも操作ができる「手袋モード」を備えている。SoCは、「Snapdragon 450」で、3GBのRAMと32GBストレージ、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを備える。OSは、Android 9となる。

メインカメラは、1,300万画素と約 200万画素の組み合わせのデュアルカメラで、2台のカメラの視差を生かした背景ぼかし撮影が行える。フロントカメラは約500万画素だ。カラーバリエーションはホワイト、ネイビーの2色。2019年11月上旬以降の発売を予定している。

耐衝撃ボディにAndroid 10をプリインストールするエントリーモデル
京セラ「Android One S6」

Android One規格に準拠したスマートフォン「Android One S6」。Google準拠のアプリを中心としたシンプルなプリインストールアプリ群が特徴で、発売から24か月間に最低 1 回以上のOSバージョンアップ、3年間にわたる毎月のアップデート保証が受けられる。

約73(幅)×153(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量約151gのボディに、2,280×1,080のフルHD+表示に対応する約5.84インチの液晶ディスプレイを搭載する。このボディは、IPX5/8等級の防水仕様と、IP6X等級の防塵仕様に加えて、米国国防総省の調達基準MIL-STD-810Gの耐衝撃性能をクリアするタフネス仕様。FeliCaポートも搭載している。SoCにMediaTeks社の「Helio P35 MT6765」を採用し、3GBのRAMと32GBのストレージ、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSは、最新版となるAndroid 10。

メインカメラは、有効画素数約1,600 万画素と、約800万画素の組み合わせのデュアルカメラだ。約800万画素のカメラは135°の超広角撮影が可能となっている。フロントカメラは約800万画素。

カラーバリエーションは、ラベンダーブルー、ホワイト、ブラックの3色。2019年12月中旬以降の発売を予定している。

4,000mAhの大容量バッテリーで1週間の電池持ちを実現するエントリーモデル
シャープ「Android One S7」

上記「S6」と同じ、Android One仕様に準拠したスマートフォンで、Google準拠のアプリを中心としたシンプルなプリインストールアプリと、発売から24か月間に最低 1 回以上のOSバージョンアップ、毎月のアップデートを3年間保証している点は同様だ。

約70(幅)×147(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量約167gのボディに、2,160×1,080のフルHD+表示に対応する約5.5インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載する。IPX5/8等級の防水仕様と、IP6X等級の防塵仕様をクリアしており、FeliCaポートも搭載する。SoCにミドルレンジ向けの「Snapdragon 630」を搭載し、3GBのRAMと32GBのストレージ、最大512GBまで対応のmicroSDXCメモリーカードスロットを備える。OSはAndroid 10だ。

内蔵バッテリーは容量4,000mAhの大容量で、1週間の電池持ちを実現している(通話やメッセージの送受信を中心に、1 日当たり約 1 時間の利用と約 23 時間の待機を想定した場合)。また、充電の繰り返しによるバッテリーの劣化を抑える「インテリジェントチャージ」も搭載している。

メインカメラは画素数約1,200万のシングルカメラだが、電子式の手ぶれ補正やAIを使ったシーン認識を搭載しており、動き回る子どもやペットなどの撮影でも鮮明な映像を記録できる。フロントカメラは約800万画素だ。

カラーバリエーションはライトカッパー、シルバー、ブラックの3色。2019年12月中旬以降の発売を予定している。

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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