レビュー
デスクトップ向け第10世代Coreプロセッサーの実力は?

インテル最新CPU「Core i9 10900K」「Core i7 10700」「Core i5 10600K」速攻レビュー

アンロックモデルの「Core i9 10900K」と「Core i5 10600K」、そしてTDP65Wの「Core i7 10700」をテスト

さて、ここからは検証用機材をご紹介していこう。今回は、インテルから第10世代“Comet Lake-S”のレビュワー向けにアンロックモデルの「Core i9 10900K」と「Core i5 10600K」という2つのCPUをお借りしたほか、CPUのベンチマーク計測用のマザーボードと一緒に「Core i7 10700」のES版をASUSよりお借りすることができたので、比較用の「Ryzen 7 3700X」と合わせて合計4つのCPUをテストした。各CPUのスペックは以下の通りだ。

今回使用したCPUの主な仕様

今回使用したCPUの主な仕様

インテルから送られてきたレビュワーズキット

インテルから送られてきたレビュワーズキット

箱のフタを開けるとこんな感じ

箱のフタを開けるとこんな感じ

インテルロゴの入ったアクリルパネルの内側にCPUが収められていた

インテルロゴの入ったアクリルパネルの内側にCPUが収められていた

発表時の資料でCore i9は凝ったデザインのパッケージが披露されたが、届いたのは紙製の簡易的なパッケージだった

こちらが“Comet Lake-S”の最上位モデル「Core i9 10900K」

こちらが“Comet Lake-S”の最上位モデル「Core i9 10900K」

こちらが「Core i5 10600K」

こちらが「Core i5 10600K」

CPUパッケージがLGA1200となり、従来のLGA1151とは互換性がなくなっている

CPUパッケージがLGA1200となり、従来のLGA1151とは互換性がなくなっている

CPU-Zの表示(Core i9 10900K)

CPU-Zの表示(Core i9 10900K)

CPU-Zの表示(Core i7 10700)

CPU-Zの表示(Core i7 10700)

CPU-Zの表示(Core i5 10600K)

CPU-Zの表示(Core i5 10600K)

今回、インテルCPUに組み合わせたマザーボードは、LGA1200の新CPUに対応したZ490チップセットを搭載するASUS「ROG STRIX Z490-A GAMING」。ASUSのゲーミング向けマザーボードの中でも、性能とコストパフォーマンスのバランスをウリにした人気シリーズ「ROG STRIX」に属する製品だ。ゲーミング向けのハイエンドマザーボードでは珍しいホワイトを基調にしたカラーリングが目を惹く。

第10世代“Comet Lake-S”と組み合わせたASUS「ROG STRIX Z490-A GAMING」。ゲーミングマザーボードとしては珍しいホワイトカラーがカッコイイ。パッケージもホワイトと、徹底したこだわりようだ

もちろん、見た目だけじゃなく、スペック面もかなり作り込まれている。特に電源回りは注目だ。今回レビューしたトップエンドモデルの「Core i9 10900K」もそうだが、第10世代“Comet Lake-S”は、第9世代“Coffee Lake-S”に比べてCPUの最大コア数が増え、「Turbo Boost Max Technology 3.0」などが新たにサポートされたこともあり、マザーボードは特にCPUへの電源供給周りがかなり重要となっていることが予想される。「ROG STRIX Z490-A GAMING」も、こういった事情を踏まえ、CPU電源のソケットに金属アーマーを備えた「PROCOOL II電源コネクター」を採用したり、12+2のパワーステージを備えるなど、かなり念入りに対策が施されている。

CPUソケット周辺。合金チョークやコンデンサーがずらりと並ぶ

CPUソケット周辺。合金チョークやコンデンサーがずらりと並ぶ

CPU電源のソケットは、金属アーマーを備えた「PROCOOL II電源コネクター」を採用

また、ネットワーク機能はIntel 400 シリーズチップで新たにサポートされたインテルの最新イーサネットコントローラー「Intel i225-V」を採用し、最大2.5Gbpsでの通信をサポートしたのもポイント。「ROG STRIX Z490-A GAMING」は、「ROG STRIX」シリーズの中でも比較的お買い求めやすいモデルだが、このあたりのクラスにも2.5GbEが付いてくるのは非常にありがたい。

ほかにも、このクラスの製品になると重量級のハイエンドビデオカードとの組み合わせが多いことから、PCIeスロットに金属補強を施して耐久性を高めていたり、ケーブルの挿抜が多いバックパネルに、耐久性を高めつつほこりの侵入も防げる一体型形状を採用するなど、耐久性についても手抜かりはない。M.2スロットも2基備え、うち1つは使い勝手のよい冷却用ヒートシンク付きで、ハイエンドビデオカードの装着でエアフローがしっかり担保できなくなった時のケアもばっちりだ。このあたりの作り慣れた感じはさすがASUSといったところだろう。

CPU電源のソケットは、金属アーマーを備えた「PROCOOL II電源コネクター」を採用

バックパネルは耐久性の高い一体型を採用

バックパネルは耐久性の高い一体型を採用

ゲーミングマザーボードでは必須となっているイルミネーション機能ももちろん搭載

ゲーミングマザーボードでは必須となっているイルミネーション機能ももちろん搭載

バックパネルにはインテルの最新イーサネットコントローラー「Intel i225-V」による2.5GbEも搭載

バックパネルにはインテルの最新イーサネットコントローラー「Intel i225-V」による2.5GbEも搭載

チップセットのヒートシンクカバーもホワイトとメタリックシルバーでかっこいい。PCIeスロットは金属パーツで補強し、耐久性を向上させている

マザーボード以外のパーツ構成は以下の通りとなる。なお、今回はCPUのレビューということで、メモリーの動作クロックについては、各CPUでサポートするクロック数に合わせている。また、消費電力などのCPUの傾向を正確に把握するため、マザーボード側のインテリジェントなCPUのOC機能はすべてOFFにし、CPUのPL1、PL2はそれぞれ第10世代“Coffee Lake-S”のデフォルト値となるPL1:TDPの値、PL2:TDPの値×2を設定。TauのみUEFI上でセレクターでしか選択できなかったため、デフォルト値の58秒に最も近い56秒を設定させていただいた。

インテルCPU検証マシン構成
CPU:インテル「Core i9 10900K」「Core i7 10700(ES)」「Core i5 10600K」
マザーボード:ASUS「ROG STRIX Z490-A GAMING」
メモリー:crucial「CT2K16G4DFD832A」(DDR4-3200 16GB×2、Core i9とCore i7は1.2V DDR4-2933設定、Core i5は1.2V DDR4-2667設定で使用)
ビデオカード:PALiT「GeForce GTX 1080 Jetstream」(GeForce Game Ready Driver 445.87、電源管理モード最適電力)
ストレージ:CFD「PG3VNF CSSD-M2B1TPG3VNF」(1TB、PCI-E Gen.3で接続)
電源ユニット:Corsair「HX1200」(1200W、80PLUS PLATINUM)
OS:マイクロソフト「Windows10 Pro 64bit」(Build 18363.836、電源プランバランス)

AMD CPU検証マシン構成
CPU:AMD「Ryzen 7 3700X」
マザーボード:ASUS「TUF GAMING X570-PLUS」
メモリー:crucial「CT2K16G4DFD832A」(DDR4-3200 16GB×2、1.2V DDR4-3200ネイティブ設定で使用)
ビデオカード:PALiT「GeForce GTX 1080 Jetstream」(GeForce Game Ready Driver 445.87、電源管理モード最適電力)
ストレージ:CFD「PG3VNF CSSD-M2B1TPG3VNF」(1TB、PCI-E Gen.4で接続)
電源ユニット:Corsair「HX1200」(1200W、80PLUS PLATINUM)
OS:マイクロソフト「Windows10 Pro 64bit」(Build 18363.836、電源プランRyzenバランス)

Z490チップセット搭載の「ROG STRIX」シリーズは、AIを使ったOC機能「ROG AI OVERCLOCKING」が新たに搭載されたことも大きな特徴となっているが、今回はCPUの純粋なパフォーマンスを見るため、OC関連機能は動かないように設定させてもらった

PL1、PL2、Tauの設定値についても、マザーボードの標準設定ではAutoになっているが、CPUのデフォルト値に合わせてもらっている

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