「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

ファーウェイが縦折りのフォルダブルスマホ「P50 Pocket」発表

ファーウェイは、縦折りタイプの折りたたみスマートフォン「P50 Pocket」を発表しました。これまでは、横折りタイプの「Mate X」シリーズを手がけてきた同社ですが、「P50 Pocket」は新しい選択肢になりそうです。

ファーウェイの折りたたみスマホ新型は「P50 Pocket」

「P50 Pocket」は、6.9インチの有機EL（2790×1188）を搭載するスマートフォン。最大120Hz駆動のリフレッシュレートなど、ハイスペックなディスプレイを搭載します。また、メインディスプレイとは別に、背面に1.04インチの円形サブディスプレイを搭載しており、本体を折りたたんだままでも通知を確認したり、セルフィーを撮影したりすることが可能です。

基本スペックは、CPUがクアルコム「Snapdragon 888 4G」で、メモリーは8GB、ストレージ容量は256GB。メインカメラは4000万画素のメインレンズ（F1.8）と1300万画素の超広角レンズ（F2.2）、3200万画素のスーパースペクトルレンズ（F1.8）のトリプルカメラ構成で、インカメラは1070万画素の広角レンズ（F2.2）を搭載します。

バッテリー容量は4000mAhで、ファーウェイの急速充電技術「SuperCharge」に対応。価格は8988元（約16万円）で、上位モデルのプレミアムエディションが1万988元（約20万7300円）。折りたたみスマートフォン市場は、サムスンの「Galaxy Z」シリーズの1強という感じですが、ここにファーウェイは切り込めるのでしょうか。

LGがフレキシブル有機ELディスプレイ搭載のソファをCESで展示へ

およそ2年ぶりにリアル開催を迎える「CES 2022」。2022年1月5日〜1月8日の期間で開催されますが、各メーカーが出展内容を告知しています。その中でも特に注目を集めているのが、LGのフレキシブル有機ELディスプレイ搭載のソファです。

LGが公開した「Media Chair」は、4Kのフレキシブル有機ELディスプレイを搭載するコンセプトモデルのソファです。55インチの有機ELディスプレイとリクライニングソファを合体させたデザインになっており、ひとり用映画館のようなラグジュアリー感があります。

フレキシブル有機ELディスプレイを搭載するソファ「Media Chair」

もうひとつのコンセプトモデル「Virtual Ride」は、55インチの有機ELディスプレイを3枚接続して、床から天井までをディスプレイで覆うことで、より没入感の高い仮想体験を可能にするエアロバイクです。

没入感の高いサイクリング体験を提供するエアロバイク「Virtual Ride」

CESの時期になると毎年風変わりな製品で驚かせてくれるLG。2022年も面白い製品に出会えそうです。

クラウドゲームサービス「GeForce NOW」が「Pixel 6 Pro」の120Hz駆動に対応

クラウド上でゲームを動作させて、手持ちのスマートフォンでもAAA級のタイトルが遊べるクラウドゲームサービス「GeForce NOW」が、「Pixel 6 Pro」の120Hz駆動に対応したことが明らかになりました。

「GeForce NOW」は、これまでにも120Hz駆動を提供していましたが、プレイ可能なのはサムスンの一部の「Galaxy」シリーズに限定されており、ほかのスマートフォンでは120Hz駆動でゲームを遊ぶことができませんでした。

しかし、このたび、120Hz駆動対応の端末に「Pixel 6 Pro」が追加されたことが判明。これをきっかけに対象機種が拡大する可能性があります。なお、NVIDIAによれば、120Hz（120fps）でのゲームプレイには最低25MB/s以上の通信速度が必要とのことです。