特別企画

「ChromeOS Flex」で古いWindows PCやMacをよみがえらせる!

グーグルは、古いWindows PCやMacにインストールできる「ChromeOS Flex」を公開しました。「ChromeOS Flex」の基礎から、インストールして活用するまでの方法を解説します。

「ChromeOS Flex」により、眠っている古いWindows PCやMacを有効活用できる

「ChromeOS Flex」により、眠っている古いWindows PCやMacを有効活用できる

「ChromeOS Flex」とは?

「ChromeOS Flex」は、グーグルが企業や学校において古くなったWindows PCやMacを有効活用する目的で無償公開しているOSのこと。一般ユーザーも利用できます。

元々、ネバーウェア社が「Chrome OS」をベースとする「CloudReady」というOSを提供していたのですが、グーグルが2020年にネバーウェア社を買収。名称をChromeOS Flexとし、2022年2月から先行評価用としてプレビュー公開していました。

ユーザーからのフィードバックを反映させながら改良を加えてきましたが、7月15日(米国時間)、安定版として一般公開しました。

Chrome OSとの違いは?

グーグルには、自社開発したChrome OSもあります。同OSは、Chromebookパソコンにプリインストールされるもので、OSを単体で入手することができません。

対してChromeOS Flexは、OS単体を入手して、使用条件を満たすWindows PCやMacにインストールできるようにした、という点が大きな違いです。

また、Chrome OSがベースになっているため、基盤となるテクノロジーや管理ツールといった基本的な性能は共通なのですが、セキュリティ面などで違いがあります。

詳しくは、以下のヘルプページを参照してください。

●ChromeOS FlexとChrome OSの違い
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11542901

ChromeOS Flexの使用条件は?

グーグルは、ChromeOS Flexが安定して動作するパソコンを定期的にテストしていて、認定を受けたパソコンを認定モデルリストに公開しています。

●認定モデルリスト
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11513094

この認定モデルリストに含まれるパソコンであれば、パフォーマンスや安定性が保証されます。ただし、認定モデルによってサポートされる機能とサポートされない機能があることは理解しておいてください。

また、認定モデルごとに認定期間に期限が設けられています。これは認定モデルリストで確認できますので、事前に確認しておきましょう。

では、認定モデルリストに入っていないパソコンにはインストールできないかというと、そうではありません。インストールできるパソコンもありますが、パフォーマンス、機能、安定性が保証されないということになります。

もし、認定モデルリストに入っていないパソコンで試してみる場合は、その点を理解しておいてください。後述しますが、インストール前に動作を確認することもできます。

インストールに必要なパソコンの最小要件は、以下の通りです。

・アーキテクチャー:IntelまたはAMD x86の64ビット互換デバイス
・メモリー(RAM):4GB
・内部ストレージ:16GB
・USBドライブからの起動をサポート
・BIOS:すべての管理者権限
・プロセッサーとグラフィック:2010年より前に製造されたコンポーネントは、動作が不安定になる可能性がある

加えて、インストールには8GB以上のUSBメモリーまたはSDメモリーカードが必要になります。

USBインストーラーを作成する

ChromeOS Flexをパソコンにインストールするには、はじめにUSBインストーラーを作成します。

作成するパソコンは、ChromeOS Flexを使うパソコンである必要はありませんが、ブラウザーソフトの「Chrome」を使うことになります。

Chromeと、容量が8GB以上のUSBメモリーまたはSDメモリーカードを用意して作業を始めましょう。

なお、SanDiskなど一部メーカーのUSBメディアは、インストーラーとして機能しないことがわかっています。詳細は、以下のヘルプページを参照してください。

●既知の問題
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11541806#usb&zippy=%2Cusb-ドライブに関する問題

まず、Chromeを起動してアドレスバー直下にあるブックマークバー左端の「アプリ」をクリック。アプリアイコンが一覧表示されたら、「ウェブストア」をクリックして開きます。

Chromeで「ウェブストア」を開く

Chromeで「ウェブストア」を開く

ウェブストアが開いたら、左上の検索ボックスに「Chromebookリカバリユーティリティ」と入力して検索してください。

検索結果に表示される「Chromebookリカバリユーティリティ」をクリック。次の画面で「Chromeに追加」をクリックし、確認の画面で「拡張機能を追加」をクリックして追加します。

これで、アドレスバーの右側に「Chromebookリカバリユーティリティ」が追加されます。追加の通知画面は「×」をクリックして閉じましょう。

「Chromebookリカバリユーティリティ」を検索してクリック

「Chromebookリカバリユーティリティ」を検索してクリック

「Chromeに追加」をクリック

「Chromeに追加」をクリック

「拡張機能を追加」をクリック

「拡張機能を追加」をクリック

「Chromebookリカバリユーティリティ」が追加されたら、「×」をクリック

「Chromebookリカバリユーティリティ」が追加されたら、「×」をクリック

念のため、「Chromebookリカバリユーティリティ」が有効になっているか、確認しておきましょう。

操作は、「拡張機能」→「拡張機能を管理」とクリック。開く画面で「Chromebookリカバリユーティリティ」がオンになっていたらOKです。

「拡張機能」→「拡張機能を管理」とクリック

「拡張機能」→「拡張機能を管理」とクリック

「Chromebookリカバリユーティリティ」がオンになっていることを確認。オフの場合はオンにする

「Chromebookリカバリユーティリティ」がオンになっていることを確認。オフの場合はオンにする

「拡張機能」→「Chromebookリカバリユーティリティ」とクリックして起動しましょう。

「拡張機能」→「Chromebookリカバリユーティリティ」とクリック

「拡張機能」→「Chromebookリカバリユーティリティ」とクリック

「Chromebookリカバリユーティリティ」が起動したら、「始める」をクリック。

「Chromebookの識別」画面では、「リストからモデルを選択」をクリックしてください。

次の画面では、「メーカーを選択」をクリックして「Google ChromeOS Flex」を選択。「製品を選択」をクリックすると「ChromeOS Flex」が表示されます。選択できたら、「続行」をクリックします。

「始める」をクリック

「始める」をクリック

「リストからモデルを選択」をクリック

「リストからモデルを選択」をクリック

「メーカーを選択」に「Google ChromeOS Flex」、「製品を選択」に「ChromeOS Flex」を選択して「続行」をクリックする。

「メーカーを選択」に「Google ChromeOS Flex」、「製品を選択」に「ChromeOS Flex」を選択して「続行」をクリックする。

「USBフラッシュドライブまたはSDカードの挿入」画面になったら、USBメディアをパソコンに挿入してください。

挿入したら、使用するメディアを選択して「続行」をクリックします。

「リカバリイメージの作成」画面で「今すぐ作成」をクリック。途中、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら「はい」をクリックしてください。

「リカバリメディアの作成が完了しました」と表示されたら、「完了」をクリック。USBメディアを取り出したら、USBインストーラーの作成は完了です。

この画面になったら、USBメディアを挿入する

この画面になったら、USBメディアを挿入する

使用するメディアを選択して「続行」をクリック

使用するメディアを選択して「続行」をクリック

「今すぐ作成」をクリック

「今すぐ作成」をクリック

「ユーザーアカウント制御」画面では「はい」をクリック

「ユーザーアカウント制御」画面では「はい」をクリック

「完了」をクリックしてUSBメディアを取り出す

「完了」をクリックしてUSBメディアを取り出す

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