選び方・特集

1万円台の超格安スマートフォン特集! 用途に合わせて選べる良品8機種を厳選(2023年5月更新)

スマートフォンの値上がりが続き、「もっと安いスマートフォンの情報がほしい」と感じている人も少なくないと思います。そこで価格.comマガジンでは、徹底的に価格にこだわってスマートフォンを厳選! 2022年4月以降に発売された最新スマートフォンの中から、1万円台で手に入る良品8機種をピックアップしました。

※本記事で紹介する端末は、2022年4月以降に発売されかつ、2023年5月20日時点での価格.com最安価格が1万円台かつ、国内の通信事業者と十分な適合性のある通信性能を備えたSIMフリースマホ、および特定の条件なら1万円台かそれ以下で購入できる大手通信事業者のスマートフォンです。
※本記事中の価格は税込で統一しています。

1万円台の超格安スマホの使い道とは?

「1万円台のスマートフォン」と聞くと、「性能が低くてちゃんと使えないのでは?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、使い方によっては十分に活用できます。具体的にどんな使い方に適しているのか、いくつか例をあげます。

調べ物やメール、SNS、音声通話などの基本的な用途を中心に考えている場合

高価な製品でも安価な製品でも、スマートフォンとしての基本機能は同じです。インターネットを使った調べ物や地図アプリの活用、メールやSNSなどの文字を使ったコミュニケーションといった、ごく基本的な機能を目的にするなら、1万円台の安価な製品でも十分に活用できます。

音声通話、地図を見る、メールやSNSで文字のコミュニケーションを行うといった基本的な用途であれば1万円台の製品でも十分です

音声通話、地図を見る、メールやSNSで文字のコミュニケーションを行うといった基本的な用途であれば1万円台の製品でも十分です

紛失や破損が心配な場合

子どもにスマートフォンを持たせる場合、破損や紛失はやはり気がかり。子どもが成長するまでのつなぎとして、こうした安価なスマートフォンを与えるのは悪くないと言えます。

高価なスマートフォンをいきなり子どもに与えるのはちょっと心配。子どもが成長するまでのつなぎとして、安価なスマートフォンを選ぶのもよいでしょう

高価なスマートフォンをいきなり子どもに与えるのはちょっと心配。子どもが成長するまでのつなぎとして、安価なスマートフォンを選ぶのもよいでしょう

バックアップ用スマートフォンが必要な場合

スマートフォンの重要性が増すにつれて、回線障害や端末の不調といった不意のトラブル備えたバックアップのためにサブ機を用意する人が増えています。とはいえ、サブ機で贅沢をするのは考えもの。導入コストは安く、それでいて一定の性能を備えた新型の製品は、サブ機として適していると言えるでしょう。

それでは、以下に、1万円台の低価格なスマートフォン8機種を厳選して掲載します。1万円台という価格から「どれも似たような性能で大差ないのでは?」と考えるかもしれませんが、実際はこの価格帯でも、製品によってちゃんと個性があります。

コンパクトで頑丈! 1万円台で手に入る最新のXperia
ソニー「Xperia Ace III」(ワイモバイル)

2022年に登場した、ソニー「Xperia」シリーズのエントリーモデル。樹脂製のボディは傷に強く、水没にも耐える高い防水性能と、ホコリの侵入を防ぐ防塵性能を備えています。さらに、ディスプレイを覆う保護ガラスもカギなど金属による傷や破損にも強い高性能な「Corning Gorilla Glass Victus」が使われており、総じて丈夫な設計です。5G対応や、おサイフケータイで必須のFeliCaを搭載しているなど、基本的な性能も十分。用途を限定せずに利用できるのも魅力です。

なお、ワイモバイルでは、他社からのMNP契約(LINEMO、ソフトバンク、ソフトバンク系MVNOを除く)あるいは新規の回線契約とセットの場合に、1万円台で購入可能です。

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Android標準に準じたシンプルな操作性と大画面が魅力
モトローラ「moto e32s」(SIMフリー)

モトローラのラインアップでは最安の4Gモデルです。約6.5インチの大画面液晶ディスプレイを採用しており、大きな画面の操作性や画面の見やすさにこだわる場合に適しています。また、モトローラのスマートフォンに共通する特徴である、Androidの標準にならったわかりやすい操作性も魅力。同じくAndroid標準の操作性を取り入れたソニーの「Xperia」シリーズ、シャープ「AQUOS」シリーズ、Google「Pixel」シリーズなどとの間なら、比較的スムーズに移行が行えるでしょう。

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6.71インチの大画面を備えた価格最優先のエントリーモデル
シャオミ「Redmi 12C」(SIMフリー)

コストパフォーマンスの高さが魅力のシャオミのスマートフォン。その中でも「Redmi 12C」は、徹底的に低価格を追求した4Gモデルです。価格.com最安価格は15,000円台で、2023年春に登場したばかりの新製品としては圧倒的な安価と言えるでしょう。低価格ながら6.71インチの大画面ディスプレイを採用するのが魅力です。

デザインにも特徴があり、網目状のパターンが刻まれた背面は滑りにくく、持ちやすさも上々。OSには、Android OSの機能や操作性を拡張した「MIUI 13」を採用しています。

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継続した水没に耐えるボディと1.5倍速ディスプレイが魅力
シャオミ「Redmi Note 10T」(SIMフリー)

FeliCaと5Gに対応する、シャオミのエントリーモデル。ディスプレイは6.5インチ液晶でフルHD+表示と1.5倍速の90Hz駆動に対応しており、なめらかな映像を表示できます。ボディの防水性能はIPX6/8等級という高性能で、継続した水没に耐えられます。急速充電には対応していませんが、家電量販店やコンビニでも購入できるUSB PD(USB Power Delivery)規格に対応した汎用の充電器やモバイルバッテリーを使えば18Wの充電が可能です。

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ステレオスピーカーで迫力あるサウンド。73分の急速充電器を同梱
OPPO「oppo A77」(SIMフリー)

中価格帯や低価格帯のスマートフォン作りに長けたオッポの低価格な4Gモデル。この価格帯としては珍しくステレオスピーカーを備えており、迫力のあるサウンドを再生できるのが魅力です。背面に施された独自の表面加工「OPPO Glow(オッポ・グロウ)」は、乾いた砂のような感触と、汚れの目立ちにくさが魅力で、独特の高級感があります。

また、同梱の充電器を使用すれば、5000mAhのバッテリーを最短73分の短時間でフル充電可能。OSに、iPhoneシリーズに搭載される「iOS」に近い画面デザインの「ColorOS 12」を採用しているのも特徴です。

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61分の急速充電器を同梱! ミドルクラスの実力を備えた高コスパモデル
シャオミ「Redmi Note 11」(SIMフリー)

先に紹介した「Redmi 12C」の前モデルに位置づけられる4Gスマホ。2023年5月現在も発売されている現行モデルです。シャオミの持ち味である高いコストパフォーマンスが存分に発揮されており、1万円台ながら、フルHD+対応の有機ELディスプレイ、ステレオスピーカー、ミドルレンジ向けSoCを採用するなど、性能の高さはミドルレンジ機に迫ります。

また、同梱のACアダプターを使えば61分での急速充電が可能。3台のカメラを組み合わせたメインカメラは、超広角や接写などさまざまな構図で撮影が楽しめます。

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おサイフケータイや5G対応の本格モデル
ZTE「Libero 5G III」(ワイモバイル)

ワイモバイル専売の5G対応エントリーモデル。水没にも耐えるIPX5/7の防水性能やおサイフケータイに対応するうえ、ディスプレイにフルHD+表示が可能な有機ELを採用するなど、コストパフォーマンスの高さが魅力です。なお、端末料金は21,996円ですが、他社からのMNP契約(LINEMOやソフトバンク、ソフトバンク系MVNOを除く)あるいは新規の回線契約とセットの場合、18,000円の割引が適用されて3,996円(一括払い)での購入が可能です。

新モデルの登場で断然狙い目
シャープ「AQUOS wish2」(ワイモバイル)

2023年夏に後継モデル「AQUOS wish3」の登場をひかえた5Gスマートフォン。約5.7インチのディスプレイを備えたコンパクトなモデルで、防水・防塵・タフネス仕様、おサイフケータイ対応など「AQUOS」シリーズならではの高機能をしっかりと継承しています。なお、後継の「AQUOS wish3」は、円安や部材高騰を受けたコストダウンのために本機よりもグレードの劣るSoCを採用しており、基本性能では本機のほうが有利なところがあります。

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価格.comマガジン編集部
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価格.comマガジン編集部
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田中 巧(編集部)
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田中 巧(編集部)
通信を中心にしたIT系を主に担当。Androidを中心にしたスマートデバイスおよび、モバイルバッテリーを含む周辺機器には特に注力している。
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