・最新型で性能も十分、価格も控えめで、全体的にとても満足しています。
・「iPhone 15」よりも明らかにバッテリー持ちが長いと体感しました。
・軽く持ち運びしやすく、ホールド感も良好です。
・カメラ機能が単眼のみで、この価格帯で超広角撮影ができないのは不便です。
・ディスプレイが60Hz駆動で最新感に欠けるが、通常使用には大きな問題はないと思います。
※2025年7月28日時点の、価格.com「iPhone 16e」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「iPhone 16e」は、「iPhone 16」と同じチップ「A18」を搭載。そのため、現行iPhoneシリーズで最も安価ながらも、処理性能はスマートフォンでトップクラス。アプリの利用、動画の視聴、3Dゲームまで、普段使いではまったくストレスなく利用できます。
ただし、あくまでも廉価版なので、上位モデルから削られている機能もあります。そのなかでもいちばん大きいのがカメラでしょう。iPhoneの標準モデル「iPhone 16」や「iPhone 15」は広角カメラと超広角カメラのダブルカメラを搭載していますが、「iPhone 16e」は広角カメラのひとつのみとなっています。
広角カメラは「iPhone 16」と同等クラスのため、「iPhone 16e」でもキレイな写真や動画が撮影可能。しかし、超広角カメラは搭載していないため、たとえば、広い景色を1枚に収めたい場合や、室内のように撮影者と被写体の間に十分な距離が取れない場合などは、「iPhone 16e」だと少し不便に感じるシーンがあるでしょう。
そのため、「iPhone 16e」は超広角カメラを多用せず、高性能なスマートフォンを探している人におすすめです。また、アップルの生成AI「Apple Intelligence」が利用できるため、アップルのAI機能をコスパよく体験したい人にもおすすめです。
「iPhone 16e」は、携帯電話各社が販売しているキャリア版と、家電量販店や小売店などが販売するSIMフリー版の2つがあります。
キャリア版を取り扱うのは、NTTドコモ(irumo)、KDDI(au/UQmobile)、ソフトバンク、楽天モバイル、ワイモバイルです。
各キャリアともに、一括払い、分割払いなどの購入方法が用意されていますが、最も実質負担額が最も少なく、お得に購入できるのは「端末購入プログラム」と「乗り換え(MNP)キャンペーン」を利用したときです。
「端末購入プログラム」は、「iPhone 16e」を24回払い(24回目は残価)で購入し、月々の分割払いを一定期間支払ったあとに端末を返却することで、残りの支払いが免除されるというものです。
NTTドコモ「いつでもカエドキプログラム」、ソフトバンク「新トクするサポート」、KDDI(au)「スマホトクするプログラム」など、各社それぞれが独自のサービス名で展開しており、これを利用すれば一定期間の経過後に端末を返却する必要があるものの、実質負担額は「iPhone 16e」端末価格の半額以下で済むことがあります。
「乗り換え(MNP)キャンペーン」は、ほかのキャリアから乗り換えで契約する際に適用されるキャンペーンのことです。各社ともに独自のMNPキャンペーンを実施しており、「iPhone 16e」の容量にもよりますが、5,000円〜1万円程度の割引が受けられます。
キャリアで購入する場合に最も安くなるのは、上述の「端末購入プログラム」と「MNP」を併用したときです。単純に、両方の割引プログラムを受けられるため、実質負担額もかなり安くすませられます。「2年後に端末を返却して問題ない」という場合は、検討してみてください。
回線契約はせずに、端末だけを購入するSIMフリー版は、アップル公式ストアやヨドバシカメラなどの家電量販店などで購入可能ですが、基本的に価格はどこも変わらず99,800円です。
しかし、価格.comに登録されているショップでは、最安価格が約90,000円強と、アップル公式ストアや家電量販店などよりも安く購入できます。
端末だけをなるべく安く購入したい場合は、価格.comもチェックしてみましょう。
「iPhone 16e」と「iPhone 16」のどちらを買うべきか悩む人は多いでしょう。どちらもチップは同じですが、価格やカメラ、MagSafe対応など異なる点も多いです。
そのなかでも、いちばん大きな違いは価格です。Apple Store(オンライン)での「iPhone 16e」は128GBモデルが99,800円、「iPhone 16」は124,800円。価格差は25,000円になります。
では、25,000円の差はどこにあるのでしょうか。細かな違いを入れれば何個も違いはありますが、使い勝手に影響があるのはカメラです。「iPhone 16e」は背面に4800万画素の広角カメラを搭載するシングルカメラですが、「iPhone 16」は4800万画素の広角カメラと1200万画素の超広角カメラのダブルカメラになっています。広角カメラのクオリティについては両モデルで目立った違いはありませんが、超広角カメラの有無が大きいです。
また、「iPhone 16」は超広角カメラを使ったマクロ(接写)撮影、さらにはシネマティックモードなど高度なカメラ機能を搭載。カメラについては大きな違いがあります。なお、両モデルともに望遠カメラは搭載していないので、子どもや動物を遠くから撮るのには向いていません。
もうひとつ大きな違いは、マグネットの磁力を利用してモバイルバッテリーやアクセサリーを背面にピタッと吸着できるMagSafeです。「iPhone 16e」はMagSafeに対応していないため、MagSafe対応のモバイルバッテリーなどは利用できません。ただし、ワイヤレス充電には対応しています。
以上のことから、カメラは日常をキレイに撮れれば十分、MagSafeは利用しないという人であれば、「iPhone 16e」はコスパのよい選択になるはずです。反対に、カメラやMagSafeに妥協したくない人は「iPhone 16」のほうがよい選択になるでしょう。
なお、ディスプレイ上部のノッチの仕様やカメラコントロールボタンの有無、バッテリー駆動時間、ディスプレイの輝度など細かい点にも違いがあります。「iPhone 16e」と「iPhone 16」のより詳細な違いを知りたい人は以下の記事をご確認ください。
「iPhone 16e」が99,800円、「iPhone 15」が112,800円と、両モデルには13,000円の差分があります。そのため、「iPhone 16e」と「iPhone 15」で比較検討する人も多いでしょう。
「iPhone 16e」と「iPhone 15」の違いは、「iPhone 16」と比べたときと大きく変わりません。カメラは超広角や高度なカメラ機能に対応する「iPhone 15」のほうがすぐれています。また、「iPhone 15」はMagSafeにも対応します。
ただし、大きく違うのはCPUです。「iPhone 16e」は「iPhone 15」よりも高性能なチップを搭載。これにより「iPhone 16e」は生成AI「Apple Intelligence」が利用できますが、「iPhone 15」は利用できません。
高性能だけどカメラ機能で劣る「iPhone 16e」か、性能を落としても高性能なカメラとMagSafeに対応する「iPhone 15」か、ここは迷いどころです。性能と「Apple Intelligence」に魅力を感じるなら「iPhone 16e」を、それらよりもカメラを優先するなら「iPhone 15」が有力な選択になるでしょう。
ただし、ディスプレイ上部のノッチの仕様やバッテリー駆動時間、ディスプレイの輝度など細かい点にも違いがあります。「iPhone 16e」と「iPhone 15」のより詳細な違いを知りたい人は以下の記事をご確認ください。
「iPhone」シリーズもいいですが、Androidスマートフォン、そのなかでも人気のGoogle「Pixel 9a」が気になるという人もいるのではないでしょうか。
「iPhone 16e」と「Pixel 9a」はOSが異なるため、操作方法などソフトウェア面での使い勝手が大きく異なります。慣れてしまえば大きな問題ではありませんが、慣れるまでは少しストレスです。「Pixel 9a」は、「iPhone 16e」よりも約2万円安価ながらも、カメラは広角カメラと超広角カメラの2基を備えます。性能に関しては、「iPhone 16e」よりは劣るものの、普段使いの範囲ならまったく問題ない性能です。
また、Google「Gemini」が標準搭載されているため生成AIも利用可能。OSにこだわりがなく、カメラ機能を重視するなら「Pixel 9a」、パフォーマンスを優先するなら「iPhone 16e」を選択すればよいでしょう。
なお、「iPhone 16e」と「Pixel 9a」のより細かい違いを知りたい人は以下の記事もチェックしてください。
iPhoneに乗り換える際に必ず必要になるのがデータ移行。手持ちのiPhoneから新しい「iPhone 16e」へ、もしくはAndroidスマホから「iPhone 16e」へ乗り換える場合があるでしょう。
データ移行と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、どちらの場合も簡単な方法が用意されています。
手持ちのiPhoneから「iPhone 16e」へ乗り換える場合、いちばん簡単なのはクイックスタートです。2台のiPhoneを並べて手順どおりに進めれば、ワイヤレスでiPhoneの設定やアプリ、写真、動画などのデータが移行されます。
Androidスマホから「iPhone 16e」へ乗り換える場合は、「iOSへ移行」アプリの使用などが必要になります。
どちらケースでも「iPhone 16e」の初期設定時の指示に従えばミスすることもないでしょう。
「iPhone 16e」には、USB Type-Cケーブルが付属するものの、充電器は付属しません。USB Type-Cポートに対応する充電器を用意しましょう。USB PD対応だと高速充電できるなど細かな仕様がありますが、とりあえず安心なのはアップルの純正充電器を選べばよいでしょう。
もし、純正よりコスパのいい充電器や、AirPodsなどほかのデバイスを同時充電できる充電器などに興味がある場合は、以下の記事で優良製品を紹介しているので、こちらから選んでもよいでしょう。
また、モバイルバッテリーも外出用や旅行用に1台用意しておきたいもの。こちらも安心して使えるモバイルバッテリーをピックアップした以下の記事を参考にしてください。