モノ系ライターのナックル末吉です。皆さんはデスクトップパソコンのキーボードはどんなものをお使いでしょうか? キーボードといえば、コダワリのある人とない人の温度差が激しいデバイスです。筆者のようにタッチタイピングやキーボードショートカットを使いまくりな人にとっては、キーボードが変わっただけで、作業効率が激変してしまうほどです。特にキー配列や打鍵感の違いは、ミスタイプの原因になり、記事の中に誤字を混入させてしまうと、編集さんに怒られるという、仕事上の問題も発生します。
そこで今回は、筆者が長年愛用しているキーボードをご紹介します。「ワタシはノートパソコンだから関係ない」と思う人でも、スマホやタブレットをお使いならば一見の価値アリなので、ぜひ、最後までお付き合いください!
さて、そのキーボードとは、レノボの「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」です。
本体です。ThinkPad同様に黒基調に赤のワンポイント
同社の人気ノートPC「ThinkPad」に搭載されているキーボード部分を独立させて、PCやスマホとBluetoothで接続するというもの。
ThinkPadといえば、キーボードの使いやすさにほれ込んで使い続ける人もいるくらい入力環境には定評のあるパソコンです。このキーボードがあれば、他社製のデスクトップパソコンでもThinkPadの入力環境で使えちゃう逸品です。
キー配列はスタンダードな配置。フルピッチのアイソレーション仕様です
ThinkPadの象徴ともいえるトラックポイント。タッチパッドよりもコチラ派の人も少なくないです
右下にはThinkPadのエンブレムがさんぜんと輝きます!
microUSBで充電可能なため、完全ワイヤレスで使用可能
チルドスタンドもモチロン搭載。こんなところにも赤のワンポイントがあしらわれています
HomeとEndが独立している仕様は、ショートカットを多用する筆者が特に気に入っている点です
さて、ハードウェアのディティールはこれくらいにして、今回はパソコンではなく、あえてAndroidタブレットに接続して使用してみます。
本モデルはBluetoothが搭載されているため、スマホやタブレットにも外付けキーボードとして接続可能となっています。
筆者はレノボ製のYOGA Tab 3 Proに接続して使っています。もちろんレノボ以外のスマホやタブレットにも接続可能です
打鍵感は相変わらず秀逸
ここで思い出してください。本モデルにはトラックポイントというマウス代わりに使えるポインティングデバイスが搭載されているということを(ちなみにトラックポイントを搭載したキーボードとしては、この商品が初のワイヤレスモデルなんですよ)!
つまり、本モデルをBluetoothでタブレットに接続するだけで、マウスが使えてしまうのです。
Androidタブレットなのにマウスカーソルが出現!
「タブレットなんだからタッチすればよくね?」と思いがちですが、たとえばブラウザでWEBページを見ている最中に、一部分だけ選択してコピペしたいなんてときにタッチやスワイプでやるのって面倒ですよね?
その操作をマウスカーソルでやることができれば、きわめてパソコンっぽく使えるのがすばらしいのです。特に筆者のようにメールやメモ帳でテキストを入力することが多い場合にはとてつもなく強力な機能となります。
ちなみに、筆者は本モデルを3個所有しており、デスクトップパソコンはもちろんのこと、モバイル用にタブレットと一緒に持ち歩いたりしています。
少し高額ですが、マウス操作のためにホームポジションから指が離れてしまうのが苦手な人はトラックポイントが超オススメです。また、マウスを持ち歩きたくない人にも最適なキーボードとなっています。
スマホ、パソコン、家電などのガジェット系記事を執筆するモノ系ライター。それ以外にもハイレゾオーディオや文房具、バイク、食レポなどについても執筆するため「節操がないのが持ち味」と豪語する。