新製品レポート
2017年のエボルタチャレンジはパナソニック史上最高難易度!!

9年ぶりの新製品・乾電池「EVOLTA NEO」を動力に「エボルタ NEOくん」が1,000m登頂に挑む!

パナソニックの乾電池「EVOLTA(エボルタ)」が誕生したのは2008年のこと。パワフルで長持ちであることを証明するために、EVOLTAを動力としたロボット「エボルタくん」が断崖絶壁530.4mのグランドキャニオンに登頂したことで話題を集めました。その後も、数々の過酷なチャレンジに挑戦し、炎天下でも水の中でも寒い場所でも“パワフルで長持ち”を実証し続けてきたエボルタくんの姿が記憶に残っている方は多いのではないでしょうか。そんな“エボルタチャレンジ”が2017年も実施されます。ただし、今回挑戦するのは、9年ぶりにEVOLTAのラインアップに加わった乾電池「EVOLTA NEO」を動力にした、新しいロボット「エボルタ NEOくん」! その新チャレンジ宣言をご覧ください。

エボルタくんの生みの親、ロボットクリエーターの高橋智隆さんが「エボルタ NEOくん」も設計・開発

エボルタくんの生みの親、ロボットクリエーターの高橋智隆さんが「エボルタ NEOくん」も設計・開発

今度のチャレンジはフィヨルド1,000m!

エボルタくんが2本の単3形アルカリ乾電池「EVOLTA」を動力にして、最初に挑戦したのはグランドキャニオン(530.4m)でした。雨やヒョウが降る中、挫折を繰り返し6回目の挑戦で見事登頂成功。約530mのロープを6時間46分31秒かけて登りきりました。その後も、フランスのサーキットで24時間耐久走行(24時間で23.726km)、東京・日本橋から京都・三条大橋まで約500kmを走破、トライアスロン(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km)など、ハードすぎるチャレンジを行ってきましたが、2017年のチャレンジはさらに過酷! 9年前のグランドキャニオンの高さの倍近くもあるノルウェー・リーセフィヨルドのシェーラグ山の断崖絶壁に張られたロープ約1,000mを登ります。動力源は、乾電池「EVOLTA NEO」単3形2本のみ。果たして、エボルタ NEOくんは無事に登りきることができるのでしょうか。

身長17cmのエボルタ NEOくん。過酷な環境下でのチャレンジに耐えられるように耐久性など細部の見直しが図られているそう

エボルタ NEOくんの登頂スピードは約1.26m/分。グランドキャニオンを6時間46分で登ったエボルタくんのスピード(約1.3m/分)を元に算出すると、今回のチャレンジであるフィヨルド1,000mは13時間以上かかると予想されています

エボルタ NEOくんの登る様子のお披露目デモが、会場で実施されました。天井から吊るされたロープを登り、地上20mの地点を目指します。

手と足にロープを通してセット。この状態で登っていくようです

手と足にロープを通してセット。この状態で登っていくようです

上の動画にあるように、手を上下に動かし、足を曲げ伸ばしして登っていきます。小さな体で一生懸命に登っていく姿はとても健気で「がんばれ!」と応援したくなりますよね。そんなエボルタ NEOくんのチャレンジは、2017年7月上旬に予定。登頂中の様子は公式ホームページやTwitter、「ニコニコ生放送」にて生中継されるので、みんなで応援しましょう! なお、今回のチャレンジにはエボルタ NEOくんと同じスピードでロープを登り、360°の全天球撮影ができるカメラが用意されるとのこと。「ニコニコ生放送」(パソコン版)と公式Twitterでは、画面をドラッグして360°好きな方向からエボルタ NEOくんの勇姿を見ることができます。

エボルタ NEOくんの手前にあるのが360°カメラが内蔵された追跡撮影システムです。このシステムも高橋智隆さんが開発

上からでも横からでも好きな方向からエボルタ NEOくんの登る姿を見られるのは、なかなかの迫力。また、リーセフィヨルドの大自然をいろいろなアングルから眺められるのも魅力です

パナソニック史上No.1長持ち「EVOLTA NEO」とは?

このような壮絶なチャレンジに挑むエボルタ NEOくんの命とも言える動力、新開発のアルカリ乾電池「EVOLTA NEO」についてもチェックしておきましょう。パナソニックが乾電池に求めることをユーザーに調査したところ、「長持ち」「長期保存」「液漏れ防止」といった声が多く集まりました。そこで、電池の性能を左右する3大要素である材料、工法、構造をを革新。DI缶(外装缶)とペレット(正極材の二酸化マンガンを圧縮成型したもの)のすき間をなくしたり、溝の形状を見直すことで正極材の充填量を増加することで、従来よりも長持ち性能で約10%、10年後のエネルギー保有率で約20%の性能アップを実現しました。また、新たに銀化合物Ag+を採用することにより、液漏れにつながる過放電後のガス発生量を約30%削減しています。

「EVOLTA NEO」には単1形「LR20NJ」、単2形「LR14NJ」、単3形「LR6NJ」、単4形「LR03NJ」が用意。複数ラインアップがありますが、参考として単4形4本パックの市場想定価格は600円前後となっています。2017年4月26日発売予定

DI缶とペレットのすき間をなくしただけでなく、ペレットの密度を均質化してより充填量をアップ

溝の形状をU字からV字に成型したことで、正極材がたくさん入れられるようになりました

溝の形状をU字からV字に成型したことで、正極材がたくさん入れられるようになりました

過放電(例:おもちゃのスイッチを切り忘れなど)や、+と−の向きを間違えてセットするといった誤使用をしてしまうと水素ガスが発生し、液もれが起こります。そこで、正極材に銀化合物Ag+を採用し、触媒反応で水素ガスを分解。過放電後の水素ガス発生量を大きくカットしました

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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