みなさん、「ダッシュ!四駆郎」って覚えてますか?
…たぶん、アラフォーくらいの人にしか通じないネタだと思いますが、世代によっては「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」と読み替えてもらっても大丈夫です。
タミヤの「ミニ四駆」をテーマにした漫画&アニメで、第1次ミニ四駆ブーム直撃世代のボクもドハマリしていたんですが、四駆郎にあこがれながらも、どうしても納得いかない描写がありました。
それが……。
まあね。ミニ四駆って、真っすぐしか走らないので、走りだしたら基本、ボーッと眺めているしかない。
でも、それじゃあ漫画として成立しないから、主人公たちも一緒に走らせちゃおうという気持ちはわからなくもないです。
でも、実際にはミニ四駆ってメチャクチャ速く走るので(一説には時速40キロ以上出るとか)、人間が走って追いかけるなんて不可能ですよ。
「ダッシュ!四駆郎」のマネをしようと、公園でミニ四駆を走らせたら、とんでもない速度ですっ飛んでいってしまって壊れちゃった…なんて思い出がある人も少なくないんじゃないでしょうか(ボクはやった!)。
…というわけで今回は、コレがあれば「ダッシュ! 四駆郎」ごっこができるんじゃないか? というアイテムを紹介したいと思います。
スマート電池「MaBeee」!
スマート電池とは、スマホと連携する乾電池のこと。
スマホからの遠隔操作で電池のオン・オフが切りかえられたり、電力の出力量を調節したりできる、ハイテクな電池(乾電池型IoT製品)なんです。
スイッチを入れたらすんごいスピードですっ飛んでいくしかなかったミニ四駆も、このスマート電池を使えば、スマホの遠隔操作で停止させたり、速度を調節したりできるはず。
そうすれば「ダッシュ!四駆郎」ごっこもやれるんじゃないかな?
コレがスマート電池
パッと見、中身がえぐれちゃってる電池に見えますが、ここに単四形乾電池を入れると…
中に入れた電池のオン・オフや電力量をスマホから操作できるようになるんです
たとえば、こういうおもちゃにスマート電池を入れれば…(複数本の電池が必要な製品でも1本をスマート電池に入れ替えるだけでオッケーです)
オフ!
オン!
声の大きさなどで、電力の出力量を調整する機能なんかもありますよ
要はこういうこと
このスマート電池をミニ四駆に入れて、イイ感じにコントロールしてみたいと思います。
ミニ四駆をコントロールする場合も、さっきのおもちゃと基本的には同じです。
2本の電池のうち1本を「MaBeee」に入れ替えて
スマホのアプリと連携させるだけ!
主人公が大声で呼びかけると、なぜかミニ四駆が頑張る…的な演出も可能!
コレだったら、アウトドアでミニ四駆を追いかけて駆けずり回り、ホッケーの棒でうまいこと操る…という「ダッシュ!四駆郎」ごっこができるんじゃないかな!?
…というわけでやってみましょう!
ホッケーの棒がどこで売られているのかわからなかったので、クイックルワイパーで代用!
ガーッと走っていって、Uターンして帰ってくるという、普通のミニ四駆では不可能なことに挑戦してみたいと思います
うん、一応Uターンして戻ってくることには成功しましたが…全然格好よくないのは何でだろう。
「ダッシュ!四駆郎」というよりは、ゲートボールしているおじいちゃん感がありますよね
スマート電池のおかげでスピードが調整できているものの、相当遅くしないとミニ四駆をコントロールするのは不可能。その結果、ヨタヨタとおもちゃを追いかけるおじいちゃん風の動画が完成したわけです。
すんごく遅くしても思ったようにコントロールできなくて、ガンガン壁にぶつかってたしな…
とはいえ、これまでスイッチをオン・オフすることしかできなかったミニ四駆を遠隔操作できるのはなかなかの異次元感覚!
ほかにも、スマホを振ったり傾けたりすることで乾電池の出力をコントロールするような機能があったり、スマホ1台で10個までのMaBeeeとつなげられたりするので、活用法は無限大にありそう! 単3形乾電池が使えるものだったら、いろんな製品に応用できるので、これからも活用していきたいと思います!