「冷蔵庫を買い替えたいけど、種類が多すぎて迷う……」「電気代が安いモデルはどれ?」など、冷蔵庫を選ぶときには悩みや疑問が出てくるもの。この記事では、最新トレンドや後悔しない選び方をわかりやすく解説するとともに、売れ筋ランキングで人気のモデルと、容量別に価格.comマガジンがおすすめするモデルを紹介します。ぜひ、冷蔵庫を購入する際の参考にしてください。
<監修>家電ライター 倉本春
生活家電を中心に、実機使用によるレビューや比較記事を執筆。専門誌やWebメディアに多数寄稿し、実体験を基にした製品選びのポイントをわかりやすく紹介している。元PC雑誌編集者としての経験から、家電の構造や最新技術の解説にも強みを持ち、仕組みや違いを深掘りして伝えることを得意とする。
売れている冷蔵庫やユーザー満足度が高いものから選ぶのもいい方法! 価格.comで売れ筋の人気モデルを見てみましょう。新モデルの登場で、価格が値下がりしている型落ちモデルが売れています。
製品 価格.com最安価格 | 画像 | ショップリンク | 売れ筋順位 | 満足度 | 容量 | サイズ | 年間消費電力量 |
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| ![]() | 楽天市場Yahoo! | 1位 | − | 451L | 685(幅)×630(奥行)×1,828(高さ)mm | 390kWh/年 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 2位 | ★4.72 | 547L | 650(幅)×699(奥行)×1,833(高さ)mm | 266kWh/年 |
| ![]() | 楽天市場Yahoo! | 3位 | ★4.35 | 153L | 479(幅)×582(奥行)×1,269(高さ)mm | 270kWh/年 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 4位 | ★1.00 | 326L | 600(幅)×665(奥行)×1,643(高さ)mm | 325kWh/年 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 5位 | ★4.19 | 495L | 650(幅)×650(奥行)×1,833(高さ)mm | 263kWh/年 |
型落ちモデルが売れるなか、2025年発売の最新モデルながらランキング1位をキープ。発売当初の価格より70,000円近く下がっています。
本体幅は685mmと大きめですが、その分、奧行きを630mmに抑えた薄型モデル。パーシャル保存などの保鮮機能は非搭載で、標準的なチルド室と野菜室、ごはんやおかずを素早く凍らせる「急凍」機能を備える程度に絞り、価格を抑えています。いっぽうで、最上段まで手が届きやすく、下段引き出しがガバッと最後まで引き出せるパナソニックならではの構造を採用しているので、使いやすさはバッチリ。
型落ちモデルですが、ハイグレードモデル。発売当初の半分以下の価格に下がっており、かなり狙い目。カラーによってはすでに在庫がない状態なので、購入を検討しているなら気をつけましょう。
三菱電機の冷蔵庫を選ぶ理由となることの多い、解凍せずに簡単にカットできる「切れちゃう瞬冷凍A.I.」を搭載。チルド室が冷蔵室の幅いっぱいまで広く、チルド室の下には、氷点下でも凍らない「氷点下ストッカーD A.I.」も配置されています。自動製氷機の製氷皿、ポンプ、パイプ、フィルターをすべて外して洗えるのもいいところ。
発売当初は60,000円を超えていた価格が30,000円台に。お得に購入できます。
このクラスはほぼ冷やすだけで、機能としては差はあまりありません。そんななか、本製品が3位に入っているのは使いやすい工夫が選択時の決め手になっているのかも。そのひとつが、ドアポケットにある「仕切れるチューブスタンド」。チューブ類を1本ずつ挿して収納できるほか、ドアポケットの仕切りとしても使えます。市販のアイテムで対応もできますが、サイズが合うものを探さなくていいのは楽。冷蔵庫の上に電子レンジも置けるので、使い勝手の不満は少なそう。
冷蔵庫を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「8つのポイント」を紹介しましょう。容量やサイズの選び方、電気代の安いモデルを探す方法、使いやすさにつながる機能、おいしく保存するための今人気の機能などがわかります。
家庭で使用する冷蔵庫の必要な容量(目安)は、日本電機工業会が公開している「(70L×家族の人数)+常備品容量120〜170L+予備スペース100L」で算出するのが一般的です。
計算すると、1人暮らしは290〜340L、2人暮らしは360〜410L、3人家族は430〜480L、4人家族は500〜550L、5人家族は570〜620Lの冷蔵庫がぴったりということになりますが、価格.comの売れ筋を見ると、実際にはもう少し小さめの容量が選ばれています。そのデータを基にしたおすすめ容量が、以下!
・1人暮らし→150〜300L
・2人暮らし→300〜400L
・3〜4人家族→400〜500L
・5人以上→500L以上
一般的な計算式で求める容量よりも小さめの冷蔵庫が選ばれている理由は、狭めのキッチンが多い日本では大きなサイズの冷蔵庫が入らない住宅が多いからだと考えられます。
冷蔵庫は基本的に、容量が大きくなるほど本体サイズも大きくなります。たくさん入れたいから大きな冷蔵庫が欲しいと思う人は多いでしょうが、設置できることが大前提。事前に「設置できるサイズ」を確かめて、そのなかから選びましょう。
また、買い替え時には注意してほしいことがあります。「今の冷蔵庫と同じ容量なら、問題なく置けるだろう」と考えるケース。この場合、ほとんど問題なく設置できます。しかし、近年の冷蔵庫は高性能な断熱材が使われており、10年前の製品と比べて、同じ設置面積でも容量が50L以上増えていることも少なくありません。なので、容量だけで選ぶと、「もっと大きな冷蔵庫が置けた!」となることも。損や失敗をしないためには、容量と本体サイズの両方を確認して選ぶことが大切です。
とはいえ、上述の「価格.com的、人数別おすすめ容量」も、あくまでも目安。自炊をするか、食べ盛りの子どもがいるか、まとめ買いをするかなど、人数が同じでも家庭によって必要になる容量は大きく異なります。冷蔵室に食品をギュウギュウに詰め込むと冷却効率が落ち、むだな電気代がかかるので、自分のライフスタイルに合った容量にプラスし、やや大きめのサイズを選ぶのがベストです。
容量だけで決めるのはNGですが、ざっくりと家庭に合う容量にアタリを付けておき、そこを軸に設置できるサイズの冷蔵庫を絞りこむのはアリだと思います。
では、冷蔵庫選びにおいて重要な「設置できるサイズ」とは何なのでしょうか。「設置スペースの広さ=設置できるサイズ」だと思うかもしれませんが、そうではないんです。
冷蔵庫は、熱を逃がすための「放熱スペース」をあけるために壁などから離して設置する必要があります。必要な放熱スペースは製品によって異なりますが、ファミリー向け冷蔵庫の多くは左右に0.5cm以上、上部に5cm以上の隙間を設けるのが一般的。いっぽう、小型冷蔵庫や価格が安すぎる冷蔵庫は左右2cm以上、上面10cm以上、背面5cm以上と、大容量な製品より広い放熱スペースが求められることがほとんどです。
このほか、「ドアの開閉」に必要なスペースの確保も重要。冷蔵庫のドアは一般的に、開けると本体の側面よりも外側に飛び出すため、ヒンジ側は壁から離しておく必要があります。一般的に0.5〜1.5cm離しておけば90度までドアを開けられますが、もっと大きく開けたほうが使いやすいので、ギリギリで見積もらないようにしましょう。
こうした必要なスペースを「設置スペース」から引いて残ったスペースが、「設置できる冷蔵庫のサイズ」です。
当然ですが、設置スペースに収まるサイズであっても、搬入経路の広さが足りなければ設置できません。玄関やエレベーター、廊下などは「冷蔵庫のサイズ+10cm」を目安に搬入経路が確保できるかを確認しておきましょう。
なお、設置できる範囲内でできる限り大きな容量の冷蔵庫を選ぶのは、たくさん食品が入れられるうえ、省エネや節電の面でも効果的ですが、大容量ゆえのデメリットも。本体の高さや奥行きが大きいため、人によっては冷蔵室最上段の奥にあるものが取りにくいことがあります。
高さを抑えたモデルもラインアップされているので、背が低い人や子どもがいる家庭ではロータイプを選ぶほうが快適でしょう。また最近は、システムキッチンと並べたときに冷蔵庫が飛び出ない奥行きの薄型タイプが人気。すっきりと収まるだけでなく、冷蔵室の棚の奥まで視認しやすく、手が届きやすいので、使いやすさを考慮して少し容量が少なくなっても“小さめ”にするのもいい選び方です。
冷蔵庫のドアの開き方には、主に「片開き」と「フレンチドア(観音開き)」があります。開けやすさや、庫内のものの取り出しやすさなど使い勝手に影響するので、設置場所に合わせてドアのタイプも検討しましょう。
冷蔵室が1枚ドアのタイプ。「右開き」と「左開き」があります。シャープの冷蔵庫には、左右どちらからもドアを開けられる「左右開き」の製品があるので、引っ越しが多い家庭はこのタイプを選んでもいいでしょう。
冷蔵室のドアが左右2枚に分かれているタイプ。片開きのドアよりもドア1枚のサイズが小さいため、開閉に必要なスペースが比較的小さいうえ、片方だけ開けてものを取り出せるため冷気が逃げにくく、省エネ性が高いのが特徴です。また、ドアポケットに重い物を入れても、2つのドアで重さが分散されるので軽い力で開けられるのもメリット。400L以上の大型冷蔵庫に採用されていることが多いです。
冷蔵庫の電気代が気になるなら、「年間消費電力量」をチェック。「年間消費電力量×1kWhあたりの電気料金単価」で1年間にかかる電気代が算出できますが、いちいち計算しなくても、年間消費電力量が小さいモデルを選べば電気代は安く済みます。
ちなみに、家電は大きい製品ほど消費電力も大きくなると思われがちですが、冷蔵庫に関してはほとんどが逆。容量の大きい製品のほうがすぐれた断熱構造を採用していることが多く、省エネ性が高い傾向です。ただし、最近は大容量でも機能を絞り、販売価格を抑えたモデルも登場しており、そうした製品は消費電力が大きめな場合もあるので注意しましょう。
最新の冷蔵庫の年間消費電力量は、容量の大小にかかわらず250〜330kWh/年くらいのものがほとんど。電気代に換算すると年間7,750〜10,230円(※)と、それほど大きな差はありません。ですが、これはあくまでも年間消費電力量を基にした電気代。使い方や設置する場所によっては、もっと電気代が高くなる可能性があります。
また、上位モデルは断熱構造だけでなく、周囲や庫内の温度を細かく検知するセンサーや節電機能が多く搭載されていることがほとんど。AI機能やIoT機能などと組み合わせて、さらに省エネ効果を高めています。 本体価格は高いですが、おいしく保存するための機能も上位モデルのほうが充実しているので、価格やランニングコスト、機能を総合的に見て冷蔵庫を選びましょう。
※ 1kWhあたりの電気料金は31円で計算
近年は気温が高くなったこともあり、昔よりも冷蔵庫に入れるものが格段に増えています。すぐれた省エネ性能や便利な機能などは450L以上の冷蔵庫に搭載されることが多いので、設置場所と予算に余裕があるなら、できるだけ容量の大きい冷蔵庫を選ぶのがおすすめ!
冷蔵庫は毎日使うものなので、使いやすいレイアウトの製品を選ぶことも重要なポイント。特に、250L以上の冷蔵庫は「野菜室」と「冷凍室」の位置で使い勝手が大きく変わります。
日本の冷蔵庫は、ほとんどが最上段に「冷蔵室」があり、下部に引き出し式の「野菜室」と「冷凍室」があります。最下段にある引き出しは、かがんで食品を取り出す必要があるため、よく利用する引き出しは「真ん中」にあるのが理想的。
●野菜を多く料理する家庭なら「真ん中野菜室」
●冷凍食品をひんぱんに使うなら「真ん中冷凍室」
というように選ぶと使いやすいでしょう。なお、構造上、「真ん中冷凍室」モデルのほうが省エネ性能が高いうえに、同じくらいの本体サイズでも「真ん中野菜室」モデルより容量が大きいことがほとんどです。
このほか、庫内のレイアウトも確認しておきたいところ。冷蔵室の棚やドアポケットの使いやすさ、冷凍室や野菜室の収納の工夫など、ちょっとした違いで使用時のストレスが軽減されます。今使っている冷蔵庫で気になる点があるなら、そうした部分は事前に確かめておきましょう。
意外と見落としがちなのが、ドアの素材。冷蔵庫のドアにマグネットをつけたいなら、ガラスドア(ミラードア)ではなく、鋼板ドア(スチールドア)を選びましょう。
ある程度、大きさや容量の目星が付いたら、使いたい機能を搭載したモデルを絞りこんでいくといいでしょう。特に注目度が高い便利な機能を4つ紹介します。
庫内に残る食品のニオイやニオイ移りが気になる人は、脱臭機能を搭載した冷蔵庫を選ぶといいでしょう。触媒を利用したフィルターでニオイ成分を分解したり、イオンを放出して脱臭とともに菌を抑制したりするなど、メーカーによって方法はさまざま。なかには、冷蔵室と野菜室など、複数の部屋にまたがって脱臭・除菌ができる高機能な製品もあります。
給水タンクに水を入れておけば、自動で氷を作ってくれる機能。センサーで製氷室にある氷の量をチェックし、氷が減ってきたら自動で継ぎ足すので、氷をよく使う家庭におすすめ。ただし、製氷皿が取り外せない製品も多いため、掃除の面倒さや衛生面での不安から、あえて自動製氷機能が搭載されていない冷蔵庫を選ぶ家庭もあります。
センサーやスイッチに手を触れるだけで、冷蔵室のドアや下段引き出しが開く機能。両手がふさがっていても、簡単&楽にドアが開けられます。特に、野菜室や冷凍室は重くなりがちなので便利。主に、東芝や日立の一部モデルに搭載されていますが、全体的にそれほど数は多くなく、価格.comに登録されている冷蔵庫(冷凍冷蔵庫)558製品のうち、この機能を備えているのは24製品です(2025年9月15日時点)。
冷蔵室のドアを開いたときに庫内が撮影され、スマートフォンのアプリ上でその写真を確認できます。日立のほか、パナソニック、アイリスオーヤマもカメラ搭載モデルをラインアップ。リアルタイムではありませんが、外出先から自宅の冷蔵庫内の様子を確認でき、買い忘れや2重購入を減らすのに役立ちます。日立には、下段引き出しの野菜室や冷凍室を撮影できるモデルも! また、パナソニックの一部モデルはカメラを後付けできます。
冷蔵庫は食品を最適な温度で保存できるように、温度帯の異なるいくつかの部屋に分かれています。「冷蔵室」「冷凍室」「野菜室」などに加え、250L以上の冷蔵庫には、冷蔵室よりも2〜3度低い温度帯の「チルド室(チルドルーム)」や、高めの湿度に設定された「野菜室」があるのが一般的。温度や湿度が違うだけでなく、それぞれに適した冷やし方をしているので、「野菜なら野菜室」のように適した部屋に入れることで長い期間、おいしさや鮮度を保持できます。
当然ながら、上位モデルになるほど機能が充実しており、すぐれた保鮮機能が搭載されています。特に、「チルド室」「パーシャル室」「急冷凍室」「野菜室」は製品ごとに違いが出る部分。使いたい保鮮機能から冷蔵庫を選ぶのもありです。
冷蔵室全体の湿度を高く保ち、ラップなしで食品を乾燥させずに保存できる製品が増えています。また、冷蔵室の全棚を通常よりも低いチルド温度帯に保ち、食品の鮮度を長持ちさせる冷蔵庫も。日立の「まるごとチルド」や、東芝の「うるおい冷蔵室」搭載モデルなら、どちらの機能も利用可能です。
チルド室の温度を切り替え、0〜2度前後のチルド保存と約−3〜−1度のパーシャル保存を使い分けられる製品や、チルド室とパーシャル室の両方を備えた製品がこの10年で増加。パーシャル室は食品の表面がわずかに凍り始める温度帯なので、チルド室よりも食品が長持ちするうえ、冷凍保存のように時間のかかる解凍作業が必要ありません。解凍しなくていいため、ドリップ(旨みや栄養成分を含む水分)が出にくいのもメリットです。
ここ数年は、霜付きを抑える冷凍機能への注目度が高まっています。また、主に450L以上の冷蔵庫は「製氷室」のほかに冷凍室が2つあり、その多くが、上段冷凍室に「急速冷凍」機能を搭載。肉や魚、野菜を素早く冷凍することで、よりおいしく保存できるだけでなく、なかには、熱々のごはんなどをそのまま冷凍したり、料理の粗熱取りをしたりできる製品もあります。
160L以上の冷蔵庫にはほぼ搭載されており、多くの製品が、冷蔵室より温度と湿度を高くすることで野菜がしなびることを抑制。上位モデルの野菜室には、野菜を劣化させるエチレンガスを分解する触媒フィルターを内蔵したり、野菜を長持ちさせる光を照射したりするなど、さまざまな工夫が施されています。
製品 価格.com最安価格 | 画像 | ショップリンク | おすすめポイント | 容量 | サイズ | 年間消費電力量 | 自動製氷 | 主な保鮮機能 |
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| ![]() | 楽天市場Yahoo! | 奥行63cmの薄型! このサイズのパナソニック製品としては安い | 451L | 685(幅)×630(奥行)×1,828(高さ)mm | 390kWh/年 | ○ | チルドルーム/急凍 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 冷凍機能が豊富! 奥行65cmの薄型ながらチルド室は広々 | 495L | 650(幅)×650(奥行)×1,833(高さ)mm | 263kWh/年 | ○ | ワイドチルド/ひろびろ氷点下ストッカーD A.I./切れちゃう瞬冷凍A.I./熱いまま瞬冷凍/朝どれ野菜室 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 急速冷凍のスペースが広い | 470L | 600(幅)×701(奥行)×1,833(高さ)mm | 269kWh/年 | ○ | 特鮮氷温ルーム/まるごとチルド/クイック冷却/ひろin冷凍/新鮮スリープ野菜室 |
| ![]() | 楽天市場Yahoo! | 霜が付きにくい! 冷凍保存が得意 | 433L | 595(幅)×715(奥行)×1,775(高さ)mm | 254kWh/年 | ○ | フルワイドチルドルーム(通常モード/生鮮モード)/おいシールド冷凍/クイック冷凍/見える野菜室 |
| ![]() | 楽天市場Yahoo! | 使いやすい工夫が魅力 | 153L | 479(幅)×582(奥行)×1,269(高さ)mm | 270kWh/年 | × | − |
| ![]() | 楽天市場Yahoo! | インバーター搭載で静か | 180L | 479(幅)×595(奥行)×1,350(高さ)mm | 272kWh/年 | × | − |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 急凍機能を備えた奧行60cmの薄型 | 365L | 600(幅)×600(奥行)×1,850(高さ)mm | 330kWh/年 | ○ | チルドルーム/急凍/シャキシャキ野菜室 |
| ![]() | 楽天市場Yahoo! | 間接冷却で野菜長持ち | 356L | 600(幅)×665(奥行)×1,757(高さ)mm | 330kWh/年 | ○ | チルドルーム/一気冷凍/うるおいラップ野菜室 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 設置場所に困らない「どっちもドア」 | 374L | 600(幅)×650(奥行)×1,750(高さ)mm | 333kWh/年 | ○ | チルドルーム/おいそぎ冷凍/低温新鮮モード/シャキット野菜室 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 家事を時短できる豊富な冷凍機能! 製氷機がポンプまで外して洗える | 547L | 650(幅)×699(奥行)×1,833(高さ)mm | 266kWh/年 | ○ | ワイドチルド/ひろびろ氷点下ストッカーD A.I./切れちゃう瞬冷凍A.I./熱いまま瞬冷凍/朝どれ野菜室 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 大容量でも冷蔵室上段奥まで届きやすい | 542L | 650(幅)×699(奥行)×1,850(高さ)mm | 296kWh/年 | ○ | サクッと切れる微凍結/新鮮凍結/シャキシャキ野菜室 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 野菜の保鮮機能が優秀 | 508L | 650(幅)×699(奥行)×1,833(高さ)mm | 267kWh/年 | ○ | チルドルーム(氷結晶チルド/速鮮チルド/解凍)/冷蔵室チルドモード/おいしさ密封急冷凍/おいしさ持続上質冷凍/もっと潤う 摘みたて野菜室 |
| ![]() | Amazon楽天市場Yahoo! | 急速冷凍が自動でスタート&スペースが広い | 617L | 685(幅)×740(奥行)×1,833(高さ)mm | 270kWh/年 | ○ | 特鮮氷温ルーム/まるごとチルド/クイック冷却/らくうま!ひろin冷凍(デリシャス冷凍)/新鮮スリープ野菜室 |
容量別おすすめ冷蔵庫
└400〜500Lのおすすめ冷蔵庫(3〜4人家族向け)
└150〜300Lのおすすめ冷蔵庫(1人暮らし向け)
└300〜400Lのおすすめ冷蔵庫(2人暮らし向け)
└500L以上のおすすめ冷蔵庫(5人以上向け大容量)
※製品紹介文中の価格.com最安価格やランキング順位は2025年9月13日時点での情報を参考にしています。
すぐれた保鮮機能や省エネ性能、便利な機能などは450L以上の冷蔵庫に搭載されることが多い傾向。冷蔵庫の場合、「大は小を兼ねる」が当てはまるので、本体幅650mmの製品が設置できるスペースがあるなら500L以上の冷蔵庫を選んでもいいでしょう。
人気売れ筋ランキング1位のモデルを、価格.comマガジンも“おすすめ”としてセレクト。今、人気の高い奥行630mmの薄型タイプです。パーシャル保存はできませんが、標準的なチルド室と、ごはんやおかずを素早く凍らせる「急凍」機能があるので、多機能を求めないなら十分でしょう。
機能を絞ることで価格を安くしたモデルですが、下段の引き出し(冷凍室、野菜室)を全開できる「奥まで見えるフルオープン」や、最上段奥まで手が届きやすいコンプレッサーを上部に配置したパナソニック冷蔵庫の人気の構造を採用しているので使い勝手はよさそう。
人気売れ筋ランキング2位の「MR-WZ55K」(容量547L)と基本的な機能、本体幅や高さは同じですが、対面システムキッチンにすっきり置ける奥行650mmに抑えられたモデル。少し薄型ながら、製氷用の給水タンクを冷蔵室の床に埋め込んだ構造なので、チルド室は冷蔵室の端まで広々あります。一般的なチルド室の下に、チルド室より低温の約−3〜0度で凍らせずに保存する「氷点下ストッカー」も配置。
このほか、三菱電機独自の冷凍技術「過冷却現象」を使った「切れちゃう瞬冷凍A.I.」や、3色のLEDで野菜の光合成の仕組みを利用して鮮度を保つ「朝どれ野菜室」などのすぐれた保鮮機能を搭載。もちろん、製氷機のパーツはすべて取り外して洗えます。
なお、2025年最新モデル「MR-WZ50M」も発売されていますが、主な進化点は、野菜を手でパラパラに砕ける状態に冷却する「できちゃうV冷凍」が搭載されたこと。6万円ほど高くなるので、機能が必要か検討して選びましょう。
・2010年式同サイズの三菱電機冷蔵庫からの買い替えでしたが、15年の進化は凄まじい。サイズは変わらず中だけ広くなってたっぷり収納できます。
・すごく静か。パナソニックと迷いましたが、この点に惹かれて三菱を選んだだけあって運転音はまったく気になりません。
・製氷機が分解して洗えるのは秀逸。分解後、組み立てるのが少々難しく面倒くさいです。
・「瞬冷凍」は取り出してすぐに切れるので時短につながるし、便利です。
※2025年9月14日時点の、価格.com「MR-WZ50K」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
凍らせない約−1度で保存する「特鮮氷温ルーム」(チルド室)や冷蔵室全段がチルド温度になる「まるごとチルド」、野菜の呼吸活動を抑えることで鮮度を長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」など、上位モデルと同じ保鮮機能を搭載。一般的に製氷室の隣にある「急速冷凍」スペースが、下段冷凍室の1段目に配置されているので、生の肉や魚、炊きたてのごはんなど、素早く凍らせたいものが多いなら重宝するでしょう。
2025年最新モデル「R-HWS47X」も発売されていますが、基本的なスペックや搭載されている機能は同じ。価格が10万円ほど高いので、現時点では本製品を選んだほうがお得です。
霜取り運転時の暖気が入らないようにシャットアウトすることで冷凍室の温度変化を抑え、食品の霜付きを防ぐ「おいシールド冷凍」が非常に優秀。−30度の冷気で素早く冷凍する「クイック冷凍」も搭載しています。
透明な冷蔵室の底面から野菜室の中を確認できる構造を採用しているので、いちいち野菜室を開ける手間がなく、開け閉めによる温度変化も起こりにくいのも特徴。通常モード(約0〜2度)と生鮮モード(約−2〜0度)で切り替えられるチルド室は冷蔵室の幅まで広いスペースを確保し、その上に約2度の温度帯の「ベジチルドルーム」もあるので、たっぷりチルド保存できます。
・冷蔵庫の表面が映り込みの少ないカラーで、見た目が安っぽくない。
・野菜室に、掃除がしやすいように栓があって、使いやすく考えられていると思いました。
※2025年9月14日時点の、価格.com「DELIE+ AQR-V43R」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
>>400〜500Lの冷蔵庫 価格.com人気・売れ筋ランキング【2025年】
250L未満の冷蔵庫にはチルド室や野菜室のない製品が多いので、自炊派は不満を感じるかもしれません。また、作りおきしたり、まとめ買いしたりする場合、300Lでは足りないことも多いため、1人暮らしでも400L台の冷蔵庫を選ぶ人は結構います。しっかり自炊する人は300〜400Lの冷蔵庫もチェックしてみて!
単身世帯で使いやすい小型冷蔵庫として、人気売れ筋ランキングで3位に入る本製品を価格.comマガジンもおすすめ! 本体の高さが1,269mmなので、天面に電子レンジを載せて使いやすいでしょう。
冷蔵室は強化ガラス棚の3段タイプで、最下部にフリーケースがあり、冷凍室にもスライドケースを備えています。そして、2Lペットボトルが3本入るドアポケットには、わさびなどのチューブ類を挿してまとめておける「仕切れるチューブスタンド」付き。このスタンドは取り付ける向きを変えれば、ドアポケット内の仕切りとしても使えます。ちょっとした工夫ですが、こういうところが使いやすさの差につながるはず。
・稼働音が非常に静か。ワンルームマンションに住んでいる私にとって、生活音を気にすることなく快適に過ごせるのは大きな利点。
・前面は艶消しブラックでシック。側面は艶ありで凹凸があるデザイン。多分、汚れなどが付くのを防ぐ効果だと思いますが、このあたりの気配りは海外メーカーでは無理でしょうね。
※2025年9月14日時点の、価格.com「GR-W15BS」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
シンプルな機能のモデルですが、冷凍室は、買い物カゴ約1.2個分の食品を収納できる容量を確保。2段構造で、上段のケースも冷凍食品を立てて収納できる深さがあり、整理整頓しやすいでしょう。また、インバーターを搭載しており、運転音が約19dBと小さいので、ワンルームや1Kにもぴったり。このほか、清潔に使えるように、カテキン抗菌・脱臭フィルターも配置されています。
冷蔵庫の上に電子レンジを載せて使えますが、本体の高さが1,350mmあるので、身長が低い人は容量156Lの「NR-B16C2」(高さ1,220mm)を選んだほうが快適かも。こちらも、インバーター搭載モデルです。
・無印の160Lタイプから買い替えましたが、比較にならないくらい静かです。
・十分すぎるくらい冷凍も入ります。2Lのペットボトルも入ってありがたい。
・不満はないです。ただ、上に電子レンジを置いて使っていますが、ちょっと上すぎて……。私は身長170cmほどなので、低身長の方は踏み台が必要かも。
※2025年9月14日時点の、価格.com「NR-B18C2」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
>>150〜300Lの冷蔵庫 価格.com人気・売れ筋ランキング【2025年】
このクラスは、機能がかなりシンプル。本体幅は540mmから用意されていますが、590mm以上のモデルが多いので、設置スペースに余裕があり、保鮮にもちょっとこだわりたいなら400〜500Lの冷蔵庫をチェックしましょう。
狭いキッチンにも設置しやすい薄型設計ながら、2Lペットボトルを立てて入れられる81Lの野菜室、チルド室、そして食材を素早く凍らせる「急凍」機能を備えた冷凍室を備えています。基本の機能や構造は2024年発売の「NR-C37ES1」と同じですが、2025年発売の本製品は湿度をコントロールして乾燥や水腐れを抑制し、鮮度をキープする「シャキシャキ野菜室」が採用されたので、約30,000円の差ならこちらのほうがおすすめ!
このほか、冷蔵室の3段目の棚には前半分を取り外せば手前に背の高いものを収納できる「わけられるん棚」を配置し、使いやすさに配慮。庫内のニオイを抑える「Ag低温脱臭」や、自動製氷の給水タンクには塩素を除去するフィルターも搭載されています。
高さが114mm低い「GR-W33SC」(容量326L)もありますが、設置面積が同じなら容量が大きい本製品を選んだほうがお得。冷蔵室の棚の1枚に、手前半分を奥にスライドして背の高いものを入れやすくする「2アクション棚」を採用している点は共通ですが、本製品はドアポケットが2段階で高さを調節できるのでより収納しやすそう。銀イオンと低温触媒で庫内を除菌し、ニオイを脱臭する機能も搭載しています。
保鮮機能は、一般的なチルドルームと、密閉性の高い構造で野菜に冷気が当たらないように冷やす「うるおいラップ野菜室」、食品を素早く冷凍する「一気冷凍」を搭載している程度ですが、よく使う機能に絞られているので使いやすいでしょう。
チルド室は一般的なタイプですが、通常時と比べ、冷蔵室とチルド室の温度をそれぞれ約2度、下段冷凍室の温度を3〜5度下げることで鮮度の低下を抑える「低温新鮮」モードを搭載。上段冷凍室には、一気に凍らせておいしさや栄養分をキープする「おいそぎ冷凍」を備え、野菜室には密閉度を高める構造を採用した「シャキット野菜室」を搭載しています。
そして、ドアは左右どちらにも開く「どっちもドア」。ドアを全開しなくてもドアポケットのものが取り出せ、冷蔵室2段目の棚は高さのあるものを入れるときに役立つ折りたたみ式にするなど、使いやすさにもこだわっています。冷蔵室に「プラズマクラスターイオン」を放出し、浮遊菌を除菌する機能も搭載。
>>300〜400Lの冷蔵庫 価格.com人気・売れ筋ランキング【2025年】
日本では設置スペースが限られていることが多いため、大容量モデルでは幅600mmや650mmの製品が人気です。しかし、容量500L以上の冷蔵庫には本体幅600mmの製品は少ないので、本体幅600mmで探したい場合は400〜500Lの冷蔵庫をチェック!
薄型で高い断熱性能を保つ構造を採用した三菱電機の冷蔵庫は、やはり外せません。なかでも、人気売れ筋ランキングで2位の本製品は安心して選べるモデル。氷点下でも凍らない「氷点下ストッカーD A.I.」の横に製氷用の給水タンクがあり、その上にチルド室を配置。チルド室が冷蔵室の幅いっぱいまで確保されているので、広々使えます。
最上位グレードなので、保鮮機能は充実。解凍せずに簡単にカットできる「切れちゃう瞬冷凍A.I.」や、3色LEDで野菜のビタミンCや糖量を増やしながら鮮度もキープする「朝どれ野菜室」が搭載されています。2025年最新モデル「MR-WZ55M」にある、冷凍室から出した野菜を手で簡単に砕ける「できちゃうV冷凍」は非搭載ですが、この機能を使わないなら約60,000円安い本製品で十分でしょう。
・よくサニーレタスを買うのですが、これまで使っていた冷蔵庫は数日でしなしなになっていたのに、「MR-WZ55K」では購入から5日経っても買ったときとほぼ変わっていなくびっくり。
・10年前の東芝の冷蔵庫から買い替え。カチカチに凍らない冷凍技術は素晴らしい。静かなのと、製氷機が使いやすいのもいい。
・チルドルームと氷点下ストッカールームがあるから、加工食品と肉や魚などの生ものとを分けて保存できます。衛生的な感じがして気分がいい。
※2025年9月14日時点の、価格.com「MR-WZ55K」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
冷蔵庫は容量が大きくなると、その分、冷蔵室最上段の棚の奥に入れたものに手が届きにくくなりますが、コンプレッサーを上部に配置したトップユニット方式なら大丈夫。しかも、この構造により、下段にある冷凍室や野菜室のスペースを広く確保できるのもポイントです。さらに、引き出し式の冷凍室や野菜室は最大限まで引き出せる「奥まで見えるフルオープン」なので、しっかり奥まで確認できます。
同じ設置面積なら、本体サイズは同じで容量が9L大きく、省エネ性も高い「NR-F55HY2」を選ぼうかとも思いましたが、業務用レベルの急速冷凍で凍らせたり、粗熱取りしたりできる「クーリングアシストルーム」やパーシャル室の解凍機能を使わない人も多いので、72,000円ほど安い本製品をおすすめとしました。
おいしく保存する機能は、約−3度で完全には凍らせずに保存する「サクッと切れる微凍結」(パーシャル室)や、熱々のごはんをそのまま冷凍できる「新鮮凍結」、湿度を調整して鮮度をキープする「シャキシャキ野菜室」が搭載されています。
「真ん中野菜室」と言っても製氷室の下にある製品が多いなか、東芝は冷蔵室の下に配置。野菜室の容量も大きいので、野菜を使うことが多い人に打ってつけでしょう。湿度を約95%以上に保つ「ミストチャージユニット」や、使いかけの野菜を入れておける「使い切り野菜BOX」、底面に用意された穴から野菜くずなどを落とせる「おそうじ口」を備えた「もっと潤う 摘みたて野菜室」で、野菜を新鮮なまま保存できます。
そして、上から強力な冷気を当てると同時にトレイ下の冷気で素早く冷凍する「おいしさ密封急冷凍」と、冷気を直接当てずに凍らせることで霜が付くのを抑えられる「おいしさ持続上質冷凍」とで使い分けられる上段冷凍室も搭載。チルド室は2段構造で、上段は、凍らせずに生のおいしさを保つ「氷結晶チルドモード」、約−4度で一気に冷却し鮮度をキープする「速鮮チルドモード」、凍った食材を旨みと栄養素を守りながらサクッと切れる状態にする「解凍モード」に切り替えられます。
下段冷凍室は3段構造の「らくうま!ひろin冷凍」で、その1段目が食品を素早く冷凍する「デリシャス冷凍」なのが大きな魅力。肉や魚、作りおきのおかず、熱々のごはんなど、たっぷり入れられるだけでなく、自動で急速冷凍が始まるので手間がかかりません。
野菜室には、野菜の呼吸活動を低下させて栄養素の減少を抑える「新鮮スリープ野菜室」を採用。冷蔵室には、冷気を直接当てない間接冷却で食材の乾燥を抑えながら約−1度で保鮮する「特鮮氷温ルーム」(チルド室)や、全段をより低温(約2度)にする「まるごとチルド」機能を備えています。
>>500L以上の冷蔵庫 価格.com人気・売れ筋ランキング【2025年】
おすすめ製品としてセレクトした「VEGETA GR-Y510FZ」の容量が小さいモデルなんですね。
置けるなら「GR-Y510FZ」のようなフレンチドアのタイプが欲しいですが、我が家は「幅が610mm未満」の冷蔵庫しか設置できないため、幅600mmの本製品を選びました。
幅600mmの冷蔵庫はほかにもたくさんあるのに、なぜ、「GR-Y500GT」?
ドアに触れると自動で開く「タッチオープン」だからというのが、ひとつのポイント。この機能を搭載したモデルとなると選べる製品はぐっと少なくなるのですが、いま使っている冷蔵庫もタッチオープンドアで、すごく気に入ってるので、次も使いたいんです。
タッチオープンドアが使いたいから東芝なんですか?
タッチオープンドアはあったらいいなーくらいなので、いちばんの決め手は野菜室の保鮮機能です。我が家は一週間に一度ペースで食材をまとめ買いするのですが、その2/3くらいは野菜。カボチャや大根など重いものも多いので、「真ん中野菜室」は譲れません。さらに、比較的小食な夫婦ふたり暮らしなため、消費はスロー。小分け野菜は高いので、冷蔵庫の力でなんとかしたい……。となると、やはり、高い湿度を保つ「もっと潤う 摘みたて野菜室」を搭載したモデルが候補にあがります。
ちなみに、容量や本体サイズ、機能が同じ「GR-Y500GT」もありますよ!
そっちはガラスドアなんですよ。ドアにマグネットを付けたいから、スチールドアじゃないと困る。だから、「GR-Y500GTM」が我が家にぴったりなんです。
ファミリー向けだけでなく、小型モデルの人気も高い東芝と、500Lクラスが好調な三菱電機が同率1位。パナソニックの製品はあまり値下がりしませんが、それでも上位2メーカーより2%少ない程度で3位につけていることから、人気の高さがうかがえます。
「VEGETA」の名前で知られるとおり、野菜の保存にこだわっているのが特徴。「真ん中冷凍室」がトレンドになったときも、ずっと全モデルに「真ん中野菜室」を採用しており、野菜に重きをおく人に選ばれています。湿度を約95%に保ちつつ、野菜の劣化につながるエチレンガスを分解し鮮度をキープする「もっと潤う摘みたて野菜室」など、保鮮機能も優秀。冷蔵室を約2度にし、全段でチルド保存できる機能があるのも便利です。
>>東芝の冷蔵庫 価格.com人気・売れ筋ランキング【2025年】
解凍せずにサクッと切ったり、使う分だけ簡単に取り出したりできる「切れちゃう瞬冷凍」や、凍った野菜を手でパラパラに砕ける「できちゃうV冷凍」に代表される冷凍技術の高さが特徴。すべての部屋が独立した構造なので、ドアの開閉による庫内の温度上昇がほかの部屋に影響しないため温度管理にすぐれ、ニオイ移りが起こりにくいのも人気のポイントです。製氷皿やポンプ、パイプを外して洗える「まるごとクリーン清氷」など、日々の使いやすさにこだわった機能も充実。
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一般的な冷蔵庫よりも下段の引き出しが奥まで引き出せる「奥まで見えるフルオープン」や、コンプレッサーを上部に配置することで最下段の引き出しのスペースを大きく確保し、最上段の奥まで手が届きやすい「トップユニット方式」を比較的廉価なモデルから採用。上位モデルに搭載されている「霜つき抑制冷凍」や、業務用レベルの冷凍力を持つ「熱いまま急速冷凍」などの冷凍技術も人気です。
>>パナソニックの冷蔵庫 価格.com人気・売れ筋ランキング【2025年】
冷蔵室全体をチルド温度帯に保ち、ラップなしでも乾燥を抑える「まるごとチルド」や、野菜の呼吸活動を抑えて鮮度を長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」など、食材の鮮度を保つための独自機能が魅力です。下段冷凍室の1段目が急速冷凍スペースなのも選びたくなるポイント。「デリシャス冷凍」搭載モデルなら、ボタンを押さなくてもセンサーで検知し、自動で急速冷凍が始まります。また、引き出しが自動で開く「電動引き出し」を採用しているのも日立ならでは。冷蔵室や下段冷凍室と野菜室を確認できるカメラを搭載したモデルもあります。
>>日立の冷蔵庫 価格.com人気・売れ筋ランキング【2025年】
AQUAの冷蔵庫を選ぶなら、霜取り運転時に冷凍室内に暖気が入るのを防ぎ、温度変化を抑えることで食品への霜付きを低減する「おいシールド冷凍」を搭載したモデルがおすすめ。冷蔵室の底の一部が透明になっており、その下にある野菜室の中が確認できるモデルもあります。
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「プラズマクラスター」による高い除菌性能が魅力。除菌された冷気が冷蔵室を循環し、清潔に保ちます。節電機能も充実しており、省エネ性能が高いのもポイントです。また、雪下で保存して野菜の甘みを引き出す保存方法を参考にした「雪下シャキット野菜室」や、冷凍室を仕切って整理整頓しやすくする工夫など、シャープならではの特徴も人気。このほか、コンパクトなサイズの冷蔵庫には、左右どちらからでも開けられる「どっちもドア」を搭載したモデルもあります。
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A.新モデルが発売される少し前の時期に型落ちモデルが値下がりしやすいですが、新モデルの発売時期はメーカーやモデルにより異なるため、一概にいつとは言えません。ただ、大型冷蔵庫の多くは11〜4月に発売される傾向があります。新生活需要が見込まれる年末〜3月、需要が伸びる夏(6〜8月)は価格が下がりにくいので、その点も考慮しつつ、新モデルが発売される前くらいから価格をチェックしておくといいでしょう。また、家電量販店などの決算期にあたる3月と9月は大型家電全般が安くなるケースが多いです。
A.内閣府の「消費動向調査」の2025年4月のデータによると、2人以上の世帯における冷蔵庫の平均使用年数は13.5年。買い替えの理由は、6割以上が「故障」です。ただ、故障して保冷できなくなると、冷凍食品は溶け、生鮮食品や野菜などもダメになってしまうため、壊れる前に買い替えるほうが賢明。故障をしていなくても10年前後を目安に買い替えを検討しましょう。冷蔵庫は時代とともに省エネ性能が向上しており、年間4,000円以上電気代が安くなることも。同じ設置面積でも容量が大きくなっているので、買い替える価値は大いにあります。
A.年間消費電力量は、JIS(日本工業規格)で定められた統一基準に基づいて算出された数値です。特定の環境下で測定されたものであり、実際の使用状況とは異なる場合がほとんど。実際の電気代は、冷蔵庫の設置場所やドアの開閉回数、庫内に食品を詰め込む量、室内の温度など、さまざまな要因で大きく変動します。あくまで目安として比較し、日々の使い方で電気代を抑える工夫もあわせて行うといいでしょう。
A.冷蔵庫の電気代は、日々の使い方で大きく変わります。まず、扉を開ける回数や時間を短くし、庫内を整理整頓してどこに何があるかすぐに見つけられるようにしましょう。また、熱いものは冷ましてから入れる、冷蔵室は食品を詰め込みすぎないといった基本的な使い方も節電につながります。半ドアの状態を防ぐ機能付きのモデルを選ぶのも効果的でしょう。そして、当然ですが、冷蔵庫自体の性能も重要。断熱性能や冷却効率にすぐれた冷蔵庫を選べば、同じように使っても電気代は抑えられます。
A.安い価格に目が行きがちですが、国内の主要メーカーと比べると製品の耐久性が劣ったり、故障時のアフターサービスが不十分だったりするケースも見られます。また、見た目は高級モデルに近くても、実は断熱性能が低く電気代がかさんだり、本体サイズの割に容量が小さかったりなど、性能面で劣ることも。すべての格安製品がそうだというわけではありませんが、冷蔵庫は長く利用する家電なので、総合的な満足度を考えると、信頼性の高いメーカーの製品を検討するほうが安心でしょう。
A.冷蔵庫の運転音は、庫内を冷やすためのコンプレッサーの稼働音や、冷気を循環させるファンの音が主な原因です。特に、扉の開閉が多いときや温かいものを入れたときなどは、庫内温度を安定させるために集中的に運転するので音が大きくなりがち。また、十分な放熱スペースを確保していないと、コンプレッサーに負担がかかり運転音が大きくなることもあるので、設置場所を見直してみましょう。なお、小型冷蔵庫は、コンプレッサーの回転数を細かく制御する「インバーター」搭載モデルを選ぶと静音性が高いです。
A.多くの冷蔵庫は、自動で霜取り運転を行うため、日常的に霜が付くことはほとんどありません。しかし、小型冷蔵庫には「直冷式」と「ファン式」の2つの冷却方式があり、直冷式のモデルだと霜取りが必要になる場合があります。直冷式は価格が安いのがメリットですが、霜取りをしたくないなら「ファン式」を選びましょう。
A.いちばん重視したいのは使いやすさ。人によって異なるので、ご両親にヒアリングして選ぶのが確実です。たとえば、背が低いなら、冷蔵庫の高さが175cm以下のロータイプや奥行きが浅いモデル、あまり力がないなら、軽い力で開けられるタッチオープンドア搭載モデルというように、ご両親に合う機能や構造のものを絞りこんでいけばいいでしょう。また近年は、冷蔵庫を開く回数で遠方の親の無事を確認できる機能を搭載したモデルも登場しているので、こうした製品を選べばプライバシーを守りつつ見守りできます。