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炊飯器であり時短調理器でもある、便利な1台

ご飯も料理も15分でできる! 忙しい人にイイIH炊飯器「タイガー 炊きたて JPE-A100」

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健康の基本は毎日の食事! ……といっても、忙しいと、つい適当なモノを食べて済ませてしまいがちです。そんな風に、食生活をあと回しにしながら日々をがんばる全ての仕事人たちへ! 時短でご飯もおかずも作れる、便利なIH炊飯器、タイガー「炊きたて JPE-A100」をご紹介します。

「炊飯器」であり「時短調理器」にもなるという、便利なIH炊飯器!

「炊飯器」であり「時短調理器」にもなるという、便利なIH炊飯器!

忙しい人にこそありがたい、2つの注目機能

はじめに、製品の特徴をざっとチェックしていきましょう。JPE-A100は、タイガー魔法瓶(以下、タイガー)が手がけるIH炊飯器“炊きたて”シリーズの5.5合炊きモデルです。もちろん、ご飯をおいしく炊けるタイガーの炊飯機能はがっつり入りつつ、さらに大きく2つのポイントが加わっています。

▼たった15分でご飯が炊ける「時短少量早炊き」

まずはコレ。1食分のご飯=白米1合を、たった15分で炊くことができる「時短少量早炊き」機能です。忙しい仕事人にこそうれしい機能でしょう。実際どんな味になるのか、本記事の中盤あたりでチェックしてみました。

▼たった15分でおかずが作れる「調理モード」

もうひとつは、「調理モード」が付いていること。JPE-A100は、ご飯を炊くメニューだけではなく、煮込み調理や焼き調理ができる専用モードが付いているのです。しかも、こちらも最短でたったの15分で完成してしまいます。

「炊飯器」でありつつ、「時短調理器」として使えるというのがおもしろい。どれくらい簡単においしく料理ができるか、記事の後半でチェックしているのでご参照ください。

土鍋ご飯の香ばしさに近づける炊飯技術を投入した、タイガー製IH炊飯器の5.5合炊きモデル。ちなみに、シリーズには1升炊きの「JPE-A180」もあります

視認性の高いディスプレイに、炊飯メニューがずらり! シンプルなので、使い方に迷いません

視認性の高いディスプレイに、炊飯メニューがずらり! シンプルなので、使い方に迷いません

熱効率のよい「W銅入5層遠赤特厚釜」に、「熱封土鍋コーティング」を施した内釜を採用。約130℃(※鍋底の温度)の高加熱「剛火IH」で、ふっくらとしたおいしいごはんを炊き上げてくれるという仕様です

内ブタは、親水効果のある加工がされた「つや艶内ふた」。普及価格帯の製品ゆえ、構造がシンプルなので手入れがしやすいのはメリットだと思います

水蒸気が出るスチームキャップも、分解してキレイに洗えます

水蒸気が出るスチームキャップも、分解してキレイに洗えます

黒くてすべりのイイしゃもじのほか、玄米用の計量カップも付属します

黒くてすべりのイイしゃもじのほか、玄米用の計量カップも付属します

パーツなどを取り外し、同梱物をざっと並べてみたところ。欲を言うと、しゃもじを入れておけるボックスが本体に付いていればよりよかったかも……まあ、自立できるタイプのしゃもじなので、マストではないですよね

まずは普通にご飯を炊いてみた

というわけで、まずはスタンダードな「白米」モードでご飯を炊いてみました。炊飯時間は、蒸らし時間を入れて47分と平均的です。できあがりは、ツヤツヤ! お米の粒が立っていてふっくら感があります。価格.comのクチコミ・レビューでも、JPE-A100の味の評価はかなり高いので、その実力が実感できる味でした。

3合のお米をセットして、「白米」モードでスイッチオン。蒸らし時間を入れて47分で炊き上がります

3合のお米をセットして、「白米」モードでスイッチオン。蒸らし時間を入れて47分で炊き上がります

ツヤのあるご飯が炊きあがりました。見た目にも、粒感がちゃんと生きているのがおわかりいただけると思います。食べてみると、もっちり感があってふっくらおいしい

ついでに、「極うま」という、いかにもおいしそうなモードでも炊いてみました。タイガーが考える「おいしいご飯」に必要な甘み、弾力、香り、ねばり、やわらかさなどの全てを引き出すという、スペシャルな炊飯モードです。

期待しながら食べてみると・・・・・・あ、ウマい。これぞまさしく「ザ・ご飯」といった感じで、どストレートにウマい。普通の「白米」モードでも十分においしかったのですが、「極うま」モードはそれの上位互換といった感じ。フタを開けた瞬間から、ご飯の香りが豊かです。何よりもしゃっきり感ともっちり感のバランスがよりよく、本当に「極うま」。これが、65分という長い時間をかけて、じっくり炊き上げるクオリティなのですね。日本人の多くが「おいしい」と思う味ではないでしょうか。

白米メニューに比べて2倍の時間をかけ、しっかり吸水してから、高火力で加熱するという「極うま」モード。蒸気が出てからも火力を落とさず、高火力でより長く「連続沸とう」する仕組みでご飯を炊き上げます。炊飯時間はトータル65分!

写真でも、1粒ひと粒が立っていて、ツヤがあるのがおわかりいただけるでしょうか。ご飯ソムリエ的な資格など何も持たない筆者でも、普通の「白米」モードとの違いがすぐにわかるクオリティ。時間に余裕があるときは、こちらで炊飯したい

わずか15分で炊いたご飯の味は?

続いて、いよいよ「時短少量早炊き」モードで、ご飯を炊いてみたいと思います。このモードを使うと、お米1〜2合をたったの15分で炊くことが可能。蒸らし時間も入れると、トータル17分で完成します。しかし、いくら早く炊けるといっても、おいしく食べられなければ意味がありませんよね。

内釜には、「少量早炊」用の水量目盛りが付いているので、ここにあわせて水を入れましょう。やはり通常より水量が多めに設定されていますね

「少量早炊」を選択し、「炊飯」ボタンをオン! 5分くらい経過したところで、すぐに蒸気が噴き出します

「少量早炊」を選択し、「炊飯」ボタンをオン! 5分くらい経過したところで、すぐに蒸気が噴き出します

結論から言うと、「時短少量早炊き」モード、アリです。通常の炊飯モードよりは、少々硬めに炊き上がる印象ですが、甘味もちゃんとあります。しゃっきり系の炊き上がりが好みの方なら、きっとおいしく食べられるはず。筆者は食べた瞬間に、「これでイイじゃん!」と声に出したほど。他にも何人かに食べてもらったのですが、「普通においしく食べられる」との意見多数でした。

もちろん普通の「白米」モードや「極うま」モードと比べれば味は劣りますが、ひとり暮らしの人が、パッと1食分だけ炊飯したいようなときには、超絶使えるはず。また、家族世帯でも、「ご飯を炊いた量が少なめで、食事中にもう少し追加したくなった」というようなときに便利だと思います。

炊き上がりは、パッと見、「水を入れすぎてベチョベチョ!?」と思ったのですが、しゃもじでしっかり混ぜて食べてみるとそんなことはありません

むしろ、しゃっきりと固めの炊き上がりで粒感が生きています。たった15分でこれができるなら、全然アリ!

むしろ、しゃっきりと固めの炊き上がりで粒感が生きています。たった15分でこれができるなら、全然アリ!

焼き餃子やパスタ、蒸し物まで! 10〜15分でおかずが作れる

さて、JPE-A100のもうひとつの魅力は、ほったらかしで料理が作れる「時短調理器」として使えるところ。IH炊飯器が温度管理にすぐれている点を活用し、火加減の難しい本格調理にも対応できる専用モードを搭載しているんです。しかも、最低15分という短時間で調理できるのがポイント。

その実力は大したもので、煮物や焼き物、蒸し物まで対応します。タイガーの公式サイトには、JPE-A100で作れる料理のレシピが公開されているので、参考にしながら時短料理を作れますよ(→詳細はこちら)。

製品に付属する取扱説明書にも、いくつかレシピが載っています

製品に付属する取扱説明書にも、いくつかレシピが載っています

▼10分でできる! 野菜と豚肉のヘルシー酒蒸し

まずは、お肉料理から実践してみました。切った野菜と豚肉を内鍋に入れ、お酒と水を加えるだけで準備はOK。フタを閉めたら、「調理」モードを選択し、10分タイマーをセットして「炊飯」ボタンを押すだけです。これで、野菜と豚肉のヘルシー酒蒸しが完成です。

野菜も豚肉もただカットするだけ。ほかは一切、下処理なし。IH炊飯器ならではの加熱機能をフル活用しているおかげで、根菜類にもすぐに火が通ります。

カットした野菜、きのこ、豚肉を入れて、お酒と水を加えるだけ。あとは、JPE-A100がたった10分で仕上げてくれます! ちなみに、調理モードのタイマーは最短が10分で、そこから5分刻みで設定可能です。13分といった細かい設定は不可能なのでご注意を

できあがり! フタを開けたとたん、周囲に野菜の甘いイイ香りが!

できあがり! フタを開けたとたん、周囲に野菜の甘いイイ香りが!

ポン酢しょう油をかけて食べると美味。また、調理の最後に軽く塩コショウをふりかけてから「炊飯」すれば、調理中に味が染みてそのまま食べられます

▼乾燥パスタをそのまま投入。たった15分でイタリアンの主食が完成!

続いては、パスタのメニューを試してみました。乾燥パスタをそのまま入れて、「茹で」→「味付け」まで一気にできちゃうんです。今回は、乾燥ペンネを使ってトマトソース和えパスタを作ってみました。JPE-A100なら、材料を一気に内鍋に入れ、フタをしてボタンを押すだけの作業で済むので簡単です。しかもおいしい!

乾燥ペンネをそのまま内鍋に入れ、水、トマト缶、コンソメ、バター、オリーブオイルなどを入れて塩コショウします。続いて、カットした野菜やローリエを入れて、全体を混ぜれば準備は完了。あとは、「調理」モードで15分タイマーをセットして待てば、アツアツのトマトソース和えパスタが完成!

ペンネにもしっかり火が通って、トマトソースがからんでいます。普通に作ろうとしたら、まずペンネを茹でて、別途トマトソースも作らなくてはなりません

トマトソースも、15分でできたとは思えないほどコクがあります。IH火力の威力がおいしさに現れている……! ちなみにペンネは茹で時間10分のものを使いました。このあたりは、食品にあわせてタイマー設定を調整するとよさそう

▼焼き色こんがり! 15分で餃子も焼けちゃう

さて、JPE-A100の料理機能は、「調理」モードだけではありません。パンやケーキが作れる「パン・ケーキ」モードも付いているのですが、これを活用すると、なんと餃子が焼けちゃうんです。冷蔵餃子なら15分、冷凍餃子なら20分で、アツアツに完成。フライパンのようにギトギトにならないので、後片付けが楽チンなところもメリットです。

今回は、とろけるチーズを使ったチーズの羽根突き餃子を作ってみました。内鍋にとろけるチーズを敷いて、その上に冷凍餃子をオン。「パン・ケーキ」モードを選択して、20分タイマーをかけて「炊飯」ボタンをポン!

できあがりました! 上面は水餃子みたいになっていますが、底面はそこそこカリッと香ばしく焼けています

できあがりました! 上面は水餃子みたいになっていますが、底面はそこそこカリッと香ばしく焼けています

中身もちゃんとジューシーな仕上がり!

中身もちゃんとジューシーな仕上がり!

調理のあとにご飯を炊くと、ニオイは大丈夫?

調理後の内鍋は、食材がこびりつきにくい加工となっていて、台所用中性洗剤を使って簡単に汚れが落とせます。JPE-A100は普及価格帯モデルのため、逆に内ブタなどの構造がシンプルで、お手入れが楽なのも魅力と言えるかも。

焦げ付きにくい加工のおかげで、内鍋はお手入れが簡単!

焦げ付きにくい加工のおかげで、内鍋はお手入れが簡単!

とはいえ、調理をしたあとにご飯を炊いたら、ニオイとか大丈夫なの? と思いますよね。今回、筆者が使ってみた限りでは、大丈夫でした。餃子を焼いたりお肉料理を作ったあと、軽く洗ってから、続けて普通の白米を炊いても、ご飯から変なニオイがするということはありませんでした。

もちろん、ちゃんとお手入れすることが前提ですし、繰り返し長らく使い続けると変わってくるかもしれません。できるだけこまめに、内ブタやスチームキャップを洗うのがよさそうです。

まとめ

ちなみに、同じタイガーの炊飯器には、ご飯とおかずの同時調理に対応する“tacook”(タクック)シリーズもありますが、JPE-A100には、この同時調理機能は付いていません。あくまでも、炊飯と調理は別々に行う必要があるのでご注意を。

ちなみに5.5合炊き炊飯器は、基本的には2〜4人の家族世帯がメインユーザー層と言われます。しかし、今はひとり暮らしの人でも、ゆくゆく家族が増えそうであれば5合炊きクラスを買っておくというのはアリ。

特に、今回ご紹介したような早炊き機能や、時短調理機能が機能が付いているJPE-A100は、家族世帯にもひとり暮らしにも便利。どちらの環境でも、イイ選択肢になるであろう1台です。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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