新製品レポート
炙って焼き上げる「あぶり焼き」でローストビーフも作れるように!!

毎日使える便利さ! 「まかせて調理」をしながら惣菜のあたためもできる新型「ヘルシオ」

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シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」の新モデルが登場。好きな食材を自由に入れて調理できる「まかせて調理」や炙り焼きできる「あぶり焼き」が、さらに便利に、おいしく進化しました。事前に見てきた、詳細をお伝えします。

庫内容量30Lの「AX-XW500」の市場想定価格は175,000円前後で、2018年6月14日発売予定

庫内容量30Lの「AX-XW500」の市場想定価格は175,000円前後で、2018年6月14日発売予定

好きな食材、分量で調理できる「まかせて調理」が進化

過熱水蒸気のみで調理するヘルシオだからこそできる調理のひとつが「まかせて調理」。「まかせて調理」は、温度の低いほうに熱を与える過熱水蒸気の特性を利用した調理方法で、冷凍・冷蔵・冷凍といった保存状況の異なる食材を一度に調理できるのがポイントです。さらに、分量も自由! 一般的なオーブンレンジに搭載されている自動メニューのようにレシピ通りの食材、分量を用意しなくていいので、準備が断然ラク。実際に、「まかせて調理」が搭載されたモデルを購入したユーザーの多くが「まかせて調理」を使っているといいます。そんな「まかせて調理」がさらに進化し、AX-XW500では上段でこれまでと同じように焼く、炒める、蒸すといった調理を行うとともに、下段で「あたため直し」が同時で行えるようになりました。しかも、そのあたため直しも過熱水蒸気を使用するので、揚げ物なら揚げたてのようにサクサクに仕上がります。

「まかせて調理」には「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」という4つのコースがあり、それぞれに用意された「+惣菜あたため」を選ぶと、上段で焼くなどの「まかせて調理」、下段であたためが行われます

実際に、上段で焼き野菜、下段で購入してきた揚げ物のあたため直しをしてみます

実際に、上段で焼き野菜、下段で購入してきた揚げ物のあたため直しをしてみます

約30分で調理が完了。取り出してみると上段の焼き野菜は、ほんのり焦げ色が付きながらも色鮮やか! 試食したところ、野菜のあまみがたっぷり引き出されていました

分厚くカットされたかぼちゃやじゃがいもは箸で簡単に割れるほどやわらかく、焦げやすいたまねぎやパプリカにはわずかに焼き目が付いたのみの仕上がり。1つの角皿で焼いても、それぞれの野菜が最適な火のとおりで焼き上がるのはさすがです

焼き野菜と一緒に調理した下段の揚げ物は試食ができなかったので正確な仕上がりはわかりませんが、衣がサクサクになっている感じ! 余分な油がアルミホイルに落ちているのも◎

この調理方法を使用すれば、「焼き魚(上段)+天ぷらのあたため(下段)」「焼きそば(上段)+春巻きのあたため(下段)」というように、手作りする一品(上段)と購入してきた惣菜一品(下段)を作ることができます。

バーナーで炙ったような「あぶり焼き」で低温調理が可能に!

ヘルシオならではの代表的な調理方法は「まかせて調理」だけではありません。2017年モデルの最上位機(AX-XW400)に搭載された「あぶり焼き」機能も、一般的なオーブンレンジではできない調理方法です。あぶり焼きを行うと、高火力の過熱水蒸気が上部から食材に直噴射され、食材の表面を素早く焼き上げ。高温でじっくり焼き上げるオーブン加熱では作れない、ミディアムやレアなステーキも作れるのが特徴です。その機能が進化し、「あぶり豊潤焼き」という新しい調理方法が追加されました。「あぶり豊潤焼き」は簡単に言ってしまうと、あぶり焼きと低温調理を行うもの。最初に食材の表面を高火力の過熱水蒸気で「あぶり」、その後、庫内温度を下げて蒸気をコントロールしながら低温をキープします。

たとえば、ローストビーフを作る場合、最初に高温で一気に焼き上げ、その後、庫内に水蒸気を入れて庫内温度を一気に下げ、肉が凝固しない54〜56℃を保持します

ローストビーフを作る工程は、牛肉のかたまりをたこ糸で縛った後、塩とこしょうをすりこんで10分ほどおき、網に載せて上段にセット

「こだわり火加減」の中にある「ローストビーフ」を選んで調理すれば、「あぶり豊潤焼き」が行われます。なお、「あぶり豊潤焼き」のメニューはローストビーフとローストポークの2メニューしか内蔵されていませんが、Wi-Fiで接続し、クラウドサービス「COCORO KITCHEN」からダウンロードすればその他のメニューを追加可能

約50分で加熱は完了しましたが、ローストビーフはこのまま1時間ほど休ませて完成となります

約50分で加熱は完了しましたが、ローストビーフはこのまま1時間ほど休ませて完成となります

1時間も待てないので事前に調理されたローストビーフを試食させてもらいましたが、表面はこんがりで、中はしっとりでかなりおいしい。フライパンで表面を焼いてからオーブンレンジで加熱する調理方法は他メーカー製品にもありますが、「あぶり豊潤焼き」のようにスタートボタンを押すだけで高温の焼きも低温の加熱もすべてできてしまうのは本当にラク! これなら、頻繁に作れそうです

なお、「あぶり豊潤焼き」は大きさの異なる350〜800gのかたまり肉を自動で上手に調理してくれるそうです

なお、「あぶり豊潤焼き」は大きさの異なる350〜800gのかたまり肉を自動で上手に調理してくれるそうです

「あぶり豊潤焼き」のような調理を実現できたのは、ヘルシオが蒸気で庫内温度をコントロールしているから。温度を上げる、下げるのが一気にできるもの蒸気だからこそで、かつ、蒸気で食材を包み込んでいることで加熱ムラなく仕上げることもできるといいます。そのため、肝となるのが庫内の密閉性。下の動画では庫内に入れた水が漏れるかの実験をしているのですが、一般的なオーブンレンジの場合、本体下部から水が漏れ出すのに対し、AX-XW500は庫内から水は一切漏れず。このような高い密閉性があるからこそ、蒸気で温度を正確にコントロールすることができるのです。

スマートスピーカーにも対応したAIoT機能

最後に紹介するのは、シャープが進めている「AIoT機能」(AI=人工知能とIoT=モノのインターネット化)です。数あるシャープの生活家電の中で、もっともAIoTが進んでいるのがウォーターオーブン「ヘルシオ」。本体を無線LANで接続することでクラウドサービス「COCORO KITCHEN」が利用できるようになり、音声対話による調理メニューのダウンロードやメニューの相談などを行うことができます。新モデルではスマートスピーカーからも操作が可能に(下の動画参照)。これまではヘルシオ本体に話しかけなければならないため、献立の相談もわざわざキッチンに行かねばなりませんでしたが、スマートスピーカーを利用すれば、キッチンから離れた場所でも音声対話ができます。

なお、人口知能(AI)を搭載しているヘルシオは使い続けるほど賢くなっていきます。実は、新モデルの隣りに前モデルが置かれており、なぜだろう? と思っていたのですが、なんと、前モデルはシャープ社員が実際に自宅で1年間使用したものだそう。1年間使い続けるとヘルシオが賢くなる様子が披露されました。

新モデル「AX-XW500」(左)と前モデル(右)。外観はほぼ同じですが、前モデルは「COCORO KITCHEN」に接続して1年間使っているので、かなり賢くなっているとのこと

たとえば、新モデルに「いつもの」と話かけると下の動画のように「見つからない」と言われてしまいます。まだやり取りをしたことがないのだから、ユーザーの「いつも作っているメニュー」がわかるわけがありません。

続いて、1年間使ったヘルシオに同じように話しかけてみると、いつも作っているメニューを提示!(下の動画参照)

ユーザーの使い方や好みを理解して学習していくヘルシオ。音声対話は最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れるとハンズフリーで操作できるので役立つはずです。

26Lクラス2機種もラインアップ

ここまで紹介したAX-XW500と同じAIoT機能を搭載した「AX-AW500」(市場想定価格は130,000円前後)と、無線LAN機能非搭載の「AX-AS500」(市場想定価格は90,000円前後)も同日発売されます。「まかせて調理」も装備されていますが、AX-AW500とAX-AS500は庫内容量26Lの1段調理となるため、上段でまかせて調理、下段であたためという新機能は使えません。また、「あぶり豊潤焼き」も最上位機「AX-XW500」のみの調理メニューとなります。

「AX-AW500」(左)と「AX-AS500」(右)は1段調理となりますが、「まかせて調理」は可能!

「AX-AW500」(左)と「AX-AS500」(右)は1段調理となりますが、「まかせて調理」は可能!

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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