イベントレポート

象印の“おしゃれなキッチン家電”を体験できるコンセプトショップ「STAN.TABLE」に行ってきた!

下の写真の中に炊飯器、電気ポット、ホットプレート、コーヒーメーカーがあることにお気づきになったでしょうか。これらの家電製品は、デザインにこだわった「STAN.(スタン)シリーズ」。そして、このシリーズを手がけたのは、なんと象印! 基本性能に定評のある象印が提案するだけに、ただデザイン性が高いだけではなく、機能性や使いやすさも追求した値ごろなラインアップとなっています。


STAN.シリーズが目指すのは、“新しい暮らしの道具”。主に30代の共働き・子育て世帯をターゲットとしており、楽しくラクに家事が行えるような機能も盛り込んでいるといいます。そんなSTAN.シリーズの世界観が体験できるコンセプトショップ「STAN.TABLE」が期間限定でオープン。オープン前に見てきた様子を、4製品の魅力とともに紹介します。

コンセプトショップ「STAN.TABLE」(東京都港区北青山3-6-19 1F/2F)は2019年2月1日〜2月11日の期間限定オープン。11〜19時(最終日のみ17時まで)まで営業しています

コンセプトショップで体験できることとは?

コンセプトショップでは、STAN.シリーズの4製品を見たり触ったりできるほか、このシリーズの炊飯器「NW-SA10」、で炊いたごはんやホットプレート「EA-FA10」で作った料理、コーヒーメーカー「EC-XA30」で淹れたコーヒー、電気ポット「CP-CA12」で沸かしたお湯を使った紅茶が試食・試飲できます。また、土日祝のみとなりますが、ホットプレート「EA-FA10」を使った調理体験イベントも開催。STAN.シリーズの雰囲気を確かめるだけでなく、実力も垣間見ることができます。もちろん、すべて無料なので、ちょっと覗いてみようか、くらいの気楽な感じで行ってもOK!

ショップの1F、2Fにテーブルと椅子が用意されているので、試飲・試食はゆったりと座って味わえます

ショップの1F、2Fにテーブルと椅子が用意されているので、試飲・試食はゆったりと座って味わえます

入店すると、まず、コーヒーと紅茶のどちらを試飲するかを選択。その際、試食のためのチケットがもらえます

入店すると、まず、コーヒーと紅茶のどちらを試飲するかを選択。その際、試食のためのチケットがもらえます

試食チケットを持って2Fに行くと食べられるのは、炊飯器で炊いたごはん。白米と炊き込みごはんが用意されており、希望すれば両方食べられるそうです

ごはんだけでは口寂しいという方もご安心を。ホットプレートで作った料理がいくつか揃えられています

ごはんだけでは口寂しいという方もご安心を。ホットプレートで作った料理がいくつか揃えられています

メインディッシュになるおかずだけでなく、スイーツもあります。ガトーショコラは、しっとりとしており、なかなかのもの。ホットプレートで作れるなら、普段も試してみたくなりますね

試食の中で筆者が気に入ったのは、ミニピザ。皮の裏はカリカリで、ホットプレートの火力の強さを実感しました

ひとくちサイズの料理を食べられる程度ですが、焼く、蒸す、煮込むといったさまざまな調理方法のメニューが試食できるので、製品の実力を感じたり、使い方のイメージを膨らませることができるでしょう。

さらに、試食の料理が並べられた奥には体験コーナーが設けられていました。ただし、開催されるのは土日祝のみ。2月2日(土)と3日(日)は「3種のミニお好み焼き」、2月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)は「ハワイアンパンケーキ」作りを体験できます。このイベントへの参加は、当日現地で行う予約制。1日3回開催されるので、午前中に来店し、午後の回を予約しておくこともできます。

用意されているホットプレートは5台。2人連れなどで訪れた場合は、1台を2人で使うことになる可能性もあります。1回のイベントで先着5組が体験できる予定

調理体験で作るハワイアンパンケーキのイメージ。フルーツや生クリームを載せて、この写真に近いようなものを作るそうです。もちろん、作ったものは食べてOK!

STAN.シリーズの4製品を紹介!

ここからは、コンセプトショップで体験できるSTAN.シリーズ4製品について見ていきましょう。いずれも2019年2月1日発売です。

STAN.シリーズは黒いボディにブラウンのラインが入ったデザインで統一されています

STAN.シリーズは黒いボディにブラウンのラインが入ったデザインで統一されています

IH炊飯器「NW-SA10」

高火力で炊き続け、沸騰状態をキープすることでうまみを引き出し、ふっくらとしたごはんに炊きあげます。白米のほか、雑穀米、玄米、発芽玄米が炊飯可能。炊き込みごはんなどを炊いた後、ニオイが気になった時にクリーニングしてくれる機能も搭載されています。また、赤ちゃんの離乳食作りに役立つ「ベビーごはん」メニューも完備。硬さを4段階で調整できるので、赤ちゃんの成長に合わせた離乳食が作れます。

炊飯容量は5.5合で、サイズは235(幅)×290(奥行)×195(高さ)mm。炊飯時の消費電力は1,115W

炊飯容量は5.5合で、サイズは235(幅)×290(奥行)×195(高さ)mm。炊飯時の消費電力は1,115W

白米は「ふつう」「やわらかめ」「かため」の3つの食感で炊き分け可能

白米は「ふつう」「やわらかめ」「かため」の3つの食感で炊き分け可能

内釜は釜厚1.7mm。軽量なので、米や水を入れてから持ち運ぶのも苦になりません

内釜は釜厚1.7mm。軽量なので、米や水を入れてから持ち運ぶのも苦になりません

この内釜のすごいところは、米をセットして水を入れると目盛りの色が変化すること。今回は米を入れていませんが、確かに、水のある部分とない部分とでは水位線の色が違います。水位線が見やすくなりました

蒸気を受けるトレイのない仕様なので、洗い物が内ぶたと内釜のみと少ないのも◎

蒸気を受けるトレイのない仕様なので、洗い物が内ぶたと内釜のみと少ないのも◎

電気ポット「CP-CA12」

近頃、電気ケトルに押されぎみの電気ポットですが、常に温かいお湯をキープしておきたいこともあるもの。特に、赤ちゃんのいる家庭では、子どもをあやしながらミルク作りのために70℃のお湯を都度用意するのは大変という声も多いのだそう。そこで、開発されたのが“ケトルとポットのいいとこ取り”をした「CP-CA12」。90℃、70℃の温度で保温できるだけでなく、沸かせたあとに保温しないように設定できるのがポイントです。コーヒーカップ2杯分(1杯約120ml)が約2分で沸かせるので、普段は電気ケトルのように使い、来客時には電気ポットのように保温しておくという使い分けをするのもいいでしょう。

容量は1.2Lで、消費電力1.300W。1度に沸かせる量はそれほど多くはありませんが、175(幅)×270(奥行)×250(高さ)mmというコンパクトなサイズ感はテーブルに置いておいてもそれほどじゃまにならないはずです

注ぐスピードは「通常」のほか、少量でゆっくりと注ぐ「ゆっくりカフェドリップ給湯」を用意(下の動画参照)。ドリップコーヒーにお湯を注ぐ際などで「ゆっくりカフェドリップ給湯」は役立ちそう

「通常」で注ぐ様子

「ゆっくりカフェドリップ給湯」で注ぐ様子

コーヒーメーカー「EC-XA30」

コーヒー豆をミルする機能は搭載していないドリップのみのシンプルなコーヒーメーカーですが、1万円以下の価格でありながら、デザイン性にすぐれるのが大きな特徴。手ごろな価格設定ですが、水をヒーターで2回加熱し、95℃の熱湯と蒸気でコーヒー粉を蒸らしてドリップするという、象印の代表的なコーヒーメーカーで採用されている抽出方法が採用されています。

マグカップ2杯分(約180ml×2杯)を1度に抽出可能。ドリップしたコーヒーが溜まる容器は魔法瓶タイプでなくガラス製ですが、保温できるので時間が経っても熱々を味わえます。容量は420mlで、サイズは150(幅)×225(奥行)×235(高さ)mm、消費電力は650W

水タンクは取り外しできるので、給水もラクラク。水の量を変えることで、アイスコーヒーも抽出できます(容器に氷を入れて抽出)。本体内にカルキを除去する浄水フィルターも装備しているとのこと

コーヒーを淹れる際には、バスケットにペーパーフィルターを取り付け、コーヒー粉をセット

コーヒーを淹れる際には、バスケットにペーパーフィルターを取り付け、コーヒー粉をセット

本体横のスイッチを「ON」にすると抽出がスタート。抽出の様子を動画で撮影してきたのですが(下の動画参照)、じっくりとコーヒー豆を蒸らしながらドリップしていることがわかります

ホットプレート「EA-FA10」

近年、おしゃれなホットプレートがいろいろなメーカーから発売されていますが、サイズが大きかったり、重かったりで、使い勝手に難があるモデルもあります。象印「EA-FA10」は、一般的なホットプレートのような使いやすさを保持しながら、卓上に置いておきたくなるデザインを実現。4cmの深さのあるプレートを採用しているので、焼くだけでなく、煮る調理も行えます。

サイズは445(幅)×305(奥行)×140(高さ)mmで、消費電力は1,200W。樹脂製のヘラが付属します

サイズは445(幅)×305(奥行)×140(高さ)mmで、消費電力は1,200W。樹脂製のヘラが付属します

熱されるプレートより高くガードを装備することで、プレートに手が触れにくいように配慮

熱されるプレートより高くガードを装備することで、プレートに手が触れにくいように配慮

プレートにはチタンセラミックコートが施されており、耐久性もバツグン。プレート表面を凸凹とした仕上げにすることで、こげつきにくくしています

プレートは取り外すことが可能。比較的軽めなので、シンクに運びやすい!

プレートは取り外すことが可能。比較的軽めなので、シンクに運びやすい!

個人的に気に入ったのは、付属のケース。電源コードや付属のレシピブックを収納できます

個人的に気に入ったのは、付属のケース。電源コードや付属のレシピブックを収納できます

ケースはプレート内に収められるので、収納もスッキリ

ケースはプレート内に収められるので、収納もスッキリ

また、このケースはブックスタンドにもなります。レシピブックを見ながら調理する際に便利!

また、このケースはブックスタンドにもなります。レシピブックを見ながら調理する際に便利!

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいます。

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