高橋敦のヲタ家電!
ヲタクのお宅に推せる家電を紹介する新連載スタート

北欧の家電はガチ! 空気清浄機「Blue Pure 411」で荒れたヲタ部屋を浄化する

ヲタクのお宅を快適に!
ひとり暮らしヲタの皆さまに向けた新連載です

家電は、誰の生活にも必須なもの。筆者のようなヲタクのシングルライフも例外ではありません。しかし同じ家電でも、「ファミリー」と「ひとり暮らしヲタ」では何を基準にどんな製品を選ぶべきかは、もうぜんぜん違います!

というわけで、ヲタクの自由なシングルライフに役立つ家電情報をヲタク目線でお届けする新連載「高橋敦のヲタ家電! 〜ヲタクのお宅に推せる家電〜」、いざ開始です!

▼ヲタクなのに、価格.comで雰囲気よさげな家電をテキトーに買うなんて

さて同志諸君。「家電は実用品だから、テキトーに評判いい無難そうな製品にしておけばいいや」なんて選び方でよいのですか? あえて言わせてもらいます。「価格.comでランキング上位のやつにしとけば問題なかろうなんて選び方はつまらないだろう?」と。

趣味に生きるがヲタク道。ならば家電も趣味的に楽しんでしまえば、そこに費やす費用も時間も実用と趣味を兼ねることになってお得なのでは? と提案したいのです。

ファミリー向けの実用アイテムとしての家電ではなく、ヲタシングルの実用+趣味のアイテムとしての家電。その注目ジャンルや製品、選び方などを紹介し、ヲタクのお宅をより快適な趣味空間へと再構築していきたいという思いを込めてお届けします。

一応、公共にさらしてよさげな範疇(筆者基準)ではありますが、この荒れ放題な部屋をはたして快適化できるか? そして「謎の光」には何が隠されているのか?

記念すべき連載第1回目の製品は「空気清浄機」
健康とコレクションの敵「ホコリ」を滅!

さて、そんなヲタ家電連載。記念すべき第1回でピックアップするアイテムは「空気清浄機」です。いきなり意識高げ!

みなさんも、職場やら学校やらでなじみがある家電でしょう。しかし、ヲタの自宅・自室にまで導入するべき理由とは? それは、「1:ヲタだからこそ健康、大切!」「2:ヲタならばアイテム保管環境、大切!」の2点によります。それぞれ解説していきましょう。

後ほど登場する今回のピックアップ製品がこちら。ブルーエア「Blue Pure 411」です!

▼ヲタだからこそ、僕らは健康でいなくては

まず健康。健康はむしろヲタクにこそ大切です。

お仕事は体調を崩して休んでも翌日以降に挽回すればいいし、我ら量産型歯車の代わりなんていくらでもいます。しかし、推しごと、推しのイベントは一期一会。その日を逃したらもう終わりです。だからといって体調不良でも無理に参加するなど、推しや同志への迷惑を考えればありえませんよね。ホコリっぽい部屋での生活は、その致命的な体調不良の一因となり得ます。

さらに、今まさに迫り来る花粉!

屋外はまだしも自室でまで花粉にさらされては、家での体力の回復もままならず、体力低下からの風邪! みたいなコンボを食らいかねません。それに自室は趣味のスペースでありコンテンツ鑑賞空間です。休日に趣味をゆっくり楽しむその部屋でまで花粉に苦しめられては、アニメにも音楽にも何にもちゃんと集中できません。辛い……。

だから選択肢はひとつ! 体調を崩さない! 絶対にだ! そのために欲しいのがキレイな空気であり、それをもたらしてくれるのが空気清浄機というわけです。

▼ヲタならばこそ、コレクション保管に全力を注がねば

そして保管。ヲタクにとって、さまざまな機器やコレクションを良好な状態で維持・保管しておくことは重要。そして「ホコリっぽい部屋は維持・保管スペースとして不適当」というのは感覚的にスッと理解できることでしょう。

たとえばパソコンやオーディオ、テレビ周り、カメラなどの精密機器にとってホコリがよろしくないことは言うまでもありません。そしてプラモやフィギュアなどを飾っている場合、それにホコリが降り積もっているなんてのは論外ですよね。

ホコリを払って掃除しようとしたらその拍子に落下……なんてのも最悪です。ならばそもそもホコリが降り積もりにくいキレイな空気環境を整えておくのが安全! というわけです。

いかにもホコリっぽさそうな保管スペース……

いかにもホコリっぽさそうな保管スペース……

萌えにしろ燃えにしろ、ホコリまみれも破損も許されない

萌えにしろ燃えにしろ、ホコリまみれも破損も許されない

また筆者のようにギターの調整が趣味だと、ナットやフレットを削って調整することもあり、すると牛骨や金属の粉が室内を舞います。どう考えても体によろしくないです。プラモデル作りなどが趣味の方も同じような状況なのでは? ぜひとも空気を清浄したいところです。

ファミリーとは違うのだよ! ヲタ家電選びのポイント

では具体的にどんな空気清浄機を選べばよいのか、という話です。もちろん「空気をキレイにするパワー」は、シングルでもファミリーでもオフィスでも共通の大正義。ですが加えて、ヲタシングルならではの重要ポイントがあります。

というか以下に述べるのは、空気清浄機に限らず、ヲタ家電選び全般に共通するポイントです。少し長くなりますが、連載初回なので語らせてください!

▼コンパクトで静かな家電であること

ファミリーが住む家のリビングへ空気清浄機を設置する場合、「スペースが広く置き場所も余裕あるし、稼働音は散りやすい」「会話やテレビや子どもや料理の音などでまあまあ騒がしいから、多少の騒音が追加されてもさほど目立たない」といった理由から、極端に神経質になる必要はないでしょう。もちろん、小さくて静かに越したことはないですが。

対してヲタシングル環境では、「自室は広くはなく、置き場所にも余裕がないし、音が響きやすい」「自室はアニメや音楽を鑑賞する場所でもあるので、そのじゃまになる稼働音は最小限にとどめたい」といった要素から、できるかぎりコンパクトで静かな製品が望ましいのです。置き場所的にも稼働音的にも、大事な趣味のさまたげになることは避けねばなりません。

ハイベッド下のスペースまで使い切っている状況では、家電設置スペースは最小限に抑えたい

ハイベッド下のスペースまで使い切っている状況では、家電設置スペースは最小限に抑えたい

▼推せる家電であること

「推せる」とはつまり、声優さんやアイドルさんやコンテンツを推せるのと同じように、その家電に対して、「お金を使っても惜しくないと思える」「『コレここがすごいんだよ!』と語れる」ということ。つまり趣味性。どうせお金を使うなら、実用性バッチリなうえに気分も上がって話のタネにもなる面白いヤツを買おうぜ! と提案したいのです。

北欧家電はガチ! 空清の世界標準ブルーエア(Blueair)

ということで、前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ具体的に推せるヲタ家電を紹介させていただきます。青き清浄なる空気のために! ブルーエア「Blue Pure 411」! 直販価格18,000円(税別)です。

改めまして、こちらがBlue Pure 411。このオシャレな空気清浄機を……

改めまして、こちらがBlue Pure 411。このオシャレな空気清浄機を……

我が部屋の空調機器エリアに設置! オシャレ感、消失!

我が部屋の空調機器エリアに設置! オシャレ感、消失!

北欧スウェーデンのブルーエア社は、空気清浄機分野の世界的なトップブランドです。北欧製品というと「デザイン家電」「オシャレ家電」的な印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、ならばはっきり言わせてもらいましょう。

「北欧家電はガチ!」

北欧家電、その本来のデザイン性は外観を先行させたものではありません。余計な機能を満載せずその家電の本質的な機能を高めることに注力すると、余計なボタンやら画面やらのうるさい外観要素も自然とそぎ落とされ、結果としてその家電ならではのシンプルな機能美が生まれる。そういうものです。

たとえば「いやこれ完全にオシャレ要素でしょ?」っぽく見えているかもしれない、本体を覆う色鮮やかなファブリック。

色合いもさわり心地も心地よく仕上げられている

色合いもさわり心地も心地よく仕上げられている

しかしそのファブリックの正体は、「ファブリックプレフィルター」です。超細かいホコリや花粉を集塵するための高性能メインフィルターの周りを覆い、メインフィルターをわずらわせるまでもない大きなホコリをその手前でカットするという、空気清浄機として重要な役割をになっている実用パーツなのです。

そしてこのプレフィルター、布なので掃除機ブラシでささっとお掃除できるし、取り外して普通に洗濯機で洗えるんです。やっぱり実用的!

そのうえでオプションの単品販売で好みに合わせて選べる三色が用意されているなどオシャレ要素も強い。実用性+オシャレ!これこそが北欧家電のデザイン性です。

各色1,000円(税別)で販売(画像はメーカー公式サイトより)

各色1,000円(税別)で販売(画像はメーカー公式サイトより)

ほかにも、「あえての電源コード直付け設計なので、電源アダプターを接続する手間がなくて楽!」とか、「操作は天面にあるたったひとつのタッチボタンで、電源オンと風量切替するだけなので超わかりやすい!」など、使い勝手と外観を同時にシンプルにまとめたそのデザインは、実にみごとで美しいものとなっています。

コード長は実測で約180cm。床に這わせて届く距離は1.5m程度

コード長は実測で約180cm。床に這わせて届く距離は1.5m程度

操作インターフェイスは、天面中央に備えるボタンひとつ。タッチごとにオフ→低速→中速→高速→オフと切り替わるのみ!のシンプルな操作感

実際に家で使って、ヲタ家電適正をチェック!

Blue Pure 411はただのデザイン家電ではない! ガチの空気清浄機だ! ということをわかっていただけたところで、筆者自室で実際に使ってみて確認した、ヲタシングル向け適性を紹介していきましょう。わが家は、約8帖ほどに生活空間と仕事場と趣味スペースの全てが集約されてしまっている環境です。

上述の通り、ヲタシングル家電に求められるのは「コンパクトで静かな製品であること」なわけですが、結論から言うとこの製品はそこを余裕でクリアしています。

▼コンパクトで狭い部屋に設置しやすい! 軽いので持ち運べる

特にコンパクトさについては、本機はブルーエアの空気清浄機の中でもっとも小型な「円筒型」「直径20cm」「高さ42.5cm」というサイズ。設置面積としては、一般的なヲタクの床に建立されている一般的な積読タワーよりも小さいくらいです。実際に設置した様子は以下のような感じ。

BDパッケージや周囲の諸々との比較でそのコンパクトさを想像してみてほしい

BDパッケージや周囲の諸々との比較でそのコンパクトさを想像してみてほしい

天面=底面の面積はBlu-rayパッケージと比較してこの程度のサイズ感

天面=底面の面積はBlu-rayパッケージと比較してこの程度のサイズ感

さらに重量も約1.52kgと非常に軽いので、使うシーンにあわせてさまざまな場所にさっと移動させられて便利です。たとえば花粉の時期は、部屋のドアや窓の近くなど、人通りや外気の動きがある場所に置くのが効果的。プラモデル製作など、みずからホコリを出す趣味に興じる場合は、その作業スペースの近くに持っていくのがよいでしょう。

それに、円筒筐体の全周囲がフィルター吸引面となっている360°吸引型ですので、普段の置き場所にもあまりシビアにならなくて大丈夫。さすがに「部屋のいちばん隅のデスクの下」とかに押し込んだら吸引効率がいちじるしく低下すると思いますが、そこまでひどくなければ「床のあいてるスペースにポン」で大体問題ないはず。

こちらは公式の画像より、ストレッチ中に側に置いて稼働させているイメージ図。筆者宅にはそんなスペースはないけれど

▼運転中、静かでスゴい!

そして、運転中の静音性については本当に完璧。実際に使ってみて実感しましたが、もっとも静かな低速モードは「実質無音」といっても過言ではないほどです。スゴい。

空気清浄機の仕組みは簡単にいうと「内蔵ファンで周囲の空気を吸い込み、フィルターでホコリや花粉を除去して、キレイになった空気を放出する」というもの。ファンの回転数を上げてより多くの空気を取り込むほど、短時間でより多くのホコリや花粉を除去できます。

ですが、フルパワーを必要とする場面はさほど多くはありません。いったんガツンとフルパワーで空気をキレイにしたら、しばらくは「低速モード常時運転でそのキレイさをキープするターン」です。よって大切になるのが、低速モードでの静かさ。常時運転するので、それがうるさいと部屋がいつもうるさいことになってしまいます。

たとえば筆者が患う花粉症やアレルギー性鼻炎には、「モーニングアタック」と呼ばれる、朝方に現れる強い症状があります。それを緩和するには就寝中の夜から朝にかけても、部屋の空気を常にキレイにしておかねばならないのです。眠るのにじゃまにならない静かさの低速運転は必須!

Blue Pure 411の低速モードの静かさはというと、自室で使ってみた実感として、DCモーター採用の扇風機やサーキュレーターの微風モードと同程度。スマホの騒音計アプリでは、約30cmの距離から計測して30dB前後でした。スペック記載としては17dBとなっていますが、そこは測定基準の違いによるものでしょう。

筆者の家電経験的に、この「30dB前後」は静かさの基準としてひとつの目安

筆者の家電経験的に、この「30dB前後」は静かさの基準としてひとつの目安

僕の部屋でエアコンの静かモードを併用するとそちらが35dB程度なので、Blue Pure 411の音はより大きなエアコンの音にマスキングされてほぼ聞こえなくなります。実質無音です。また、今回の検証をするために、就寝時はエアコンを消してBlue Pure 411を低速モードで付けっ放しにして数日間寝てみたのですが、うるささを感じることは全くありませんでした。

なお、中速・高速モードの稼働音も「掃除機よりはうるさくない」といった感じなので、そういったピンポイント利用では問題ないと思います。

▼もしやBlue Pure 411のおかげ?

実際の空気清浄効果については、何せ目に見えないものなので、あくまでも筆者が1週間ほど使ってみた時点での体感になりますが、暮らしの中で「もしやBlue Pure 411のおかげ?」と感じられるところが多々ありました。

なかでももっとも大きいのは、「花粉来た……」的なニュースやツイートが出始めていた時期においても、筆者はいつものモーニングアタックに見舞われる気配すらなく、おだやかに就寝できています。これはきっと……。先述の通り、ヲタクとして体は資本なので、好調なのはうれしい。長期間使えば使うほど、その効果に期待できそう!

長期稼働を期待できるので、長い目でのコスパも良好

さて、家電も趣味的に楽しむとしても、メインの趣味に費やすお金や時間を家電に削られまくるのは不本意ですよね。なのでヲタ家電選びにおいては、以下3つのポイントも重要です。

【1】長期利用性=本体の頑丈さと交換フィルターの入手性
↓ブルーエア社の以下の宣言に目を通していただければと思います。
「ブルーエアは、北欧のものづくりで重要な“いいものを長く使う”という発想に基づいて設計されています。本体の耐久性が高いだけではなく、フィルターを定期的に交換することで、高い性能を維持しながら使い続けることができます」

【2】メンテナンス性=フィルター交換作業の容易さ
約半年ごとにLEDが赤く点灯して交換時期を知らせてくれるので、そうしたらフィルター交換です。上から順に、円筒形本体の上1/3、プレフィルター、フィルターカバーを取り外すと、メインフィルターを上に引き抜けます。そしたら新品の交換用フィルターに替えて逆の手順で戻すだけです。

【3】メンテナンス費用=交換フィルターの価格
直販価格で3,000円(税別)。税込で半年の換算で月額540円。みなさんが課金している「音泉プレミアムサポーター」や「セカンドショットちゃんねる」とだいたい同じくらいですね。コンテンツ課金として平均的な額ということです。課金は食事ですね。なお消費電力はDCサーキュレーターとかと同程度なので、電気代もほとんど気にしなくてよいかと思います。

こんな感じでバラして左端のフィルターを交換。バラし&組み立ては扇風機のそれよりも楽な印象でした

こんな感じでバラして左端のフィルターを交換。バラし&組み立ては扇風機のそれよりも楽な印象でした

まとめ:ヲタクとは、浄化されるもの

ということで、ブルーエアの空気清浄機「Blue Pure 411」。外観はオシャレ系ですが、その実態は質実剛健のガチ家電です。半年ごとのメインフィルター交換は少しお財布の負担になるかもしれないですが、それさえしっかりしていれば何年にもわたってピーク性能を維持して、キレイな空気を提供し続けてくれます。

快適なヲタクライフは快適なお宅であってこそ。そして快適なお宅にはキレイな空気も必要なのです。さあ同志諸君、浄化されましょう!

2019年3月31日まで「花粉キャンペーン 2019」を実施中とのことで、同社空気清浄機本体と交換用フィルターを同時購入すると交換用フィルターが30%オフとのこと

高橋敦

高橋敦

オーディオ界隈ライター。現在はポータブルやデスクトップなどのパーソナルオーディオ分野を中心に、下からグイッとパンしていくためにてさぐりで活動中。

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