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1台あればいつでも挽き立て!

コーヒーミルは手動・電動どっちがいい? 選び方と人気モデルを紹介

専門店で飲む挽き立てコーヒーのおいしさに魅了され、家でコーヒー豆を挽いてみたい! と思う人は多いはず。でも、どんなコーヒーミルを買えばいいの? ここでは、コーヒーミル(コーヒーグラインダー)の選び方や、人気モデルをご紹介。コーヒーミルがあればハンドドリップはもちろん、コーヒーメーカーでもさらにおいしく淹れられるので、コーヒーの世界が広がります。


<目次>
・なぜ、コーヒーミルがあったほうがいいの?
・コーヒーミルの選び方と、タイプごとの人気モデル
・電動と手動、それぞれのメリット・デメリット
・【手動コーヒーミル】手間を楽しむアイテム
・【電動コーヒーミル】大きく分けて3タイプ
・お手ごろで手入れもしやすい「プロペラ式」
・価格と性能のバランスがいい「臼式」
・味にこだわるなら「コニカル式」

なぜ、コーヒーミルがあったほうがいいの?

「わざわざ家で豆から挽かなくても、挽いてある粉を買ってきたほうが早いし楽でしょ」と思う人も多いと思います。実際その通りですが、それでもコーヒーミルを使用することによって得られるメリットは、大きく2つあります。

いつでも挽き立てだからおいしい!

コーヒー豆は鮮度が命。コーヒー豆は粉にした瞬間から酸化が進み始めるので、淹れる直前に挽いたほうが、“新鮮”でおいしいコーヒーが楽しめるのです。

コーヒー豆は、豆の状態では2週間程度、粉にしたものは1週間程度で使い切るのがよいとされています

コーヒー豆は、豆の状態では2週間程度、粉にしたものは1週間程度で使い切るのがよいとされています

抽出器具や気分に合わせて、豆の挽き分けができる

「粗挽き」「中挽き」「細挽き」「極細挽き」など、コーヒー豆はその粒度(りゅうど)=挽き具合によって、抽出時の味や香りが変化します。また、どんな器具で抽出するかによっても、適した挽き具合は異なります。

機種によってその調整範囲には差があるものの、コーヒーミルは同じ豆でも挽き具合の調整ができるので、「苦みが強いのが好みだから細挽き」「粗挽きでフレンチプレス」「極細挽きでエスプレッソ」など、その日の気分や抽出器具に合った挽き方ができます。

【挽き具合:味、適した抽出器具】

粗挽き:苦みが少なく、酸味が強くなる。フレンチプレスなどに適している
中挽き:一般的な挽き具合で、バランスのよい味わい。ペーパードリップやネルドリップ向き
細挽き:苦みとコクを強調。マキネッタやペーパードリップ、水出しに適している
極細挽き:苦みが出やすく酸味が少ない。エスプレッソマシンに向いている

コーヒーミルの選び方と、タイプごとの人気モデル

ここからは、コーヒーミルを選ぶ際に知っておきたい基礎知識と、タイプ別の人気モデルをご紹介します。

コーヒーミルには電動と手動がある

コーヒーミルには手動と電動があり、それぞれに以下のようなメリット・デメリットがあります。生活スタイルや設置場所、使い方に合ったものを選びましょう。

手動のメリット
・豆を挽く時間や音、雰囲気を楽しめる
・電源不要で場所を選ばず使用できる

電動のメリット
・大量に、楽に、早く挽ける
・ものによっては粒度の再現性が高い

手動のデメリット
・1度に挽ける量が少ない
・時間と力が必要

電動のデメリット
・本体サイズが手動ミルより大きい
・動作音が大きい

【手動コーヒーミル】力と時間が必要。その手間を楽しむアイテム

自分でハンドルを回して豆を挽く手動のコーヒーミルは、「ごりごり」という豆を挽く音や香りなど、豆を挽く時間自体を楽しめることが最大の魅力。時間に余裕がある人や、1回の抽出量が少ない場合に向いています。電源がなくても使用できるので、家では電動コーヒーミルを使って、キャンプなどアウトドアに携行する用に手動コーヒーミルを購入するのもアリ。

「手動ミル」は、臼状のミル歯を上下でかみ合わせ、豆すりつぶすように粉砕する「臼式」を採用しているものがほとんどですが、ふたをして保存容器として使用できるものや、アウトドアに携帯しやすいコンパクトなモデルなど、そのデザインや種類はさまざまです。

ハリオ「セラミックコーヒーミル・スケルトン MSCS-2」は、フタをすればそのまま保存容器になり、100gのコーヒー粉が保存可能。刃は耐久性が高いセラミック製、金属部はステンレスのため、丸洗いができます

おしゃれな見た目で選ぶのもアリ。「いかにもコーヒーミル」という木箱を備えたタイプは、千円台の安いものから、数万円という骨董品レベルものまであります。カリタ「コーヒーミニミル」は、豆が減っていく様子が上から見えるタイプ。挽いている実感が得られて楽しいです

【電動コーヒーミル】大きく分けて3タイプがある

電動コーヒーミルは大きく分けると、「プロペラ式(粉砕する)」「臼式(すりつぶす)」「コニカル式(切り刻む)」の3種類があります。一般的に、「コニカル式」>「臼式」>「プロペラ式」の順で挽きの精度が高い、つまり「均一で雑味の出にくい粒に挽ける」とされていて、価格もおよそこの順に高くなります。

手ごろな価格とサイズ。手入れもしやすい「プロペラ式」

3タイプのうち、もっとも手頃な価格で手に入るのがプロペラ式です。本体サイズがコンパクトなものが多く、構造が単純で手入れがしやすいので、効率を重視したいという人にもおすすめ。

デメリットは、均一に挽くのが難しいところで、挽かれた粉が本体から噴出されるコニカル式や臼式と違い、すでに挽かれた粉も最後までかくはんされ続けるため、雑味の原因となる微粉や摩擦熱が発生しやすい傾向があること。豆をできるだけ均一に挽くために、途中で1度運転を止め、本体を振って豆の偏りを防ぐなどのひと手間が必要です。

フードプロセッサーのように、プロペラ状の刃が高速回転することで豆を粉砕。挽き具合はプロペラを回す時間の長さで調節します

シンプルな構造で刃にも凹凸が少ないので、手入れが簡単なのがメリット

シンプルな構造で刃にも凹凸が少ないので、手入れが簡単なのがメリット

プロペラ式のミルで挽いたコーヒー。仕上がりは、ややばらつきが目立つ印象です

プロペラ式のミルで挽いたコーヒー。仕上がりは、ややばらつきが目立つ印象です

安さと手軽さが魅力のプロペラ式の第1選択肢になるのが、コンパクトなタイプ。「kalita CM-50」は、電源スイッチひとつのシンプルな構造で、本体は750gと軽量なので、本体を持って豆の偏りを調整できます

プロペラ式にも据え置きタイプはあります。ラッセルホブス「コーヒーグラインダー 7660JP」は据え置きタイプで本体を持って豆の偏りを調整するのは難しいですが、独自形状のブレード(刃)とボウルで挽きムラを抑えてくれます

価格と性能のバランスがいい「臼式」(フラットカッター式、グラインド式)

「フラットカッター式」「グラインド式」と呼ばれることもある臼式は、松竹梅で言う「竹」のポジション。コニカル式ほどではないものの、挽いた粒の均一性や微粉量の少なさはプロペラ式と段違いです。また、ダイヤル操作などで粒度を調節できるため、コーヒーミルの操作に慣れていない人でも粒度の調整がしやすいのもメリット。

価格は1万円未満のものも多いので、設置スペースさえ許せば、プロペラ式よりもこちらを選んだほうがベターです。ただし、ミル歯に凹凸が多いため、ほかの方式と比較して手入れが手間と感じる可能性が高いです。

臼状のミル歯を上下でかみ合わせて、すり潰すように豆を粉砕します。歯に凹凸の多い形状なので、手入れがちょっとめんどう

プロペラ式で挽いた粉と比べ、均一性がぐっと高くなることがわかります

プロペラ式で挽いた粉と比べ、均一性がぐっと高くなることがわかります

メリタ「パーフェクトタッチII CG-5B」は、据え置き型の電動式コーヒーミルとしては比較的コンパクトなタイプ。17段階で粒度を調節できるので、好みの仕上がりを再現するのも簡単です

味にとことんこだわるなら「コニカル式」(コーン式、カット式)

「コーン式」「カット式」などと呼ばれることもあるコニカル式は、コーヒー豆を「切り刻む」ようにして挽く方式で、粒度がほぼ均一で微粉も少なく、もっとも精度が高いとされています。刃が低速で回転するため豆に熱が伝わりにくいだけでなく、比較的動作音が小さいのも魅力。業務用としても使用されることが多いのがこのコニカル式で、エスプレッソ用の極細挽きに対応するモデルあります。

デメリットとしては、価格がほかの方式に比べて高いのと、本体のサイズが大きくなりがちな点。とはいえ、味にこだわりたいならコニカル式を選んで間違いはないでしょう。

固定された刃と回転する円錐状の刃の間にコーヒー豆を通して切り刻むように挽いていきます

固定された刃と回転する円錐状の刃の間にコーヒー豆を通して切り刻むように挽いていきます

粒の大きさにほとんどばらつきの見られない仕上がり。微粉量も少ないので、雑味が少なくまとまりのある味わいが期待できます

価格.comでも人気の高いカリタ「ナイスカットG」は、コーヒー好きの間で“名機”と絶賛された「ナイスカットミル」の後継機。15段階で粒度の調整が可能で、レトロな雰囲気を感じられるおしゃれなデザインも魅力です

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デロンギ「デディカ コーン式コーヒーグラインダー KG521J」は、エスプレッソに適した極細挽きからフレンチプレス向きの粗挽きまで、18段階で粒度の設定が可能

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価格.comマガジン編集部

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