レビュー
お酒のおつまみにピッタリ

食材に熱を加えず燻製が完成! 「フードスモーカー」がなかなかスゴい

お酒のおつまみに最高なのが、「燻製」した食材たち。
バーなどでは定番のおつまみですが、自宅で作るにはハードルが少し高いかもしれません。
最近では、家庭でも使える「燻製調理器」がいくつか出ているものの、大がかりなものや加熱をしなければならないものなどがほとんど。

しかし今回、手のひらに乗るサイズ、かつ“食材に熱を加えずに”燻製味を付けることのできるアイテムを発見! これまでネックだった部分を解決しつつ、しっかり燻製できるのか、試してみました。

シンプルなセット内容

今回使用したのは、グリーンハウスの「GH-SMKB-SV」という製品。セット内容は、本体、スモークを注入するチューブ、掃除用のブラシに加え、「サクラ」「ヒッコリー(オニグルミ)」「リンゴ」のスモークチップが入っています

グリーンハウスのフードスモーカー「GH-SMKB-SV」

グリーンハウスのフードスモーカー「GH-SMKB-SV」

届いたらまずは底面のフタを開け、電池を入れます。単3型電池2本が必要ですが、付属していないので自分で用意します

届いたらまずは底面のフタを開け、電池を入れます。単3型電池2本が必要ですが、付属していないので自分で用意します

燻製前の下準備

食材を燻す前に、本製品の準備を行います。

使用時には、チューブを本体に挿しこみます

使用時には、チューブを本体に挿しこみます

まずはチーズで使い方をチェック

それでは早速使い方を見ていきましょう。
一番わかりやすそうな雪印「6Pチーズ」で試してみました。

おなじみの6Pチーズです。そのまま食べても美味しいシンプルな味ですが、燻製にするとどうなるのでしょう……?

おなじみの6Pチーズです。そのまま食べても美味しいシンプルな味ですが、燻製にするとどうなるのでしょう……?

まずは食材をジップロックなどに入れ、チューブを差し込み密閉します。ボウルやお皿などに食材を入れ、ラップをするのでもOK! ただ、チューブを挿しこんだ場所以外はしっかり密閉する必要があります。食材は常温に戻し、水分などは拭きとっておくのが、しっかり燻製味を付けるポイントです

まずは食材をジップロックなどに入れ、チューブを差し込み密閉します。ボウルやお皿などに食材を入れ、ラップをするのでもOK! ただ、チューブを挿しこんだ場所以外はしっかり密閉する必要があります。食材は常温に戻し、水分などは拭きとっておくのが、しっかり燻製味を付けるポイントです

上部にスモークチップを入れます。あまり入れすぎると吸風口がふさがれて煙が出ないので、ひとつまみ程度でOKです

上部にスモークチップを入れます。あまり入れすぎると吸風口がふさがれて煙が出ないので、ひとつまみ程度でOKです

スモークチップを乗せたら背面の電源スイッチを押します。静かに送風がはじまり、「ぶいーん」と音がします(キッチンの換気扇より静かな程度、全然うるさくないです)

スモークチップを乗せたら背面の電源スイッチを押します。静かに送風がはじまり、「ぶいーん」と音がします(キッチンの換気扇より静かな程度、全然うるさくないです)

スモークチップに火をつける……のですがここで問題発生!ライターで火をつけようとすると、どうしても火がスモークチップまで届かず、火傷をしそうになります……!!(傾けて着火しようとしても火は上に行くので……って当たり前ですが)

スモークチップに火をつける……のですがここで問題発生!ライターで火をつけようとすると、どうしても火がスモークチップまで届かず、火傷をしそうになります……!!(傾けて着火しようとしても火は上に行くので……って当たり前ですが)

そこであわてて「チャッカマン」を買いに走ります。チャッカマンの形状なら、安全かつスムーズにスモークチップに火をつけることができました

そこであわてて「チャッカマン」を買いに走ります。チャッカマンの形状なら、安全かつスムーズにスモークチップに火をつけることができました

スモークチップが燃えてきたら、チューブから燻製の煙が出てきて袋内が充満します!しっかりと手で押さえても隙間から漏れる……。部屋がちょっと燻製の匂いになります

スモークチップが燃えてきたら、チューブから燻製の煙が出てきて袋内が充満します!しっかりと手で押さえても隙間から漏れる……。部屋がちょっと燻製の匂いになります

もくもくもくもく……

もくもくもくもく……

しっかりと煙が充満したらチューブを抜いて密閉します。3〜10分程度置いて燻すとよい、とのことなので、今回は5分置いてみました

しっかりと煙が充満したらチューブを抜いて密閉します。3〜10分程度置いて燻すとよい、とのことなので、今回は5分置いてみました

見た目は全く変化なし。加熱するタイプの燻製器のように色がつくということはありませんでした。しかし、香りを嗅ぐと、しっかり燻製のこうばしい香りが!!!

見た目は全く変化なし。加熱するタイプの燻製器のように色がつくということはありませんでした。しかし、香りを嗅ぐと、しっかり燻製のこうばしい香りが!!!

口に入れたときの風味は全く別のものに変わっていました。味も内部までしっかりと燻製の味になっており、いつもの6Pチーズがまるで高級なバーで出てくるチーズのように変化しました!

サクラチップ、ヒッコリー、リンゴのスモークチップでそれぞれ5分燻製してみたのですが、サクラが一番くっきりと味がつき、ほかの2つは少しあっさりめな印象です。

説明書には
「サクラ:香りがやや強めで人気のチップ。特にお肉に合いやすい」
「ヒッコリー:クセの少ない香りでオールマイティなチップ」
「リンゴ:甘くコクのある香りが特徴のチップ。お魚と◎」
と書かれています。

当然ですが特に、「サクラ味」「リンゴ味」が付くというわけではないようです。(ヒッコリーとリンゴの違いが筆者にはわかりませんでした……)

使用後は燃え尽きたスモークチップを取り除き破棄し、付属のブラシで灰をしっかり落としましょう。(火傷に注意し、冷めてからにしましょう)

使用後は燃え尽きたスモークチップを取り除き破棄し、付属のブラシで灰をしっかり落としましょう。(火傷に注意し、冷めてからにしましょう)

いろんな食材で試してみよう!

使い方もわかったところで、次はさまざまな食材を燻製にしてみましょう!

せっかく食材に熱を加えない「冷燻」式なので、熱しないで燻製にしてみたい食材を揃えてみました!

せっかく食材に熱を加えない「冷燻」式なので、熱しないで燻製にしてみたい食材を揃えてみました!

ひと口大にカットし、オシャレなバー風に並べてみます。今回ご用意したのはこちら! たくあんは「いぶりがっこ」風になるかな?という期待がありますが、ほかは全く想像がつきません

ひと口大にカットし、オシャレなバー風に並べてみます。今回ご用意したのはこちら! たくあんは「いぶりがっこ」風になるかな?という期待がありますが、ほかは全く想像がつきません

お皿ごとラップで全体をくるみ、チューブを差し込んで密閉します。チューブのまわりには何重かにラップを巻き付けてみました。お皿が大きいのと量が多いので、10分ほど煙を浸透させます

お皿ごとラップで全体をくるみ、チューブを差し込んで密閉します。チューブのまわりには何重かにラップを巻き付けてみました。お皿が大きいのと量が多いので、10分ほど煙を浸透させます

10分後、開けてみましたがやはり見た目の変化はありません。味はどのくらい付いているのか、食材ごとの燻製具合の違いはあるのか? 早速食べてみましょう!

10分後、開けてみましたがやはり見た目の変化はありません。味はどのくらい付いているのか、食材ごとの燻製具合の違いはあるのか? 早速食べてみましょう!

・たくあん
いぶりがっこになることを期待していましたが、さすがに10分ではいぶりがっこにはなりませんでした……ただ、風味が増して格段に美味しくなります!

・真鯛刺身
白身魚の刺身が合うはず!と選択した真鯛。燻製すると生のままよりも旨味が凝縮された感じがします! しょう油や塩などの調味料を減らしても十分美味しく感じるので、減塩にもなります。

・ぬかづけ
ぬかの味が強すぎて燻製風味はそこまで感じることができず……ほんのり感じるかも?程度でした。

・焼鮭
口に入れたときにふわっと燻製風味が広がり、味にコクが出ました。鮭自体の味が濃いものの、さらに味わいに深みが増した印象です

・こんにゃく
味がほぼ変わりませんでした……! かなり表面に水分があるし、スモークが入っていく内部の余地(?)がないからなのでしょうか。

・豆腐
こんにゃくよりも表面に水分があるのに、味わいにコクが出た気がしました。内部にスモークが入っていく余地(?)があるからなのでしょうか。

・アボカド
しっかりと内部まで燻製味になっており、美味しい! 少し早熟なのに皮を剥いてしまったとき、味付けに深みを出すのに燻製するといいかと思いました。

・生ハム
口に入れた瞬間の味は変わらないのですが、後味でぐっと燻製を感じるのはほかの食材とは逆でした。不思議です。

・白ブドウ
冒険要員として入れたダークホース。口に入れたときの風味が燻製!だったのですが、中身の味は変わらず……やはり味が変わるかどうかのカギは「水分量」なのでしょう。

どの食材も味が凝縮するような気がした

上記の食材で個人的に一番おいしかったのは、アボカドと真鯛の刺身です!
最初のひと口はもちろん、内部までしっかりと燻製味が浸透していることから、何もつけなくても満足できる味になっているのが印象的でした!
どの食材も全体的に味が凝縮するような感じになり、食材がよりグレードアップした気になります。

煙が出る際の匂いは気になるものの、しっかりと換気をして換気扇を回せばそこまで部屋に匂いが残ることはありません。煙を出している時間も短いので、料理の仕上げにサッと燻製化するのに便利なアイテムだと思いました! 換気と火の取り扱いに注意しつつ、このフードスモーカーを使って、料理をワンランクグレードアップしてみてはいかがでしょうか!

松本果歩

松本果歩

恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。Twitter:@KA_HO_MA

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