ジダラキング

ひとり暮らしの自炊にはまずこれ! サラダチキンも鍋もお任せで作れる「クッキングケトル」

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4月ということで、ついに夢のひとり暮らしを始めたぜ! という人も多いのではないでしょうか。

自分だけの生活は自由に好き放題できる半面、面倒くささもたっぷり。特に初めてのひとり暮らしの場合、大体の人がまずブチ当たる“面倒の壁”が、食事です。外食に頼りっぱなしだと費用がかさむし、コンビニで安く済ませようとすると栄養バランスが取りづらい。

じゃあ自炊すればいいのでは? となるのですが、元から料理が得意というケースを除いて、自炊をするハードルって意外と高いんですよね。新生活を始めたばかりだと、まず調理器具がなかったり、そもそも何から揃えたらいいかすらわからなかったりなんてこともざらですし。

そこで今回は、自炊ビギナーの「まず何から買ったらいいんだ!」のSOSに応えてくれる頼もしい調理家電を紹介しましょう。……決して僕こと自堕落王(ジダラキング)が「とにかく楽しておいしいご飯が食べたいなぁ」とか思って見つけたわけではありませんよ。

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2022/06/07 11:00

「湯沸かしケトル」と「卓上調理鍋」の2役をこなすクッキングケトル

ずばり、アイリスオーヤマの「クッキングケトル」です。ざっくり言えば「湯沸かしケトル」と「卓上調理鍋」が一体化したアイテム。これ1台で、自炊の手間をぐっと減らしてくれるはずです。

湯沸かしも卓上調理もできる「クッキングケトル」(アイリスオーヤマ)。定格消費電力は1,200Wで、本体サイズは280(幅)×200(奥行)×187(高さ)mm、重量は約1.8kg

湯沸かしも卓上調理もできる「クッキングケトル」(アイリスオーヤマ)。定格消費電力は1,200Wで、本体サイズは280(幅)×200(奥行)×187(高さ)mm、重量は約1.8kg

本体と鍋は分離することが可能。鍋の容量は最大1Lで、フタと取っ手が付いています

本体と鍋は分離することが可能。鍋の容量は最大1Lで、フタと取っ手が付いています

加熱方式にはマイコン式を採用しており、温度を40〜100度から10度刻みで細かく設定できます。

加熱時間は、
・設定温度が40〜70度のとき:最大4時間
・設定温度が80〜100度のとき:最大30分
で設定可能です。

なお、加熱時間の調整は
・1分〜10分のとき:1分刻み
・10分〜1時間のとき:10分刻み
・1時間〜4時間のとき:1時間刻み
で行えます。

本体正面に操作パネルを搭載。温度や加熱時間を設定できます

本体正面に操作パネルを搭載。温度や加熱時間を設定できます

ちなみにお湯を沸かすときは、操作パネルの「沸とう」ボタンを押すだけでOK。鍋に水を注いでボタンを押すと加熱がスタートし、100度に達するとブザー音で知らせてくれます。

湯沸かしが終わった後は、自動で加熱が停止します

湯沸かしが終わった後は、自動で加熱が停止します

5つの「自動メニュー」機能で自炊がぐっと手軽に

温度や時間の設定が可能と言っても、自炊ビギナーの人の中には「そもそも食材をどのぐらい加熱したらいいのかわからないし……」と設定すること自体がおっくうに感じる人もいるんじゃないでしょうか。

そこで活用したいのが、「自動メニュー」機能です。メニューは「1(鍋)」「2(インスタント麺)」「3(煮込み)」「4(サラダチキン)」「5(炊飯)」の5つを備えており、それぞれの番号を選ぶだけで、自動で調理をしてくれるのです。

たとえば「2(インスタント麺)」なら、好みの袋麺と必要な量の水を鍋に入れてフタをし、操作パネルの「自動メニュー」ボタンから「2」を選んでスタート。あとはもう勝手にグツグツ煮てくれるので、待っているだけでラーメンが完成します。めちゃ楽!

ネギなどの具材を好みで追加してもOK。「2(インスタント麺)」に設定して5分弱で調理が完了しました

ネギなどの具材を好みで追加してもOK。「2(インスタント麺)」に設定して5分弱で調理が完了しました

フタの注ぎ口は、湯切りができるメッシュ仕様を採用。ゆで汁だけ先に注ぐことも可能で、液体スープを採用している袋麺も楽勝です

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味噌ラーメンにコーンとベーコン、ネギ、そしてバターをトッピング! 黄金の組み合わせです

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安価な食材でしっかりタンパク質が摂れる「4(サラダチキン)」も見逃せません。

鶏むね肉に調味料をもみ込み、密封袋に入れてケトルへ投入。水を注いで「自動メニュー」ボタンから「4」を選んで調理スタートすれば、120分ほどでしっとり食感のサラダチキンができあがります。

面倒そうに思えるサラダチキン作りも、「自動メニュー」機能を使えば超簡単。必要な調味料などは、アイリスオーヤマ公式サイトのレシピで確認できます

面倒そうに思えるサラダチキン作りも、「自動メニュー」機能を使えば超簡単。必要な調味料などは、アイリスオーヤマ公式サイトのレシピ

放っておくだけでサラダチキンのできあがり! 余分に作って冷凍しておけば、小腹が減ったときのおやつとしても重宝します

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ただ、「自動メニュー」機能の「5(炊飯)」だけは、微妙な炊きムラが気になってしまう仕上がりで、ちょっとおすすめはしづらい感じでした。1合の高速炊飯も可能で便利と言えば便利なのですが、できれば炊飯に関しては別の炊飯器を使ったほうがいいと思います。

「5(炊飯)」は1合20分+蒸らし20分ほどとスピーディーに仕上がるのですが、微妙な炊きムラが……。おいしさ重視の人は、炊飯器を使ったほうがいいかも

「5(炊飯)」は1合20分+蒸らし20分ほどとスピーディーに仕上がるのですが、微妙な炊きムラが……。おいしさ重視の人は、炊飯器を使ったほうがいいかも

〆のうどんも「自動メニュー」で完成! そのまま食べられて後片付けも楽ちん

ここで、ジダラキングおすすめの超ズボラな「自動メニュー」機能の活用方法を紹介しましょう。とにかく簡単で、野菜がたっぷり摂れて、大体の食材が使えて、味に飽きがこないという夢のメニュー! ずばり、「鍋」です。

鍋料理自体が基本的に材料を切って煮込むだけという手軽な料理ですが、「クッキングケトル」があれば、そもそもキッチンに立つ必要すらありません。食卓の上にドンと本体を据えて、その場で調理&アツアツ鍋が食べられます。

適当な具材と鍋つゆを投入したら、「自動メニュー」ボタンで「1(鍋)」を選んで加熱開始。あとはおまかせでいい感じに加熱してくれます

適当な具材と鍋つゆを投入したら、「自動メニュー」ボタンで「1(鍋)」を選んで加熱開始。あとはおまかせでいい感じに加熱してくれます

ものの数分でおいしい鍋ができあがり!

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ちなみに鍋つゆの味付けに関しては、市販の鍋の素を使うのがいちばん手軽かと思います。味付けを失敗するリスクもないですし。

筆者は1人前から作れる「鍋キューブ」(味の素)を使用しました。具材と一緒にキューブをポンと入れるだけで簡単ですし、そのときの気分でさまざまな味が選べるのもメリットです。

「自動メニュー」機能の「1(鍋)」は調理完了後、30分の保温モードに自動で切り替わるので、温かいまま食べられます。鍋からダイレクトに食べられるので、洗い物の数を抑えられるのもポイント!

「自動メニュー」機能の「1(鍋)」は調理完了後、30分の保温モードに自動で切り替わるので、温かいまま食べられます。鍋からダイレクトに食べられるので、洗い物の数を抑えられるのもポイント!

そして、これだけでは終わりません。シメのうどんも「自動メニュー」機能でまかなえます。ケトルに残った鍋つゆの中に、冷凍うどんをそのまま入れ、「2(インスタント麺)」設定で調理スタートするだけ。つゆに具材のダシもしっかり出たうどんは、文句なしのおいしさでした!

ケトルに残った鍋つゆの中に、冷凍うどんをそのままドボンと入れ、「2(インスタント麺)」設定で調理スタート

ケトルに残った鍋つゆの中に、冷凍うどんをそのままドボンと入れ、「2(インスタント麺)」設定で調理スタート

ほどよく煮込まれたぐらいで調理が完了。鍋のダシがたっぷり絡んだうどん、最高!

ほどよく煮込まれたぐらいで調理が完了。鍋のダシがたっぷり絡んだうどん、最高!

片付けに関しては、電源プラグを抜いて、鍋と本体ともに冷えたのを確認してから行います。

とはいっても、鍋とフタは、一般的な食器と同じように中性洗剤とスポンジで丸洗い可能。本体はよく絞ったふきんで拭くだけと、とても楽ちんです。

鍋やフタと違って、本体のほうは水濡れ厳禁です。ヒーター部は特に熱くなる場所なので、ちゃんと冷えたのを確認してから手入れしましょう

鍋やフタと違って、本体のほうは水濡れ厳禁です。ヒーター部は特に熱くなる場所なので、ちゃんと冷えたのを確認してから手入れしましょう

このように、細かな設定不要でスピーディーに調理してくれる「自動メニュー」機能は、自炊のハードルをぐっと引き下げてくれるはず。調理鍋と食器の役割を兼ねてくれて、後片付けも楽ですし。

ちなみに公式サイトのレシピによると、「3(煮込み)」でラタトゥイユを作ったり、「4(サラダチキン)」でローストビーフを作ったりすることも可能で、なかなか汎用性が高いのもポイント。慣れてきたら、人を招くためのおもてなしメニューに挑戦してみるのも楽しそうです。

それでいて調理家電としては比較的お安め価格ということで、まず買って損することはなさそう。ひとり暮らしの食生活を快適にするツールとして、ぜひ導入してみてください。

きだてたく
Writer
きだてたく
最新の機能派文房具から雑貨・ファンシー系のオモシロ文房具まで、何でも徹底的に使い込んでレビューする文房具ライター。雑誌・WEBで文房具の最新情報や使いこなし記事を執筆するほか、文房具の楽しさを伝えるトークライブやワークショップなども全国各地で精力的に行う。最近は掃除機業界にも進出中!
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和田友梨(編集部)
Editor
和田友梨(編集部)
万年筆、インク、紙を肴に飲む辛党ライター。チカチカ点滅するモニター画面や丸い押しボタン、ローレット加工を施したダイヤルなど、レトロチックなデザインにロマンを感じます。
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