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レンジとグリルを自動で切り替えて調理する“二刀流”オーブンレンジがハイアールから登場

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ハイアールジャパンセールスから、加熱機能の自動切り替えや時短であたためができるオーブンレンジ「Milaly JM-WFVH26A」(以下、Milaly)が2024年11月20日に登場します。新製品の気になる特徴や機能を発表会で見てきました。

本体サイズは480(幅)×357(高さ)×390(奥行 ※ダイヤル含むと407)mm、重量16.7kg、庫内容量26L、最大レンジ出力1000W。市場想定価格は45,000円(税込)

本体サイズは480(幅)×357(高さ)×390(奥行 ※ダイヤル含むと407)mm、重量16.7kg、庫内容量26L、最大レンジ出力1000W。市場想定価格は45,000円(税込)

加熱工程を自動で切り替えて調理する「二刀流調理」とは

Milaly」は、忙しい毎日でも手軽においしい料理を楽しめることをコンセプトに開発したオーブンレンジです。開発にあたり同社がユーザーアンケートを行ったところ、簡単な操作方法、解凍機能の改善、時短調理などを求める声が多かったことから、使いやすいデザイン、ムラのない解凍、あたためなどの時短にこだわって作られたそう。

そんな本機の気になるポイントを、3つにまとめたのでチェックしていきます。

オーブンレンジ「Milaly」の特徴とは

・レンジ・グリル・オーブンを自動で切り替え調理
・冷凍食材のうまみを逃がさない時短解凍機能
・インテリアに溶け込むおしゃれなデザイン

いちばんの特徴は、加熱工程を自動で切り替えて調理することです。「レンジとグリル」「レンジとオーブン」など自動で切り替えることから、その名も「二刀流調理」。

調理工程ごとに加熱行程をセットし直したり、手動で加熱時間をセットしたりすることなく、食材をセットしたあとはオーブンレンジにおまかせで、おいしい料理に仕上がるのが大きな魅力です。オートメニューは32種と豊富で、発表会ではハンバーグの調理の実演と試食が行われました。

二刀流調理のときは液晶表示ダイヤルに「レンジ」「グリル」など、加熱機能が表示されます

二刀流調理のときは液晶表示ダイヤルに「レンジ」「グリル」など、加熱機能が表示されます

肉まんのあたためでは、角皿に焼き網をセットし、少量の水を加えることで、皮が固くならずにフワフワに蒸し上がりました

肉まんのあたためでは、角皿に焼き網をセットし、少量の水を加えることで、皮が固くならずにフワフワに蒸し上がりました

続いての特徴は、時短解凍機能です。一般的に電子レンジは、凍った食材を解凍するときは、弱い力で時間をかけて表面から解凍させるため、食材からドリップが発生し、うまみ成分が食材から流れ出てしまいがちです。

しかし本機は、庫内に搭載した赤外線センサーが食品の表面温度を1秒ごとに計測し、レンジ出力を調節するのがポイント。これにより冷凍した食材のうまみを逃がさず、表面だけでなくムラなく時短で解凍できるのです。

表面が凍っている状態は高出力で解凍し、表面が溶け始めると徐々に出力をさげることで、うまみが逃げると言われる「最大氷結晶温度」を同社の従来モデルよりも短い時間で通過させているそう

表面が凍っている状態は高出力で解凍し、表面が溶け始めると徐々に出力をさげることで、うまみが逃げると言われる「最大氷結晶温度」を同社の従来モデルよりも短い時間で通過させているそう

真ん中が冷凍した刺身。右下は、同社から以前発売されたオーブンレンジで解凍した刺身。本機で時短解凍した左下の刺身は、ドリップがほとんど出ておらず、うまみを逃がさず解凍できていることがわかります

真ん中が冷凍した刺身。右下は、同社から以前発売されたオーブンレンジで解凍した刺身。本機で時短解凍した左下の刺身は、ドリップがほとんど出ておらず、うまみを逃がさず解凍できていることがわかります

500W、600Wのあたため開始から10秒以内であれば、「時短」ボタンを押すだけで、1000W出力であたため時間を再計算してくれる「時短温め」機能も搭載

500W、600Wのあたため開始から10秒以内であれば、「時短」ボタンを押すだけで、1000W出力であたため時間を再計算してくれる「時短温め」機能も搭載

そして最後の特徴となるのが、おしゃれなデザインです。外観はハンドルや操作ボタンがなく、液晶表示ダイヤル以外は凹凸を抑えたフラットな造形を採用。使用していないときはタッチパネル部分の文字表示が消えるため、インテリアにもなじみやすそうです。

また、背面・左右側面を壁際ギリギリに設置できる「壁際フィット設計」を採用しているので、キッチン周りにすっきり設置できるのが魅力です。

庫内の天井もフラットな構造でお手入れがしやすいだけでなく、庫内の臭い付きを防ぐ「防臭コーティング」が施されているのもポイント

庫内の天井もフラットな構造でお手入れがしやすいだけでなく、庫内の臭い付きを防ぐ「防臭コーティング」が施されているのもポイント

前述の調理実演でも登場している付属のセラミック皿と焼き網。焼き網はマイクロウェーブが金属と干渉しない構造に設計しているので放電を回避できて安心

前述の調理実演でも登場している付属のセラミック皿と焼き網。焼き網はマイクロウェーブが金属と干渉しない構造に設計しているので放電を回避できて安心

「二刀流調理」はもちろん普段使いする機能の精度の高さも魅力

「Milaly」を紹介してきましたが、レンジ・グリル・オーブンを自動で切り替える「二刀流調理」は、ネーミングも含めて、大きな特徴ではないかと思います。また揚げ物の再加熱や時短解凍など、普段の生活でよく使いそうな加熱機能の精度が高いのも魅力に感じました。

これらの使いやすい機能が充実している点からも、同社がターゲットとして想定している、単機能レンジからの買い替え層はもちろん、子育て世代などとマッチしそうな印象です。また、デザインもかなりこだわっているので、インテリアを重視する層にもピンポイントで刺さりそう。

そのほか、AIが最適なレシピを提案するWebサイト「Milaly Cooking AI」も11月20日に一緒に登場予定。「オーブンレンジの使い方」といった悩みから、「冷蔵庫にある材料で作れるレシピ」など、チャット形式で答えてくれるそうです。

今回、紹介しきれていないこだわりの機能や、豊富な調理メーニューなどが気になった人は、価格.comのクチコミや家電量販店でぜひチェックしてみてください。

北島圭介(編集部)
Writer / Editor
北島圭介(編集部)
出版社で10数年、編集者として経験を積み、2022年にカカクコム入社。家電製品から文房具など、さまざまな商品を検証するモノ雑誌の編集経験を生かし、価格.comマガジンで生活家電を中心に気になる製品をレビューしている。
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