レビュー
気温を検知して風温調節する「インテリジェント温風モード」が快適!

人気に納得! パナソニックのドライヤー「ナノケア EH-NA96」はやっぱりスゴイ

風と一緒にマイナスイオンなどの髪によいといわれる成分を放出し、ヘアケアもできるドライヤーは多数発売されている。その中でもダントツの人気を誇り、価格.comの「ドライヤー・ヘアアイロン」ランキングでも常に上位にランクインしているのがパナソニックの「ナノケア」だ。なぜこんなに人気なのかと思っていた筆者だが、最新モデルの「EH-NA96」を使用したところ、その人気に納得。即、買い換えてしまった。そこで今回は、筆者に買い替えを決意させた「ナノケア」の実力をお伝えしよう。

髪をケアする「ナノイー」と「ダブルミネラル」とは?

「EH-NA96」は、風と一緒に「ナノイー」と「ダブルミネラル」を放出することで、髪をケアしながら乾かすドライヤーだ。製品をチェックする前に、まずは「ナノイー」と「ダブルミネラル」が髪にどんな効果をもたらすと言われているのかを説明しよう。

メーカーによると、「ナノイー」は、高電圧をかけられた水が分裂してできたマイナスの電気を帯びた微細な水で、水分量はマイナスイオンの約1,000倍と言われている。「ダブルミネラル」は、2つの亜鉛電極から発生されるミネラルを含んだマイナスイオンのことだ。髪はプラスに帯電しやすい性質を持っているため、マイナスの電気を帯びた「ナノイー」や「ミネラルマイナスイオン」が引きつけられることで、髪が弱酸性に保たれてダメージに強くなるほか、髪や地肌にうるおいを与え、髪のうねりを抑える。さらにキューティクルを密着させる効果もあるので、紫外線の影響を抑えることもできるというわけだ。「EH-NA96」に「ダブルミネラル」を採用したことで、2013年モデルに比べ枝毛発生率をさらに5%抑えられるようになったという。

黄色い○で囲んでいるのが「ナノイー」吹き出し口。その両端にあるのが「ミネラルマイナスイオン」吹き出し口

2014年モデル「EH-NA96」はどこが進化した?

「ナノケア」は毎年のようにモデルチェンジをしており、「EH-NA96」は2013年モデルから、機能面で主に2点変化している。1点目は、風や「ナノイー」と一緒に吹き出す成分が「ミネラルプラチナ」から、よりヘアケア効果の高い「ダブルミネラル」に変わったこと。2点目は、室温に応じて風温をコントロールする「インテリジェント温風モード」を搭載したことだ。

本体サイズは20.6(幅)×22.8(高さ)×8.7(奥行)cmで、重量は約585g。やや大きめだが、ヘアケア効果のあるドライヤーとしては一般的なサイズで、髪を乾かす分には扱いづらいと感じることもない。コードの長さは1.7mで、消費電力は1,200W、風量は1.3立方m/分となっている(ともに「TURBO」時)

風量は「TURBO(強い風)」「DRY(やや強い風)」「SET(弱い風)」の3段階で、モード(風温)は「HOT」「温冷リズム」「COLD」「SKIN」「SCALP」の5種類から選択ができる。

風量は、持ち手部分にある電源スイッチ(写真上)で選択。持ち手の裏側には「ナノイーイオンチャージパネル」があり、この部分を握ることで髪に溜まったマイナスの電気を逃がし、「ナノイー」と「ミネラルマイナスイオン」が髪に浸透しやすくなるという(写真下)

モードは本体側面の「風温切替ボタン」(写真上)で選択し、選択したモードは「風温表示部」(写真下)で確認することができる。「風温表示部」の右側には「ナノイー」ランプがあり、「ナノイー」が出ている時に点灯。「ナノイー」は空気中の水分を集めることで発生するため、使用環境が低温・低湿度の時には発生しないことがあり、その場合はマイナスイオンが発生するという

各モードの詳細は以下のとおり。

「HOT」:通常の「温風(110℃前後)」と「インテリジェント温風」(後述)の2種類を選択できる
「温冷リズム」:周囲の温度を検知して、最適な間隔で温風/冷風が交互に出る
「COLD」:冷風が出る
「SKIN」:肌ケアのできる弱い冷風が出る
「SCALP」:地肌に優しい温度(約60℃)の風が出る

吹き出し口には、外側から弱風を、内側から強風を同時に出すことで濡れた髪をほぐしながら乾かし、乾燥速度を上げるという「速乾ノズル」を搭載している。

スタイリング時は、付属の「セットノズル」を使用すれば風を絞って当てることができる。「セットノズル」は縦横どちらの向きでも取り付け可能(写真下)

使ってみると、1度で効果を実感できた!

実際に乾かしてみて、「EH-NA96」の実力に正直驚いた。実は筆者はこれまでも「マイナスイオン発生量が100万個/立方cm!」とうたっているドライヤーを使用していたため、劇的な違いは感じられないのでは? と思っていたのだが、予想外の結果だ。

まず、驚くほど美しい髪に仕上がった。自然なつやが出て、手触りのよい髪になったのだ。「さらさら」と「ぱさぱさ」は紙一重だったりするが、「EH-NA96」ではしっかり乾かしてもパサつく感じがなく、“髪1本1本のオーラが変わる”といってもよい。個人差はあるだろうが、美容院でトリートメントとブローをしてもらった直後のような“うるさら髪”になり、最初に使用した時は思わず「おぉ!」と声を上げてしまったほどだ。

写真上が、筆者がこれまで使用していたドライヤーで乾かした髪。下が、「EH-NA96」を使用し、風量「TURBO」の「温風」モードで9割程度乾かした後、「温感リズム」モードで仕上げを行った髪。見比べてみると、明らかにつやが増している。また、以前は髪の周りにうねうねと収まりの悪い毛が目立っていたのだが、それがずいぶんと落ち着いたのもうれしい! 縮毛矯正効果があるわけではないので完全にまっすぐになるわけではないが、印象はずいぶん違うような?

「EH-NA96」には髪のうねりを抑制する効果があるというが、くせの付いてしまった髪にも効果があるのが検証してみた。

くせ付けした髪(写真上)の、向かって左側のみを風量「SET」の「HOT」モードで1分半ほどブローした結果が写真下。もっとも強く付いていたくせは取れなかったが、風を当てた部分はくせが落ち着き、手触りもつるつるに。乾いた髪に温風を当ててもまったくぱさ付かないのもすごい!

寝坊して髪をセットせずに出勤してしまったという編集部員の寝ぐせ直しにも挑戦。水や寝ぐせ直し用ミストなどは使用せず、風量「SET」の「温風」モードを当てながら整えたところ、30秒ほどでキレイに! 本人も、“いつもより髪にまとまりがある感じ”とご満悦

もう1つ驚いたのは、乾くのが早いこと。風がむだに広がることないので、効率がよいようだ。ためしに、今まで使っていたドライヤーと「EH-NA96」を1日ごとに使い分けて、シャンプー後の髪が乾く時間を測定し比較。3ターン行った結果、「EH-NA96」使用時のほうが平均して50秒ほど乾くのが早く、筆者の肩にかかるボブヘアは3分半ほどで完全に乾いた。ちなみに毛量は多いほうである。髪の毛が長い人など、普段からドライヤーに時間のかかっている人ほど速乾性を実感できるかもしれない(室温やタオルドライの具合、乾かし方などにより差が出ます)。

予想以上に快適! 新機能「インテリジェント温風モード」

室温に応じて風温をコントロールする新機能「インテリジェント温風モード」は、使用する前はとくべつ便利そうと思わなかったのだが、予想以上に使える機能だった。「室温高(27℃前後)」と「室温低(18℃前後)」、それぞれの環境で使用したところ、室温が高い時は本当にマイルドな温かさ(取扱説明書によると60℃前後)の風が出て、快適に乾かすことができた。「入浴後の気温の高い脱衣所でさらに熱い風を浴びるのが不快」という人や、気温が高い夏はとくに重宝しそうな機能だ。

「TURBO」または「DRY」の「HOT」時に風温切替ボタンを1秒以上長押し。「HOT」の表示が点滅すれば「インテリジェント温風モード」になったサイン

ドライヤーついでに肌ケアできる「スキンモード」
もう1つ触れておきたいのが、2013年モデルから搭載されている「スキンモード」だ。髪を乾かした後に「ナノイー」と「ダブルミネラル」を含んだ風を顔まわりに約1分間当てることで、顔の肌のうるおいをキープするという。今のところ、肌に目立った効果が出たわけではないが、ドライヤーの温風による肌の乾燥が気になっていた筆者にはありがたい機能だ。

吹出口をあご先から約20 cm離し、本体を左右に振りながら約1分間風を当てる。ちなみに、1分間で運転が自動停止する機能はないので、使用時間は自分で計測しなければならない

まとめ

「EH-NA96」で乾かした髪の仕上がりのよさには、本当に驚いた。まだ愛用し始めて日が浅いが、その感動は今でも日々実感中。これまで筆者は髪を乾かすのが好きではなく、8〜9割乾いた状態でドライヤーを止めてしまうことも多かったためか、枝毛、切れ毛が多かった。しかし、「EH-NA96」を使用するようになってからは快適かつ早く乾くので、完全に乾くまでドライヤーをかけるのが習慣に。今後、枝毛や切れ毛も減ってくれるのではないかと期待している。

また「EH-NA96」は、そのヘアケア効果もさることながら、「インテリジェント温風モード」や「スキンモード」などの独自の機能が充実しているところも魅力。「ナノケア」は、使いやすさの追求やユーザーの不満を解消するため、新たな機能を積極的に搭載して、毎年のようにバージョンアップしている。価格.comマガジン編集部にも、「ナノケアを愛用し続けて、今使っているのは3代目!」というファンがいるが、彼女曰く「ナノケアの場合、使用している機種でちょっと不満だなと思ったことが、次の製品ではきちんと改善されていることが多い」というのだ。そんなところも、「ナノケア」がここまで人気を得ている理由の1つなのだろう。今後、どんな風に進化を遂げていくのかも楽しみな製品だ。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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