レビュー
時間がない、でも手料理にこだわるアナタの必需品!

働いている間に料理が一品完成しちゃう「スロークッカー」

「スロークッカー」って知ってる? その名の通り、スロー(ゆっくり)に、クック(調理)する電気鍋のことで、スープやシチューといった煮込み料理にピッタリの調理器具だ。アメリカでは一家に一台あると言われるぐらい一般的なものだが、なぜか日本ではそれほどなじみがない。シチューやカレーはもちろんのこと、おでんや豚の角煮といった煮込み料理が多い日本食にはうってつけのアイテムなのに!

そこで今回は、アルファックス・コイズミのタイマー付きスロークッカー「煮込み名人 ASC-T22」(以下、「煮込み名人」)を使って、スロークッカーがあると毎日の調理作業がどれだけ便利になるのか試してみた。

見かけはシンプル。コンパクトな炊飯器みたい?

アメリカで定番のスロークッカー。ホームパーティーを開くことが多いお国柄、持ち運び機能付きのタイプもあるなど、種類やサイズが豊富。残念ながら日本ではまだ限られているものの、いくつか登場してきている。そんな中、海外仕様とは違う日本の台所事情を考慮して作られたのが、アルファックス・コイズミの「煮込み名人」だ。

本製品は、キッチンやダイニングなど、どこにでも置きやすいコンパクトサイズが特長。本体カラーはシンプルなホワイトと温かみのあるイエローの2色で、一見すると小型炊飯器のよう。操作部は最大9時間55分までタイマー設定ができるダイヤルと、「煮込」「弱」「強」の3つの調理モードを選択するモードスイッチ、調理を開始・停止するスタート/ストップボタンがあるだけのシンプルな作りとなっている。調理を開始すると、デジタル表示部の設定時間が1分単位でカウントダウンされていき、終了すると「ピー」という電子音で知らせてくれる。終了後は自動で保温に切り替わり、保温経過時間が1分単位で表示される。6時間経過すると保温停止となるので、不在時も安心だ。電源ボタンはなく、コンセントを入れると自動的に電源が入るようになっているので、使わない時はコンセントを抜いておく必要がある。

本体サイズは、幅28×高さ23×奥行25cm(ガラスふた含まず)、重さ約2.7kg。内鍋の容量は最大約2.2リットル

本体サイズは、幅28×高さ23×奥行25cm(ガラスふた含まず)、重さ約2.7kg。内鍋の容量は最大約2.2リットル

取扱説明書のほか、専用レシピ集が付いている。専用レシピはヘルシーな味付けとなっているので、健康に気を使う女性にピッタリ

別売りだが、本製品を使ってできるレシピブック「スロークッカーでつくるはじめてレシピ」もあるので、レパートリーを増やしたい人は要チェック!

材料と調味料を入れたら、あとはオマカセ!

使い方はとにかく簡単。内鍋に材料と調味料を入れ、メニューに合った調理モードと時間を設定したらスタートボタンを押すだけ。取扱説明書を見なくても操作できそうだが、初めはどのモードを選べばいいのか迷ってしまうはず。そこで活躍してくれるのが、付属のレシピ集だ。今回はこのレシピ集の中から4品を作ってみたので、参考にしてほしい。スロークッカーの実力はいかに!?

【サバのみそ煮】

まずは煮込み料理の中から、和食の定番「サバのみそ煮」をチョイス。味の染み込み具合もさることながら、骨ごと食べられるまでやわらかく煮込めるのかチェックするため、骨がしっかり付いた部分を使用した。レシピによると、通常の加熱時間は「煮込み」モードで2〜3時間とあるが、骨までやわらかくするには「弱」モードで7〜8時間煮込むといいようだ。となると、気になるのが電気代。公式サイトによると、モードによって若干異なるものの1時間1.6〜4円程度とごくわずか。「弱」モードで7〜8時間煮込んでも、かかる電気代は約20円(1kwh=22円で計算)と、安心して使えそうだ。はたして、長時間煮込んだ結果は……。

材料は、主役であるサバの切り身のほか、しょうがと長ねぎ。調味料は酒、しょうゆ、砂糖、水、みそ、みりん

材料は、主役であるサバの切り身のほか、しょうがと長ねぎ。調味料は酒、しょうゆ、砂糖、水、みそ、みりん

サバの切り身は、かた〜い骨がついた部分を使用

サバの切り身は、かた〜い骨がついた部分を使用

内鍋にしょうがの半量を散らして、サバの切り身を入れ......

内鍋にしょうがの半量を散らして、サバの切り身を入れ......

残りのしょうがを散らしたら調味料を加える

残りのしょうがを散らしたら調味料を加える

落としぶたをしてから、ふたをする。落としぶたがなければ、クッキングシートやキッチンペーパー、アルミホイルで代用可能

今回は骨ごと食べられるようになるまで煮込みたいので、「弱」モードで7時間に設定した。調理中は、「調理中」ランプと選択中の調理モードランプが点灯する

でき上がりはこんな感じ。調理途中からおいしそうな香りが部屋中に充満。出勤前に設定していけば、まるで誰かが料理を作って待ってくれているようなうれしい錯覚におちいりそうだ。まぁ、実際に待ち人はいなくても、すでにおかずが一品できているのは錯覚ではないのでよしとしよう(笑)

なお、「調理中」ランプが消えていたら、「保温中」の状態にあるということ。表示部には調理終了からの経過時間、つまり保温時間が表示されている

フライパンでこんがり焼いた長ネギを添えて、完成だ。まったく煮崩れすることなく、やわらかく煮込まれた身にはみその風味がしっかりと染み込んでいて100点満点!

して肝心の骨は……はしで骨部分を持ち上げようとしたところ、挟んだ個所が瞬時にほぐれてしまったほどやわらかい状態に。これなら小さいお子さんがいる家庭でも、安心して食べさせることができそう

上の写真にもある通り、調理終了後の鍋内部には結構な焦げ目が付いていた。固めのタワシなどでゴシゴシと洗わないと取れないか……と思いきや、食器用洗剤をつけたスポンジで軽く水洗いするだけでアッという間に落ちてしまった。陶器でできた内鍋はやや重さはあるものの、お手入れのしやすさは◎!

【カレーライス】

魚の骨までやわらかく煮込めることがわかったところで、次に試してみたのはカレーライス。本来は十分な煮込み時間がほしいカレーやビーフシチューだが、帰宅後に数十分も数時間も煮込んではいられない。そこまでしなくても十分おいしいから、市販のカレールーを溶かした後は、ほんの少し煮込むだけという人も多いのでは? 本製品は、まさにそんな人にうってつけだ。

カレーといえば欠かせない三大野菜、玉ねぎ、ジャガイモ、にんじんのほか、骨付き鶏肉とローリエ、そして市販のカレールーを用意

まずは、それぞれ一口大に切った野菜を内鍋に入れていく

まずは、それぞれ一口大に切った野菜を内鍋に入れていく

野菜の上に鶏肉を置き、カレールーを割って入れる

野菜の上に鶏肉を置き......

ローリエ1枚をのせ、固形スープの素を溶かした湯を上から注いだら準備完了

ローリエ1枚をのせ、固形スープの素を溶かした湯を上から注いだら準備完了

あとは、ふたをして「強」モードで4時間加熱するだけ。なんとも簡単! 途中でかき混ぜる必要もないので、調理中に掃除や洗濯といった他の家事に専念したり、テレビやネットサーフィンに夢中になってしまっても問題なし

調理中、誤ってダイヤルを回したり、モードボタンを押してしまっても反応しないので大丈夫

調理中、誤ってダイヤルを回したり、モードボタンを押してしまっても反応しないので大丈夫

本製品まかせでカレーが完成。ガス火で長時間煮込むと、玉ねぎやジャガイモなどはトロトロに煮込まれて実体のない状態になってしまうこともあるが、本製品で煮込めばそんな心配も無用。長時間煮込んでも、煮崩れすることなく、素材に味が十二分に染み込むのはスロークッカーならではの魅力!

骨付きの鶏肉もスプーンで軽くほぐせるぐらい、ホロホロな状態に煮込まれていた

骨付きの鶏肉もスプーンで軽くほぐせるぐらい、ホロホロな状態に煮込まれていた

「こ、こ、これはおいしい!」。じっくり煮込めば、これだけ深い味わいが生まれるものなのかと驚かされた。普段から市販のカレールーしか使わないが、今までに味わったことのない深みが出ていたのは間違いない

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