今回ご紹介するのは、世界初、カーテンを自動で開け閉めしてくれる「mornin'(モーニン)」という商品です。
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これがmornin'です |
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単3形乾電池3本を使用します。乾電池は、あのMEMOREXのAlkalineが同梱されてます |
寝起きに朝日を浴びると体内時計がリセットされて、活動状態になるらしいです。でも、朝が弱い人にとっては、布団から抜け出し、カーテンを開けて朝日を浴びるってこと自体がすでに無理ゲーって感じなわけですよ。なので、寝ている間に朝日を浴びることができれば、活動状態になって布団から元気に出られるってもんです。そう、順番が逆なんですよ。
早起きな子供や奥さん、もしくは旦那さんでもいれば、やさしくカーテンを開けてくれるんでしょうけど、そんな暇はなかったり、そもそもひとり暮らしだったりすると、もはや人に開けてもらうなんて夢のまた夢。最初からカーテン開けっ放しでいいんじゃね? とも思いましたが、それだと夏場は5時前から朝日が差し込むし、冬場は窓から冷気が入ってきて寝てられません。やはり寝るときはカーテンを閉めるべきなのでしょう。
そんな悩みを知ってか知らずか、いや、知っているとは思いますが、自動でカーテンを開いてくれるすばらしいアイテムが登場しています。
mornin'はカーテンレールに設置することで、指定された時間に動きだし、カーテンを開いてくれるスグレモノです。
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mornin'の上部。左右のフックがカーテンレールに装着し、中央のゴム車輪で左右に動きます |
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本体中央のボタンを押すと、フックが90度回転します。この状態でカーテンレールに装着し、ボタンから指を放します |
おしゃれな輪っか状のカーテンレールではなく、一般的なぶら下がりのカーテンレールであれば、基本的に取り付けることができます。
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こんな感じで装着します。カーテンの中央部のレールフックと2番めのフックの間が設置場所になります。mornin'を覆うように、カーテンを元に戻せば設置完了。これが左右に動いて、カーテンレールのフックを動かすといういたって簡単な機構です |
で、さっそく使ってみました。まずは、スマートフォンに専用アプリ「めざましカーテンmornin'」をインストールします。スマホとmornin'(本体)をBluetoothで接続し、mornin'(本体)をカーテンレールに設置します。あとは、スマホのmornin'(アプリ)で、起きたい時間をセットするだけ。目覚まし時計ではないので、ちょっと早めに設定するといいかもです。
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まずアプリをインストール。その後、本体にあるボタンを長押し、スマホとBluetoothのペアリングをします |
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右と左のどちら側のカーテンに装着するかを決定します。mornin'を設置した後は、カーテンを手動で開け閉めはできなくなり、手動で動かすと、morinin'の車輪やモーターの故障の原因になります。開け閉めをする場合は、スマホのリモコン機能を使います |
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次に自動でカーテンを開け閉めするようにタイマーをセットします。ここらへんは、スマホの目覚まし機能と同じような感じです。曜日ごとにカーテンを開ける時間を決められます。土日はゆっくり休みたいという場合は、ウイークデイだけチェックを入れ、土日は別に遅い時間の指定をします。タイマーは何個でもセットできます |
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カーテン開閉タイマーのセット完了。左右のカーテンを開く場合はmornin'を2つ用意し、端末を選択しておきます。ひとり暮らしなど、夜遅くまでカーテンが開けっ放しだと留守であることがバレバレなので、防犯にも役立ちそう! ちなみに、1台のスマホで4台までのmornin'を操作できます |
mornin'の動きをチェック
カーテンを設置した時の動き
筆者は朝に弱く、照明がこうこうとついていてもぐっすり眠れてしまうので、朝日が入り込んだくらいで目が覚めることはないですが、なんとなく、目覚ましが鳴ったときにすっきり起きられている気がします。
あとは、通常のカーテンレールタイプだけでなく、リングタイプのカーテンレールにも対応したモデルが出ればいうことナシだと思います。ひとつの価格はそれほど高くないんですが、レースと遮光をそれぞれ左右2枚ずつ開けるとなるとひとつの窓で4つ必要になってしまうので、意外とかかってしまいます。遮光とレース2枚いっぺんに開け閉めできるタイプも欲しいところです。