ノートパソコンがバッテリー切れでピンチ! 誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか? 筆者は先日、仕事の打ち合わせ先にて見事にノートパソコンがバッテリー切れで撃沈。徹夜で作成した資料を見せることもできずに終わってしまったのです…。二度とこんな思いはしたくないと、パソコン用のモバイルバッテリーを探したのですが、どれも別途ケーブルが必要となるようでちょっと面倒…と思っていたら、こんなものを見つけました。
一見普通のモバイルバッテリーですが…すごい機能があるんです!
AC出力対応モバイルバッテリーです!
ご覧のとおりコンセントが付いていて、ノートパソコンの電源プラグをそのまま挿しこんで使えちゃうのです! 今までありそうでなかった商品じゃないでしょうか?
もちろんスマホなどを充電するためのUSBポート付きです
ご覧のようにAC出力ポートとUSB出力ポートの両方が付いているので、さまざまな機器に対応できると思います。
LEDランプの数によって残量を知ることができます
まずは付属のACアダプターを使用して本体を充電しましょう。 画像のように4個のランプが点灯したら充電完了です(約3〜4時間)!
これで準備ができました。
USB出力ポートからスマホやタブレット端末を充電!
USB出力ポートを使ってスマホなどを充電するときは、電源ボタンを1度押すと充電が開始されます。
ACアダプターしかないデバイスを充電するときはAC出力ポートを使えます
AC出力ポートを使うときは電源ボタン長押しで充電が開始されます。
※AC出力ポートとUSB出力ポートを同時に使うことはできません。また、バッテリー充電時も使用できません。
もちろん本来の目的であったノートパソコンにも使用できます
バッテリーは大容量の41.27Wh(14.48V/2850mAh、3.62V換算/11400mAh)です。目安としてはスマホのXperia Z5なら2回、iPhone 6sなら約4回、iPad pro 9.7なら1回フル充電できます。ノートパソコンの場合はあくまでも目安ですが、バッテリーが70%残っている状態での接続で、約2時間延長できるようです。
使える機器の消費電力は65Wまでです。
65Wを超える機器は使えません
お持ちのノートパソコンの消費電力は、パソコンの裏面か充電ケーブルのアダプターに記載されていると思います。
ちなみに家にあるほかのノートパソコンも、友達のものも65Wと書かれていましたので、特殊でない限り大丈夫かとは思いますが、念のためご確認をおすすめします。
あくまで充電用なのでこれは筆者が個人的にやってみただけですが、消費電力さえ守れば小電力の電化製品なども使えました
使ってみて少し気になったのは、重さでしょうか。
重さは約600g。大きさは横96mm、縦148mm、厚さが34mmです
作りはアルミ素材でカッコイイと思うのですが、約600gと重めでややかさばります。カバンの中にノートパソコンと充電ケーブルとこのバッテリーを入れて持ち歩くと結構な重さになってしまいます。著者にとっては重さを差し引いても有り余るくらい秀逸な商品として重宝していますが、スマホの充電にしか使わないなら、もっと軽くて小さなモバイルバッテリーがいいかもしれません。
仕事で使用する日はこんな感じです
カフェでコンセントのある席を探さなくても、これがあれば公園でだって仕事ができちゃいます。
カバンが今は充電器!?
このモバイルバッテリーを購入してからは心に余裕も出て、外でノートパソコンを使う機会が増えました。外回りをされる方やノマドワーカーの方などはきっと重宝すると思いますよ。