レビュー

これがA級アンプの魔力! 復活したプリメイン「A1」がアツくてエモい

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復刻されたMusical Fidelity「A1」

復刻されたMusical Fidelity「A1」

少し前にAura Design誕生35周年の記念モデル「VA 40 rebirth」のレビューをオリジナル機との思い出も交えながらお届けしたが、今回は英国が生んだもうひとつの傑作薄型プリメインアンプMusical Fidelity「A1」の発売40周年を記念した復刻版を、こちらも私個人が所有する初代「A1」と比較しながらご紹介したいと思う。

往年の人気製品を復刻したという点が共通したAura「VA 40 rebirth」のレビューは以下から。ぜひこちらもご覧いただきたい

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2024/07/13 11:00

「目玉焼きが焼ける」伝説のアンプ「A1」

本稿では筆者宅の初代「A1」(写真)との比較も実施

本稿では筆者宅の初代「A1」(写真)との比較も実施

Musical Fidelity社は、クラリネット奏者だったアンソニー・マイケルソン氏によって1982年に創業された。当時の文献を調べてみると、Michaelson & Austin社という管球アンプメーカーの創立者のひとりだったマイケルソン氏が独立してMusical Fidelity社を立ち上げ、その3作目として1983年に登場したのが、初代「A1」だったようだ。

まず印象的なのが、その斬新な外観だろう。手掛けたのはAura Designと同じく、ロンドンのデザインスタジオ「ペンタグラム」である(先日逝去されたケネス・グランジ卿は関わっていない)。内部は初段から最終段までA級動作のいわゆるピュアAクラスアンプで、定格出力(8Ω)は20W+20Wだったが、発熱量が凄まじく、それをグリルのような天板で放熱させるという(ヤバイ)設計だったため、当時から「天板で目玉焼きが焼ける」と揶揄(やゆ)されていた。実際、拙宅の初代「A1」も、目玉焼きどころかステーキが焼けるんじゃないかというくらい天板はチンチンに熱くなる。取材中、火傷を恐れてゴム手袋で筐体を持ったら、一瞬でゴムが溶けてしまったほどだ。

そんなエキセントリックなアンプだから、生まれた“伝説”も数知れず。実は本当の設計者が、Michaelson & Austin時代に縁のあった、あの天才(鬼才)ティム・デ・パラヴィチーニ氏であるというウソか真かわからないうわさも、それに拍車をかけた。(ちなみに、ご本人も生前、「A1」が自身の設計であることを公言していた)

発売から6年後には、同じ筐体のまま出力を25W+25Wに強化した「A1 Reference」が登場。その後も、出力を大幅にアップさせた(その代わり筐体が厚くなった)「A100」「A120」「A200」といったモデルや、電源部を別筐体にした発売10周年記念モデル「A1.20 Special Limited」(全世界250台限定)、近年では(といっても16年前だが)、フロントパネルのデザインを一新し、液晶ディスプレイも備えた二代目「A1」(2008年)が作られた。これは、Aura Designが「VA-40」→「VA-50」→「VA-100」→「VA-150」→「British Stingray」→「Stingray 105 Standard」→「VA-200 Stingray」と展開していった歴史ともよく似ていて、オリジナル機がいかにエポックメイキングな製品だったのかを証明している。

いずれにしても、初代「A1」が今日まで伝説の“迷機”ではなく、“名機”として語り継がれているのは、その音質がすばらしかったからにほかならない。

身体も熱くする血湧き肉躍るサウンドの思い出

リビングに設置した初代「A1」とRogers「LS3/5A」

リビングに設置した初代「A1」とRogers「LS3/5A」

筆者も「A1」の存在自体はオーディオを始めた中学生のころから知っていたが、Aura一筋だったこともあり、実際に初めて音を聴いたのは2013年のことだった。6年間の渡米生活を終えて帰国し、オーディオを再開しようとしたものの、2階の自室は完全に物置状態で断念。唯一まともに音楽を聴ける環境だったのは、1階のリビングで鳴らしていた(こちらも伝説のスピーカー)Rogers「LS3/5A(最初期型15Ω)」だけだった。

そんなときに、(どういった話の流れでそうなったのかは忘れてしまったが、)SNSで知り合った方から、「片方のチャンネルが壊れたA1でよろしければタダで差し上げますよ」というありがたいご提案があり、二つ返事で譲ってもらうことになった。タダとはいえ、なにゆえ私は壊れたアンプに飛びついたのか。それは、先ほどの”伝説“の中に、「LS3/5A」と「A1」は相思相愛、黄金の組み合わせであるという、これまたウソか真かわからない噂があり、以前からその真偽を確かめたいと考えていたからだ。

その壊れた「A1」で「LS3/5A」を鳴らした日のことは今でも鮮明に覚えている。それまでは、精巧に作られたミニチュアを覗き込むようなサウンドステージこそが「LS3/5A」の真骨頂だと思っていた。ところが、アンプを「A1」につなぎ替え、ボリュームノブをグイっと回した瞬間、ミニチュアの中から歌手や楽器がポーンと飛び出してきたのだ! 片チャンしか鳴っていないのに!!

そして、この身体の芯から熱くなるような血湧き肉躍るサウンドは一体なんだ!?

しばし、呆気にとられてしまった。

ハッと我に返ったときには、ヤフオクで「A1」の完動品を落札していた。

私はこの感覚を人に説明する際、よくゴッホの油絵に例える。大胆な筆致と色使いが「A1」のイメージに合致するからだ。油絵をある程度離れた距離から見ると、描かれた人物や風景のリアリティが急激に増して、本物と錯覚する瞬間がある。その感覚に近い。ひょっとしたら「LS3/5A」が元々得意とする箱庭的ステレオイメージとのケミストリー効果なのかもしれないが、「本物よりも本物っぽい音」なのだ。

今回、この原稿を書くにあたり、過去の文献を調べていたところ、アンソニー・マイケルソン氏の寄稿文を発見した。

「当社では、アンプとは、まるで印象派の絵画のように音楽を作り上げるものだと考えている。つまり演奏されている雰囲気を再現すること。アンプが実際の音に限りなく近い音を再生できるとは考えていないのだ。そのため、次善の策としてイリュージョンを創造することに徹しているのである」(季刊ステレオサウンド 創刊100号記念 別冊より抜粋)

正確に言うと、ゴッホはポスト印象派の画家なのだが、なんだか時空を超えてアンソニー氏と会話できたような気がしてうれしかった。

初代と新「A1」の違い

とてもよく似た初代「A1」(左)と新「A1」(右)。メタル製のフットが付いている分、新「A1」のほうが少し背が高い

とてもよく似た初代「A1」(左)と新「A1」(右)。メタル製のフットが付いている分、新「A1」のほうが少し背が高い

さて、昔話はこれくらいにして、新しい「A1」の紹介をしていこう。

まずは外観から。正面から見るだけでは、電源ボタンの色が赤いランプから青のLEDに変わり、ボリュームノブとセレクターノブに小さなインジケーターが付いたこと以外、パッと初代「A1」との差異を見つけるのは困難かもしれない。このあたりに、Aura「VA 40 rebirth」とは“復刻”のコンセプトが違うことが見て取れる。

いっぽうで、奥行きは3cm以上長くなり、重量は2.5kgほどアップ。脚部も初代の薄いゴム脚から立派なメタル製フットに変わった。こうした強化策が「VA 40 rebirth」と共通しているのは興味深い。

上から見ると、新「A1」(右)がかなりサイズアップしていることがよくわかる。

上から見ると、新「A1」(右)がかなりサイズアップしていることがよくわかる。

背面の雰囲気は思いのほか変わっていない。電源ケーブルが着脱式になっているが、実は初代「A1」も製造時期によって直出しと着脱式の両方が存在したらしい。

入出力端子はすべてRCA仕様で、初代の6系統から8系統に増えた。具体的には「RECORD(いわゆるテープ入力)」がなくなって、代わりに「AUX 2」と「PRE OUT」が新設された。フォノ入力がMM/MC両対応なのも見逃せないポイントだ。

初代「A1」のリアパネル。電源は“生えている”タイプ

初代「A1」のリアパネル。電源は“生えている”タイプ

レイアウトはよく似ているが、入力端子が充実した新「A1」。より使いやすくなっている

レイアウトはよく似ているが、入力端子が充実した新「A1」。より使いやすくなっている

内部については、資料写真で比較する限り、基本的な設計思想はオリジナルの回路を踏襲しているように見えるが、奥行きが伸びて空間に余裕ができた分、大型のトロイダルトランスや、大容量の電解コンデンサーが整然と配置されるようになった。また、トランス自体も「デュアルモノスピリットレール巻線」を用いた左右完全独立型となり、リップルノイズを低減。それ以外のパーツも最新技術によって低ノイズ化が図られているという。

新「A1」の内部。プリアンプ部の設計は初代「A1」を踏襲しているという

新「A1」の内部。プリアンプ部の設計は初代「A1」を踏襲しているという

また、新「A1」の定格出力は25W+25W(8Ω)のA級動作だが、定常電流を超過すると、一時的にB級動作に移行して発熱を抑える新設計となっている。とはいえ、天板をヒートシンク代わりに使うというスタイルはそのままなので、時間が経つにつれて天板はどんどん熱くなるので注意が必要だ。しかし、今回試用した限りでは、ゴム手袋が溶けるほどのヤバイ熱さではなくなった(ように思う)。メーカーの説明では、ヒートシンク(つまり天板)の表面温度は平均約55〜65度(周辺温度が約20度の場合)で、初代「A1」に比べて発熱量は約40%抑えられているという。

その天板自体も、初代はまさに剥き出しの鉄板という感じだったが、新型はフッ素樹脂(テフロン)加工を施したようなスベスベとした手触りになっていて、この40年のあいだにフライパンもずいぶんと進化していることを実感させた(失礼)。

筐体全体のビルドクオリティも上がっていて、鉄板が厚くなっているのか、指で叩いてもコツコツと音がする程度に鳴きが抑えられている。なお、設置の際には、上部に最低25cm、後方に最低5cmの空きスペースが必要とアナウンスされている。これは厳守したい。

改めてフロントパネルの詳細を見てみよう。初代「A1」は電源ランプが赤い

改めてフロントパネルの詳細を見てみよう。初代「A1」は電源ランプが赤い

新「A1」の電源ランプはLEDによる青。初代「A1」とはずいぶん文字色が違う

新「A1」の電源ランプはLEDによる青。初代「A1」とはずいぶん文字色が違う

フロントパネルに話を戻そう。よく見ると、ボリュームノブの左側に初代にはなかった小さな穴が空いているのがわかる。さらに、ボリュームノブとセレクターノブの間にある半円型のスイッチの表記が、初代が「TAPE MONITOR」だったのに対し、新型は「NORMAL/DIRECT」に変わった。この2つが今回新たに加わった新機能だ。

初代「A1」のボリュームとセレクターノブの間には「TAPE MONITOR」ボタンがあったが……

初代「A1」のボリュームとセレクターノブの間には「TAPE MONITOR」ボタンがあったが……

新「A1」では「NORMAL/DIRECT」スイッチに変更された

新「A1」では「NORMAL/DIRECT」スイッチに変更された

小さな穴の正体は赤外線リモコンの受光部である。そう、新「A1」はリモコン操作に対応したのだ! 「A1」を一度でも使ったことがある読者ならうなずいてくれると思うが、「A1」のボリュームノブとセレクターノブは、デザインを優先した結果、指に引っ掛かるところが少なく、非常に操作がしづらい。ボリューム操作だけだが、これがリモコンによって飛躍的に快適になる。

ちなみに、二代目「A1」(2008年)もリモコン対応だったらしく、当時の画像をネットで検索したところ、プラスチッキーなリモコンが確認できたが、正直ダサかった。それにひきかえ、新「A1」のリモコンは超シンプルな外観ながら、ずっしりとした金属のカタマリ感があって好感触だ。これなら本体に手の届く距離からでも積極的にリモコンで操作したくなってしまう。

ヘアライン仕上げが美しいボリューム操作専用リモコンが付属。右下が赤外線受光部だ

ヘアライン仕上げが美しいボリューム操作専用リモコンが付属。右下が赤外線受光部だ

次に「NORMAL/DIRECT」スイッチだが、これは「RECORD」入力の廃止にともない、「TAPE MONITOR」機能が必要なくなったことから、代わりにアサインされたものだ。このダイレクトモードをオンにすると、プリアンプ回路のボリュームコントロール前にあるゲインブロックがバイパスされて、全体のゲインが10dB低くなる。

その結果、40年前には想定していなかった出力レベルが大きいデジタルソース機器と組み合わせた場合でも、実用的な範囲でボリューム調整が可能になるわけだ。時代に適応した機能であり、空いたボタンの活用方法としてはじつにスマートである。なお、ボリュームポテンショメーター自体もALPS製の高品位なものにアップグレードされているようだ。

本体の発熱はやわらいだいっぽう音質は……

「VA 40 rebirth」のレビューと同じように、スピーカーはHARBETH「HL-Compact」で試聴

「VA 40 rebirth」のレビューと同じように、スピーカーはHARBETH「HL-Compact」で試聴

まずは、1階リビングのHARBETH(ハーベス)「HL-Compact」(1987年発売)で新旧のサウンドを比較してみたが、思わず笑みがこぼれてしまうくらい“「A1」は「A1」のまま”であった。いつもは穏やかなハーベス君の顔色が紅潮しているのがわかる。電源のイルミネーションが赤から青に変わり、「風の谷のナウシカ」の王蟲のように性格までおとなしくなってしまうのではないかと心配していたが、まったくの杞憂だったようだ。

さすがに「LS3/5A」のときのような“化ける”感じはないものの、「HL-Compact」もBBCモニターの系譜であることから、前回の「VA 40 rebirth」以上に相性のよさを感じる。ありきたりなオーディオ用語で表現するのは難しいが、これほど血の通ったサウンドを、「音楽的」のひと言で片付けるとしたらあまりに言葉足らずだ。

それよりも、取材中に編集の柿沼氏が発した、「いや〜〜、エモいっすね〜〜」(※)という言葉のほうが遥かに芯を食っていると思う。
※編注:「HL-Compact」のハコ鳴りの心地よさに感心するさま。編集者が「HL-Compact」のユーザーだったことも相まっている

新「A1」のほうがスピーカー駆動力に余裕があるのは、電源強化の賜物だろう。音のキャンバスが明らかに大きくなった。さらに、聴感上はあまり意識させないが、帯域バランスもカマボコ型からフラット型にリファインされていて、ワイドレンジかつ低歪化が図られている。にもかかわらず、このアンプの命である「エモさ」が少しも失われていないことは称賛に値する。

ただし、新機能のダイレクトモードをオンにすると、「エモさ」が若干薄まってしまう傾向があった。最新のデジタルソース機器や高感度なスピーカーと組み合わせた際に、ボリューム調整がしやすくなるというメリットはあるものの、私なら操作性を犠牲にしてでもダイレクトモードは使わずに、現代によみがえった「A1」サウンドをフルで享受したいところだ。

基本的には能率の高いスピーカーとの組み合わせがベターか

ATC「SCM10 SE」とも組み合わせてみたが……

ATC「SCM10 SE」とも組み合わせてみたが……

最後に、2階のメインシステムで使用している、鳴らしにくいスピーカーの代表格ATC「SCM10 SE」(出力音圧レベルは82dB/W/m)とも組み合わせてみたが、正直こちらは「VA 40 rebirth」のほうがずっとよかった。定格出力が倍も違うので致し方ないところだが、それ以上に「SCM10 SE」と「VA 40 rebirth」が相思相愛の仲だったということだろう。

なお、前述したアンソニー・マイケルソン氏の寄稿文の中には、「組み合わせるスピーカーは比較的能率の高いものを選んだ方がよい」との記述があったことも申し添えておく。

新「A1」を試して「心は決まった」

それにしても、2024年にAura Design「VA-40」とMusical Fidelity「A1」のレビューを書く日が来るなんて夢にも思わなかった。いつまで経っても色褪せない特徴的なデザインと、一度聴いたら虜になってしまう唯一無二のサウンドは、まさにオーディオ史に残る名機であり、今回の復刻によって、この至宝を再び35年、40年先まで受け継いでいけるようになった意義は大きい。

そして、本稿の執筆中、「2024東京インターナショナルオーディオショウ」を取材していた編集担当の柿沼氏から、さらなるビッグニュースが飛び込んできた。なんと、Musical Fidelity社があの「LS3/5A」を復刻するというではないか!

「2024東京インターナショナルオーディオショウ」で展示されたMusical Fidelityの「LS3/5A」。15Ω仕様であるだけでなく、サイズや素材についてもオリジナルに近い復刻であるとのこと。本国のサイトを確認すると、新「A1」のようなA級アンプと「Perfect combination」だと記されている。予定価格はペアで547,800円(税込)

「2024東京インターナショナルオーディオショウ」で展示されたMusical Fidelityの「LS3/5A」。15Ω仕様であるだけでなく、サイズや素材についてもオリジナルに近い復刻であるとのこと。本国のサイトを確認すると、新「A1」のようなA級アンプと「Perfect combination」だと記されている。予定価格はペアで547,800円(税込)

「やっぱりそうなんじゃん!!」

思わず心の中で叫んでしまった。中の人もわかっていたのだ。「A1」と「LS3/5A」が相思相愛、黄金の組み合わせであることを。

「もう付き合っちゃえよ!!!」

実のところ、拙宅の初代「A1」はだいぶガタが来ていて、最近はガリや接触不良が頻発するようになっていた。また中古品を探すのもよいが、ミントコンディションを入手することは不可能に近い。だから、もし自分が新「A1」を導入するなら、「LS3/5A」も復刻版(いくつかのメーカーが製造している)に買い替えようかと夢想していたのだ。復刻版は復刻版で鳴らすのが筋ではないだろうか。そういえば、THORENS(トーレンス)の「TD124」も復刻したんだよなぁ。

あ、これって復刻沼にハマった?

心は決まった。先立つものはないが、「A1」が50周年を迎える前には、導入レポートをお届けできればと考えている。

秋山 真
Writer
秋山 真
音響の専門学校を卒業後、CDマスタリング、DVDエンコードのエンジニアとしてキャリアをスタート。2007年に渡米し、パナソニックハリウッド研究所(PHL)に在籍。ハリウッド大作からジブリ作品に至るまで、ブルーレイの名だたるハイクオリティ盤を数多く手掛けた。帰国後はオーディオビジュアルに関する豊富な知識と経験を生かし、評論活動を展開中。2019年からは日本オーディオ協会の職員として協会運営にも携わっている。
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柿沼良輔(編集部)
Editor
柿沼良輔(編集部)
AV専門誌「HiVi」の編集長を経て、カカクコムに入社。近年のAVで重要なのは高度な映像と音によるイマーシブ感(没入感)だと考えて、「4.1.6」スピーカーの自宅サラウンドシステムで日々音楽と映画に没頭している。フロントスピーカーだけはマルチアンプ派。
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