毎週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、ソニーのAndroid TV機能を搭載した4K液晶テレビ「BRAVIA X9300C」や、東芝のHDRフォーマット入力に対応する4K液晶テレビ「REGZA G20X」などが登場!
2015年7月4日(土)発売
4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビ。テレビ本体で「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」の4K放送を受信できるほか、YouTubeの4K動画の再生も可能。さらに、「ひかりTV 4K」(VOD)、「NETFLIX(ネットフリックス)」「4Kアクトビラ」など、さまざまな4Kネット配信にも対応する。
画質面では、画質を左右する三要素の「精細感」「色彩」「コントラスト」をより美しく表現するため独自開発したという4K高画質プロセッサー「X1(エックスワン)」を全機種に搭載。独自の超解像エンジン「4K X-Reality PRO」、豊かな色彩を再現する広色域技術「トリルミナスディスプレイ」、つややかな光の輝きを再現する高コントラスト技術「X-tended Dynamic Range」を「X1」がより的確にコントロールする。これにより、既存のHDコンテンツに加えて、さまざまな圧縮レベルの4K放送・配信コンテンツなどを、より美しい4Kアップコンバート画質や4Kネイティブ画質で再現するとしている。
さらに、全機種にAndroid TV機能を搭載。付属の音声検索機能付きタッチパッドリモコンを使って、スマートフォンのような感覚で、音声検索やテレビ操作が行える。また、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器から、コンテンツをテレビ画面に映し出して楽しめる「Google Cast」にも対応する。Googleアカウントを使って、「BRAVIA」がGoogle Playへアクセスし、好みのアプリケーションをダウンロードして大画面で楽しめる点も特徴だ。
音質面では、ハイレゾ再生に対応。放送の圧縮音声など2チャンネルの音源をハイレゾ相当(96kHz/24bit)にアップスケーリングする「DSEE HX」により、テレビ番組やネット動画を高音質で楽しめるという。また、クリアで伸びのあるサウンドを実現する「磁性流体スピーカー」を新たにサブウーハーにも採用した。
「BRAVIA X9300C」シリーズのラインアップをチェック
2015年6月30日(火)発売
液晶パネル背面全体に高輝度広色域LEDを配置し、広い輝度レンジを実現した「全面直下LED」によって、立体感のあるリアルで精細な映像を再現するという4K液晶テレビ。従来よりも高コントラストなHDRフォーマット映像のHDMI入力にも、バージョンアップで対応するとのことだ(2016年2月のソフトウェアアップデートで対応予定)。
機能面では、新開発の映像エンジン「4KレグザエンジンHDR」に加えて、地上デジタル・BSデジタル放送、ブルーレイソフトなどの映像も4K画素(3840×2160ドット)の緻密な映像で楽しめる「4Kマスターリファイン」を搭載。また、従来のレグザエンジン「CEVO」に比べて約3倍の処理能力を持ち、快適な操作性を実現するとしている。
また、好きな番組やネット動画をすぐに楽しめるという「みるコレ」サービスを加えたレグザクラウドサービス「TimeOn」に対応。お気に入りのジャンルや人名などから、録画番組やYouTubeの動画を一覧から選択して視聴できる。今後は、「ひかりTV 4K」「NETFLIX(ネットフリックス)」「4Kアクトビラ」などの4Kネット配信サービスにも対応する予定だ。
録画機能では、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを各3系統装備し、視聴している番組と放送時間が重なった2つの番組をUSB HDDに同時録画できる「BSも地デジも見ながらW録」に対応。さらに、新コンテンツ保護技術「SeeQVault(シーキューボルト)」にも対応した。
「REGZA G20X」シリーズのラインアップをチェック
2015年6月30日(火)発売
6型サイズの電子ペーパーを採用した電子書籍端末「Kindle Paperwhite」に新モデルが登場。新たに300ppiのPaperwhiteディスプレイを搭載しており、従来の「Kindle Paperwhite」の2倍のピクセル数でより高精細な文字表示を実現し、小さなフォントで多くの文字を表示しても読みやすくなっている。
また、ストレージの容量は4GB(使用可能領域約3.1GB)で、数千冊の電子書籍を保存することが可能(一般的な書籍の場合)。フロントライトを備えており、暗い場所でも読むことができる。
ラインアップとして、Wi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルを用意。本体サイズは117(幅)×169(高さ)×9.1(奥行)mm。重量は、Wi-Fiモデルが205g、Wi-Fi+3Gモデルが217g。バッテリー駆動時間は数週間(ワイヤレス接続オフ、1日30分使用の場合)。
「Kindle Paperwhite (2015)」シリーズのラインアップをチェック
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。