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今年は4K放送も! “3大夏フェス” を自宅で高画質・高音質に楽しもう!

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季節はいよいよ夏! 音楽ファンにとって待ちに待った夏フェスのシーズンがやってきた。行けるものなら、全国で開催される夏フェスに参加して、すべてのアーティストを制覇したいところだが、それは体力的にも、物理的にも難しい。そんな欲ばりな音楽ファンに提案したいのが、例年放映されているBS/CS放送で、夏フェスのライブ映像を楽しんでみること。高画質な4Kテレビや、手軽に設置できるサウンドバーを用意すれば、自宅にいながら、臨場感あふれる夏フェスの“興奮”を味わえるはず!

今年の夏も全国各地で野外ロックフェスが開催される。夏フェスシーズンを前にして、着々と準備を進めている音楽ファンも多いのでは?

2014年、BS/CS放送で夏フェスの映像はどれくらい放映された?

毎年7月から8月にかけてピークを迎える夏の野外ロックフェス。これから全国各地で夏フェスが開催されるが、本企画では「3大夏フェス」と称されるFUJI ROCK FESTIVAL(2015年7月24日〜26日)、SUMMER SONIC(2015年8月15日〜8月16日)、ROCK IN JAPAN FESTIVAL(2015年8月1日〜8月2日、8月8日〜8月9日)という老舗の夏フェス3つに注目し、「最新のホームオーディオを使って、夏フェスのライブ映像をいかに楽しめるか」という点を探っていきたい。

2015年の放映については現時点で未確定な部分が多いため、まずは、昨年の放映スケジュールを調査して、おおよその放映時間を計算してみた。なお、夏フェスのライブ映像は年間を通して、個別のアーティストごとに放送される場合もあるが、ここでは夏フェス終了直後の2014年8〜9月に絞って、主な放送局のみ集計した。例年通りであれば、2015年もおそらく、似たような内容とタイムスケジュールで放映されるだろう。



上記の表を参考にすると、生中継(無料放送含む)とダイジェスト放送を含めて、3大夏フェスの合計放映時間は90.5時間にのぼることがわかった。単純計算で、すべての映像を見るには4日近くかかるが、フェス会場への長い移動時間なども考慮すると、たった4日間で、合計9日間もある3大夏フェスのライブ映像を網羅できると考えれば、お得感があるのではないだろうか。

ちなみに、3大夏フェスのBS/110度CSデジタル放送の番組をすべてDRモードで録画・保存しておきたい場合は、各メーカーの製品によって異なるが、2TB以上のHDD容量が必要になる。

4K対応テレビを手に入れて、夏フェス映像を高精細に楽しむ!

夏フェスに向けて、今、テレビを購入するなら、やはり、4K対応テレビを購入するのがベターな選択だ。価格が安くなったフルHDテレビを狙うのもありだとは思うが、「夏フェスの映像をより高画質に楽しみたい+今後も長く使いたい」のなら、4K対応テレビのほうがいい。

というのも、4K対応テレビは、高精度な4Kアップスケーリング機能を搭載しており、ハイビジョン解像度の映像でも、非常に高繊細な4K映像に変換して表示してくれるからだ。その映像の精細感は、フルHDテレビでは味わえないものとなっている。「4K対応テレビは4K解像度の映像でないと価値がない」と考える方もいるかもしれないが、それは少し誤解している。今販売されている4K対応テレビであれば、4K解像度に満たない映像に対しても、4Kパネルのポテンシャルを引き出した高精細な映像を楽しむことができるのだ。

4K対応テレビであれば、たとえば、FUJI ROCK FESTIVALのヘッドライナーであるMUSEの3ピースとは思えない壮大なスケール感のライブ映像や、SUMMER SONICのヘッドライナーであるケミカル・ブラザーズのスペクタクルでド迫力のステージ映像、マリリン・マンソンのアブノーマルで過激なライブパフォーマンスだって、臨場感たっぷりに楽しめるはずだ。

以下、各メーカーの4Kテレビのラインアップの中から、50V型前後の画面サイズでコストパフォーマンスにすぐれる人気モデルを紹介しよう。これから4Kテレビを購入しようと考える人も含めて、ぜひ参考にしてほしい。

東芝「REGZA 55J10X」

上位モデル「Z10Xシリーズ」に匹敵する画質性能を持つ55V型4K対応テレビ「55J10X」

上位モデル「Z10Xシリーズ」に匹敵する画質性能を持つ55V型4K対応テレビ「55J10X」

55V型サイズとなる東芝の「55J10X」は、今もっとも人気の高い4K対応テレビのひとつ。価格.com「液晶テレビ」カテゴリーの売れ筋ランキング(2015年7月23日次点)は6位で、50V型を超える画面サイズの4K対応テレビの中では、ランキングトップに位置している。その理由は、高画質とコストパフォーマンスの高さにある。

画質面では、上位モデル「Z10X」シリーズと同様に、全面直下LED(直下型LED)を採用するのが特徴。パネルはIPSだ。画面直下に配置されたLEDバックライトの明るさを高精度に制御することで、高いコントラストで豊かな色再現を実現する。さらに、Z10Xシリーズと同じく、映像処理エンジンに「レグザエンジンCEVO 4K」を採用し、6144項目のデータベース参照と、64の色軸による高度なカラーマネージメントを行うことで、物体色が最明色を超えないような高度な色再現を実現する「4K広色域復元/64色軸カラーイメージコントロール」や、超解像技術とノイズ低減処理技術を駆使して、2Kだけでなく4Kも含めた、あらゆる映像を高品位に再現する「4Kマスターリファイン」などにも対応している。画質面での基本性能は、Z10Xシリーズに匹敵する内容だ。今後の4K放送や4K Blu-rayで採用される予定のHDR映像にも、2015年12月のソフトウェアアップデートで対応する。

ここまで充実した画質スペックを持ちながら、価格.com最安価格(2015年7月23日)は約18万円と、非常にお買い得なモデルとなっている。なお、4K放送チューナーは非搭載だが、4K配信サービス「ひかりTV 4K」には対応している。

ちなみに、東芝のラインアップの中では、画面サイズが50V型になるが、上位モデルZ10Xシリーズの50Z10Xにも注目してほしい。4K放送対応スカパー!チューナーも内蔵するうえ、最大6TB×2基の専用外付けHDDを使って、地上デジタル放送を最大6チャンネルまるごと録画できる「タイムシフトマシン」機能も搭載している。価格.com最安価格(2015年7月23日時点)は約24万円で、55J10Xとの価格差は6万円ほど。4K放送対応スカパー!チューナーを内蔵しているうえ、ワンランク上の機能を備えていることを考えれば、50Z10Xを選択するのもありだ。

 

ソニー「BRAVIA KJ-49X8500C」

ソニーの独自技術を結集した49V型4Kテレビ「BRAVIA KJ-49X8500C」

ソニーの独自技術を結集した49V型4Kテレビ「BRAVIA KJ-49X8500C」

ソニーの4K対応テレビの2015年の最新ラインアップは、直下型LEDバックライトを採用する75V型の「X9400C」シリーズ、エッジ型LEDバックライトで部分駆動に対応する「X9300C」シリーズ、スタンダードモデルの「X8500C」シリーズの3シリーズ。いずれも、プラットフォームに「Android TV」を採用し、音声で番組を検索したり、スマホの画面をテレビに表示することが可能。多彩なアプリを使うことも可能で、これまでのテレビにはなかった楽しみ方に期待ができる製品だ。さらに、3シリーズとも、4Kチューナーを内蔵しており、4K放送視聴が可能。「ひかりTV 4K」や「NETFLIX(ネットフリックス)」「4Kアクトビラ」といった4K配信にも対応している。

そんなソニーの最新ラインアップの中で今回ピックアップしたのは、スタンダードモデルX8500C シリーズの49V型KJ-49X8500Cだ。画質面では、上位モデルのようなLEDバックライトの部分駆動には対応しないものの、4K高画質プロセッサー「X1」や、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」など、ソニーの独自技術を搭載することで、上位モデルに迫る高画質を実現している。さらに、音質面でも特徴があり、放送の圧縮音声など2チャンネルの音源をCDクオリティ以上(48kHz/24bit)にアップスケーリングする「DSEE」を搭載している。

価格は、価格.com最安価格(2015年7月23日)で約22万円。4Kチューナーを内蔵し、Android TV採用による使い勝手の向上などを考慮するとコストパフォーマンスは悪くない。

 

パナソニック「VIERA TH-55CX800」

コストパフォーマンスの高さで人気の「TH-55CX800」

コストパフォーマンスの高さで人気の「TH-55CX800」

パナソニックの4K対応テレビのラインアップからは、コストパフォーマンスの高さで人気を集めている「CX800」シリーズの55V型モデル「TH-55CX800」をチョイスした。画質面では、プラズマテレビで培ってきた色再現技術「カラーリマスター」や、独自の「カラーマネジメント回路」で構成した、忠実色再現技術「ヘキサクロマドライブ」や広色域パネルといった特徴を従来から継承しつつ、新たにIPS液晶パネルを採用したのがポイント。従来以上に、広視野角で、コントラストの高い映像再現を実現している。

さらに、プラットフォームに「Firefox OS」を採用したのもトピックで、ホーム画面も「かんたんホーム」に刷新。従来以上に直感的で使いやすい操作を実現しているという。よく使うアプリや、接続機器、Webページを登録しておくことも可能で、次回の利用時によりスピーディーに呼び出すことが可能だ。

音質面も進化しており、新スピーカーユニット「ダイナミックサウンドシステム・PRO」を搭載。ウーハーとフルレンジをそれぞれ2個搭載し、クアッド・パッシブラジエーターや、ネオジウム磁石を備えた2Wayスピーカーシステム、40Wの高出力アンプによって、パワフルなサウンドが楽しめるという。

価格.com最安価格(2015年7月23日時点)は20万円程度。このモデルもコストパフォーマンスにすぐれる製品と言えるだろう。

 

シャープ「AQUOS LC-50U30」

スタンダードモデルながら広色域を実現した4K対応テレビ「LC-50U30」

スタンダードモデルながら広色域を実現した4K対応テレビ「LC-50U30」

シャープの4K対応テレビからは、比較的手の届きやすい価格帯のスタンダードモデル「AQUOS U30」シリーズを紹介しよう。ラインアップは、58V型「LC-58U30」、55V型「LC-55U30」、50V型「LC-50U30」、40V型「LC-40U30」の4機種をそろえており、その中でも、価格.com最安価格(2015年7月23日時点)が約16万7千円とコストパフォーマンスの高い50V型のLC-50U30をピックアップした。

LC-50U30は、高精細4K低反射液晶パネルを採用した50V型の4K対応テレビ。画質面では、広色域を実現した「リッチカラーテクノロジー」を搭載し、LEDバックライトと色復元回路で色再現範囲を拡大することで、自然で豊かな発色を実現。さらに、色復元回路には、赤・緑・青の光の3原色に加えて、補色となるマゼンタ・イエロー・シアンを組み合わせた「6軸カラーマネージメント」によって色の階調性を高め、暗い映像シーンでも、微妙な色合いをなめらかに描き分ける。

4K映像については、4K液晶パネル専用のテレビエンジン「AQUOS 4K-Master Engine PROU」を搭載し、新たに「4Kアクティブコンディショナー」を採用したことで、ノイズ感を抑えコントラスト感の高い4K映像を再現することが可能。また、「新・高画質4Kアップコンバート」回路も内蔵し、ハイビジョン放送やブルーレイディスクのフルHD映像を、臨場感あふれる高精細な映像に再構成して再生する。なお、LC-50U30は4K対応チューナー非搭載となっているため、4K放送を視聴するには、4K放送受信機器を別途用意する必要がある。ただし、4K配信サービス「ひかりTV 4K」には対応している。

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